東京国際フォーラムにて。
ゲストの井上芳雄君目当てで、義母と友人との3人で行ってきましたが、
もう、予想以上にいいコンサートでした♪
今回のこのコンサートは「鹿賀丈史ver」もあり、それぞれゲストを交えての公演となっている。
二人は同じ頃、劇団四季で活躍したミュージカル俳優で、今年還暦。
さらに50周年を迎えるホリプロとのコラボで実現したコンサートとのこと。
普段からサービス精神旺盛で、茶目っ気たっぷりの市村のステージは始終笑いあり。
劇団四季時代のミュージカルナンバーを次から次へと熱唱。
「丈史がいたから、ソロが少ない」そうで(主役はほとんど鹿賀丈史だったそう)
市村は鹿賀丈史のまわりで、ダンスをしていたと、
「コーラスライン」の「ONE」では、ダンスを披露。
何人かのダンサーさんとのラインダンスでも、足もしっかり上がり、動きがずれていることもなく、すばらしい動き!
井上君もマイケルジャクソンの「This is it」の中で、オーディションを受けるダンサーが袖からどきどきとマイケルのダンスを見ているのと同じ気持ちだったと。
井上君は、中盤、市村と親子として共演した「モーツァルト」の「ボクこそミュージック」を歌いながら登場。
あ~素敵!!
そして、「モーツァルト」のなかの親子のシーンを再現。
二人で「赤いコート」「私ほどお前を愛する者はいない」を熱唱。
この時、
「芳雄君、これで11月からのモーツアルトの練習は済んだね」みたいな市村の発言。
え、えっ~
何しろ、帝劇で、今年の11月から「モーツァルト」の公演をだいぶ前に決定しているが、今だキャストは不明で、やきもきしていたので、
もしかしたら、井上君のヴォルフガングにまた会える?
先日もわざわざ韓国まであちら版の「モーツアルト」を見に行って来たようだし、
これは期待できるわ
その後、井上君は「ジーザス・クライス・スーパースター」から「彼らの心は天国に」。
ロック調の曲にシャウティング。
かっこよすぎる~
私がミュージカルを見るようになった時には、市村正親はお父さん役の年齢に達していて、表現力たっぷりの味のある役者さんになっていた。
歌声を聞くというより、セリフを聞く感じの表現者といった役者さん。
張りのある伸びやかな歌声の井上君に比べると、
ちょっとかすれた、年季の入った、味のある歌声だと思っていた。
ところが、
アンコールでの「オペラ座の怪人」の市村ファントムは、
鳥肌が立つような伸びのある歌声。
これは衝撃だった。
この1曲だけでも、このコンサートの価値があると思ったほど、すばらしかった!!
井上君がゲストでなくても、もう一度行って見たいと思った。