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おごじょの気まぐれ日記

人生いろいろあるけど、
すべてを楽しもうっていうのがモットー。

リベンジ!!!

2010年07月16日 | 井上芳雄君
先日、夫と娘を動員してもあえなく撃沈してしまった「DORAMATICA/ROMANTICA」
まさに、プラチナチケット


きっと、チケットを買えなかった人がたくさんいたのだろう。

追加公演が決定。
ありがたい!

ただし、一夜限り。
27日 渋谷C.C.LEMON会館にて。

FCでの抽選があり、めでたく当選。

やった~!!!


Love Letters@パルコ劇場

2010年07月03日 | 井上芳雄君


岡田ジャパンがパラグアイと決戦をする日、
私は『LOVE LETTERS 2010 20th Anniversary Special』を観にパルコ劇場へ出かける。

大変有名な朗読劇。
1989年にNYで初演、世界各地で上演されていて、
日本では今年で20年を迎え、延べ378組が読み繋いできたそうな。


登場人物はアンディとメッリサのみ。
舞台には、テーブルと二脚の椅子しかなく、
並んで座った、男優と女優が、
手にした台本を読み上げるだけの二時間・・・。


そして、この日は井上芳雄君と中越典子ちゃんの組み合わせ。


歌も音楽も、舞台セットも何もなく、淡々と台本を読んでいるだけなのだけれど、
2人の声のトーンや感情表現に引き込まれての2時間となりました。

中越典子ちゃんは、自由で気まぐれでわがままなメリッサが良く似合っていて、
真面目で勤勉家のアンディに井上君はぴったりで。

台本の内容は、50年間におよぶ長い時間に一組の男女の間を行き来した手紙で、
普通のことを淡々と延べながら、どこかで繋がっていて、時には親友の手紙であったり、恋人の手紙であったり。

2人の関係はお互い家庭を持っても、妻や夫とは違う大切な存在であり、
日常とは違う心の拠りどころのような関係に、2人の強いつながりを感じ、
ちょっと嫉妬心を持って観てしまいました。

妻の立場ですね~(笑)

読み手の違いで、また違う感想を持つだろうなと思わせる「LOVE LETTERS」でした。

そして、私もいくつか持っている捨てられない手紙を思い出したりしました。
両親から、子供たちから、夫から。
そして、内緒のものも・・・(*^^)v







クリエミュージカルコンサート

2010年06月27日 | 井上芳雄君


先の記事の「DORATICA/ROMATICA」のコンサートと同じように、
チケットの争奪戦が激しかったこちらのコンサート。

私はめでたく、FCで当選して、21日の公演に行けました。
シアタークリエの前では、「チケットを譲ってください!!」という看板を持った人まで。
すごい人気!

それもそのはず、このコンサートはミュージカルファンなら、お宝もの!!!
しかも、井上君はこの日のみの出演だから。
東宝ミュージカルを愛する人たちにとっては是非とも見たいコンサートでしょうー

なにしろ、出演者がすごい!
東宝ミュージカルオールスター祭といった感じ。

山口祐一郎、涼風真世、一路真輝、今拓哉、山路和弘、石川禅、シルビア・グラブをメインに、
笹本玲奈や新妻聖子、土居裕子がところどころ出演。

それに、スペシャルゲストとして、ドイツから、サブリナ・ヴェッカリン、パトリック・シュタンケの2人

この、実力ある豪華なミュージカル俳優たちで、「M.クンツェ&S.リーヴァイの世界」を歌うというわけだから、
人気でないはずがないコンサート。

1部では「マリー・アントワネット」の数々の名曲を、
2部では「レベッカ」「エリザベート」「モーツァルト」の曲を!!!

井上君は2部で「モーツァルト」の「僕こそ音楽」で登場。
大好きな曲なので、うっとり

そして、鳥肌がたったのは、山口祐一郎のトートと井上ルドルフの「闇が広がる」
山口祐一郎の太くて、安定した歌声と、井上君の伸びやかできれいな声のマッチ。
もう、すばらしいの一言。リピートボタンがあれば、押したーい!!!
何回聞いてもいいわ。

10年ぶりの共演とのことで、山口祐一郎は「あの紅顔の美少年がこんなに大人になって」みたいな感想がおかしかった。


山口トートってイメージが湧かなかったけど、なかなかいいじゃないと、
やっぱり「エリザベート」は見に行こうかなと思ったり。

エリザベートといえば、結婚して、舞台から遠ざかっていた一路真輝が久しぶりに出演した。
存在感も歌も健在。
彼女のエリザベートに井上ルドルフだったら、悩まず見に行くんだけれど。

最後に、モーツァルト出演者による「影を逃れて」
メインの出演者の歌声にかぶせる井上君のシャウトがとても良かった~

書きたいことがいっぱーいある、最高なコンサートでありました。

ただ、ひとつ残念だったのは、めったに風邪をひかない私が、咳ごほごほの状態だったこと。
2列目のセンターという初めての良席だったのに!!
咳が気になって、2部からは後方の端の方と交代してもらいました。
その席も悪くはなかったけど、ちょっと残念な体調だった

祝10周年!キャンディード2回目

2010年06月10日 | 井上芳雄君


楽屋口で待っているファンへ、必ず笑顔を向けて、一人ずつ握手をしてくれる井上芳雄君

ファンあっての僕と謙虚な姿勢で、ファンを大事にしてくれるこの誠実さが彼の人気の秘密でもあるのですが・・・
一緒に初入り待ちした友人の一人は、これでノックアウト!
すっかり井上ファンになってしまいました♪

その彼が、デビュー 10周年を迎えました。
おめでとう!

