プラド美術館 ゴヤ展へ
芸術の秋です。
上野の森は木々が色づき始めていて秋の雰囲気がたっぷり~
気持ちいい。

今回の展覧会の目玉は「着衣のマハ」です。

マハと聞いて、あれ?マヤじゃなかったかな@@
と疑問を持ちつつ、もしかして、「きんだいちゅう(金大中)」の読み方がいまは「キムデジュン」となったように、マヤもマハと言うスペイン語読みになったのではと推測。
さっそく、マハのスペルを確認すると「MAJA」でした。
MAJAの読み方が、スペイン読みになったのね、きっと。
いつものように音声ガイドを聴きながら一回り。
宗教画の多かった時代から写実的な絵画の始まりに位置したゴヤ。
それまでは、女性はニンフ(キューピット)やマリア様のような聖女として描かれていたのを、
「そんなことはない、女性は魔物だ」と言ったかどうかはわかりませんが、
欲と野望の塊という女性の本質をあからさまに表現したのがゴヤが初めてだったんだとか。
「着衣のマハ」も今までの女性像とは違う色っぽさと魂胆ありの下心を感じましたよー
この絵とペアで「裸のマハ」がありますが、今回はなし。
以前本場のプラド美術館に行った時にもロシアに貸し出し中とのこと未だ実物を見ず。
そのほか、なかなか興味深い絵画がいくつかありました♪
へぇーそんな事を表現しているの!?っていうのも。
演劇と同じように、作者の思いを絵にこめているのね。
版画で表現された当時の社会風刺的な作品集など、地味な印象を受けましたが、なかなか面白かったですよー