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おごじょの気まぐれ日記

人生いろいろあるけど、
すべてを楽しもうっていうのがモットー。

シレンとラギ

2012年06月28日 | ミュージカル・舞台

青山劇場での「シレンとラギ」


作 中島かずき
演出 いのうえひでのり

出演 藤原竜也 永作博美
    高橋克実

   三宅弘城 北村有起哉 石橋杏奈
   橋本じゅん 高田聖子 粟根まこと 
   古田新太


まさに劇団新感線の世界でした~

ストレートプレイだけれど、ダンスもあり、殺陣の動きに、音楽もありで、見る側の気持ちを解放してくれるそんな舞台です。
ドキドキ、わくわく、わぉー、えーーーーが続く。


まずはロック調の音楽に、舞台から客席へのまぶしい照明にびっくり。
逆光で舞台が見えないなか、ロックコンサートでも始まる勢いにテンションが高まる。
ド派手なオープニングは新感線だ~

藤原竜也君は舞台人ね~
台詞回しも動きもなかなかのもの。
1幕の終わりの桜吹雪の中で絶叫するシーンには鳥肌が立った。
これで舞台は終わり???と勘違いするほど、クライマックスなもりあがりでした。

永作博美さんは、映像でのお芝居には定評あるけど、舞台でもいい役者さん。
41歳とは思えぬ(失礼!)、身のこなしは美しい。

そして、いつも漂々としているおっとり系の高橋克美さん。
悪役も迫力あり。いつもとのギャップに驚いたけど、楽しかった~
あまりのオーラに、とても大きく見えました。演技力は凄い!

劇団新感線の顔の古田新太さんや橋本じゅんさんの演技はさすがね~
声も通るし、殺陣もうまいし、力を抜いた感じの演技もいい。
二人の絶妙な絡みは最高。

ストーリーはちょい苦手な分野もあったけど、太平記をベースにギリシャ神話を混ぜ込みながらのお話です。
笑いがところどころはさまり、重たい部分を中和しながら、迫力ある、スピード感ある舞台に仕上がっていました。

12月にはあのヒカリエのオープで『五右衛門ロック』が上演されるそう。
いのうえ歌舞伎をまた堪能したいわ。