10年前の6月6日に「エリザベート」のルドルフ役で鮮烈にデビュー。
そして、10年後のこの日「キャンデード」で同じ帝劇に立っていて、
10周年を祝うファン倶楽部限定公演となりました。

10年たって、約2000人近く入る帝劇にファン倶楽部会員だけでいっぱいになるほどの人気者となりました。
私も友人も、S席が取れず、A席ということに、ただただ恐れ入るばかり。
公演チケットが取れにくいはずだぁ~

「キャンディード」終演後、ファン倶楽部イベントが。
井上君は、なんとルドルフの衣装で!
そう!私もこの役の井上君を見て、ファンになったんだわ~
あーなつかしい!

このお祝いに、公私共に仲良しの「新納慎也」くんが、森光子さんからの花束を持って登場。

新納君はデビュー作品のエリザベートでも共演をしていて、
素人に近かった井上君の様子 (当時芸大の学生だった)を面白おかしく披露。
高価な舞台装置を一緒に遊んでいて壊しちゃった話や、
不満や悩みなど、「膿を出せ~」と話を聞いてあげたことなど、
10年間を振り返り、貴重な話をたくさんしてくれました。
順調な中にも、挫折もあったのね~

その後、井上君は広い帝劇を歩いてくれて、直接質問を受け付け、
ふられた一人の方なんて、ボーっとしちゃって
「質問が吹っ飛んでしまいました。す、すてきですね・・・・」と。

わかるなぁ~

これからも、素敵な歌声を応援していきます






キャンデード@帝国劇場 1回目

2010年06月05日 | 井上芳雄君


さて、さて楽しみにしていた「キャンデード」の幕が開け、本日友人3人と観劇。

このところ、帝劇の席に恵まれています。
今日はJ列のセンター寄り。
今回はオーケストラがなんと、舞台上なので、ステージが近く感じられました。

フランスの思想家ヴォルテールの原作を元に作られ、思想的哲学的な内容なので、
難しいという印象の演目だけに、どうだろうかと心配しましたが、
今回の演出家ジョン・ケアードが台本を改定し、
とてもわかりやすい舞台になっていて、ほっ!
誘った友人たちにも好評で良かったです。


舞台上は至ってシンプルで、
箱がたったのひとつ。
そして、オープニングで床から天井へと天環?があがり、
それに呼応して床にもわっか。

たった、これだけのシンプルな舞台なだけに、
役者さんの演技の力量が試され、
その演技力によって観客はイマジネーションを働かせて舞台を楽しむことになります。

なにしろ、壮大なストーリー。
キャンデードが旅をしながら成長していく様を物語にしているわけで、
あちこちでいろんな事件が起きます。
それを、たった一つの箱とその中からでてくる布などの簡単なもので表現しているわけですから。

場面の切り替えもスムーズでテンポよく。
そして、アンサンブルの人たちとのバランスが、
1枚の絵画を見ているような感覚になったり。

ウィーンミュージカルのようなドラマっぽいミュージカルとも違い、とても斬新な舞台でした。

そして、この舞台が成功しているのは、キャストの実力。

市村正親は今や押しも押されぬ実力者。
コミカルで、歌もお芝居もうまく、観客をひきつけます。
ほぼ出ずっぱりで、膨大なセリフにはあっぱれ。
動きがバレーダンサーのようにきれいだなと思っていたら、
先日の「徹子の部屋」で、若い頃やっていたバレーをまた始めたとか。
恐るべし、60歳です。

そして、新妻聖子ちゃん。
まぁ、なんてきれいな安定した高音を出すのでしょー!
オペラっぽい曲を本当に美しく歌い上げています。
この役できっと何か賞を取るのでは?
ホント、すばらしいです。

そして、井上芳雄君!
力の抜けたいい感じでタイトルコールの「キャンデード」を演じています。
走ったり、泳いだり、ハードな動きの多い役です。
純真な青年から何かを学び取って成長していく様を演じています。

うっとりする歌声にはメロメロですが、
歌い上げる感じの曲が少なく、物足りなさを感じたのは、
回りの人たちもホント上手い人たちばかりなので、井上君の上手さが際立たなかったからなのかも。

阿知波悟美、坂元健児、村井国夫、安崎求、駒田一などなど、本当にすばらしいキャスト陣です。
市村さん以外は、皆さん、ちゃんとオーデションを受けられたようです。(井上君もね)
ジョン・ケアードのお眼鏡にかなった人たちのわけだ。

