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電言板

dengonban … diary & favorite

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入れ替え戦

2006年12月11日 | Jリーグ 0607-0612
対戦相手がヴィッセル神戸だったのは、J2で
3位になったチームだったから。別に意外なことでは
ないです。でも、そのチームの監督が松田監督だ
というのは、本来あり得ないはずでした。

意外どころか誰も想像できなかったと思います、シーズン前には。でも、
私としては今、どうしてそんなことになってしまったのかという思いより、
必然性すら感じています。

今年の5月、アビスパの監督を解任というニュースを知った時には、あまりの
突然のことに本当に驚きました。その上、理由は成績不振(数字の上で)と
だけしか伝えられず、発表のあとも疑問ばかりが残りました。

辞めさせる側の“苦渋の決断”が述べられる一方で、手塩にかけたチームでの
巻き返しを一心に考えていたであろう松田監督に対しての、人間味のある配慮は
何も感じられませんでした。Jリーグをずっと見てきた私でさえそう思ったのだから、
特に関心のない一般の人にとっては、3年がかりでJ1復帰を果たしてくれた監督を
なぜ? と感じた人は多かっただろうと思います。

解任は避けられなかったにしても、いちばん大事なものを損なってしまっていては、
サッカーの神様も終にはそうせざるを得なかったのかもしれない。運命のいたずら
などではなく、人間の心無い仕打ちが引き起こしたことのように思えました、私には。

9日、終了のホイッスルが鳴ってすぐは呆然と立ち尽くすばかりでしたが、ピッチに
座り込んだままの選手のうち、ユウスケ(田中選手)の姿が目に入ったあとはもう
堪らなかった。私もタオマフで顔を覆って座り込みました。ユウスケに泣かされたのは
2度目だよ。1度目は、一昨年のJ初ゴールを見届けた時思わず、といううれし涙
だったけどね。

選手たちのそんな純粋さに心洗われるからこそ、何があっても応援していこうとまた
力が湧いてきます。ハートのあるサポート、していこうと思います。
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