見る価値、大いにあり!今月27日までです。






風街ガラコンサート@オーチャードホール

2010年05月20日 | 井上芳雄君
松本隆の作詞活動40周年を記念してのコンサートが、「おはら祭」で賑わった16日に渋谷で開催。

2500曲もの作詞を手がけてこられたとか・・・
すごいなぁ~
詩があふれるように湧きだしてきて、あっという間に作れるんだそうで。

そのジャンルはロック、ポップスにとどまらず、
シャンソンやミュージカル、オペラなどまで多岐に及んでいるとのこと。

ということで、その記念すべきコンサートに出演したのは
青山テルマ・大人モード・持田香織・鈴木茂(ハッピーエンド)・太田裕美・斎藤由貴になどに加え、
クミコや小林沙羅(オペラ歌手)、そして井上芳雄くん

井上君は自分のアルバムにも納めている「瑠璃色の地球」と「内心 Thank You!」を熱唱。
「灯台で海を見つめる二人が、宇宙にまで思いをはせる壮大な曲に、僕は菩薩のような心になってしまう」と笑いを誘うコメントはさすが!(ファンびいきでなんでも褒める@_@)
「瑠璃色ってどんな色か知らないけど、今日来ているようなシャツの色だろうか?(青いシャツ着用)
歌いながらいろんな色に変わっていくのが、松本隆の詩の世界でしょう~」と上手くまとめたことに自我自賛のコメントにも会場から笑いが。

普段着っぽいポピュラー曲の人たちが真面目なコメントをし、正装っぽいお堅いクラッシクばたけの井上君が笑いをとるコメントをするというギャップに、
ファンとしてはたまらない魅力を感じるわ~(すみませんまたまたファンびいきの感想で)

このコンサート、井上君の魅力だけではなく、とてもいいものでした。
懐かしい記憶が呼び戻されるというか・・・

とくに太田裕美の「木綿のハンカチーフ」は、確か高校生のころ流行っていた曲で、
大学進学で横浜に出ることになった私に、友人がこの詩を書いてプレゼントしてくれたことがキュンと思い出されたり。
「都会の絵の具に染まらないで帰って~」の詩がありがたくて。
あれから、30年あまり・・・アハハ

ついさっき、おはら祭で高校の同級生に会ったばかりだったから、余計にこの曲は胸にしみました。


さらに、サプライズも。

先日ショパン・ピアノソロ全166曲を全曲暗譜で演奏し、ギネスに登録された、あのピアニストの「横山幸雄」さんもピアノ伴奏で出演されていて。

そして、ラジオを聞きながらいつもどんな人かなぁと興味深々だった秀島史香が司会(登場するまで知らなかった@@)
ラジオ番組の相方のピストン鈴木?の無茶ぶりや下ネタエロトークを上手にかわしながらまとめていく才能に感心していたから、
司会として登場して来た時には、お、おっ~と声をあげてしまいました。



とても温かな気持ちになれた、いいコンサートでした。
はなまるね~


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やっぱりウィーンが似合う~

2010年03月14日 | 井上芳雄君
 「Frank & Friends/MITSUKO」


このところコンサートづいている。
今日も井上君の伸びやかな歌声を堪能

今回は「ブロードウェイ音楽家フランク・ワイルドホーンと、日本で彼の作品を演じた名優達が共演する珠玉のステージ!!」と言うキャッチのコンサート。
まさに、タイトルどおりの「フランク&フレンズ」
オーチャードホールにて。

ワイルドホーンと言えば、あの「ルドルフ」のそして、去年見た「シラノ」の作曲家でもある。

このステージは2部構成になっていて、
まずは「MITSUKO」~愛は国境を超えて~

5年前のウィーンで日本・EU市民交流年を記念して、1日限りのミュージカル・コンサート「MITSUKO]が開催された。
そのコンサートの日本での再演というわけだ。

MITSUKO(光子)って?

映画『カサブランカ』のラズロ役のモデルともいわれる、
パン・ヨーロッパ運動の創始者EUの父
リヒャルト・クーデンホーフ・カレルギーの母親は日本人だった。
それが、光子・クーデンホーフ。
「MITSUKO」はその彼女の数奇な運命の物語。

物語は、1938年にナチスの手を逃れて亡命する
リヒャルトの回想で語られていく・・・
今回はナレーションでストーリーが語られ、歌が入っていくというコンサート形式。

光子役を宝塚出身の安蘭けいさん。
声量もあり、高音もきれいで上手い。

その息子リヒャルトを井上くん。
どこかしら、苦悩する姿、変革を求める気持ち、親との確執など「ルドルフ」とかぶる。
伸びやかに歌い上げる曲が多く、これぞ井上君の真骨頂。
やはり、ウィーンが似合う男だわ~!

父親役にはウィーンから「マテ・カマラス」氏
堂々たる歌いっぷりは本場のオーラが。

そして、6人のアンサンブルの質の高いこと。
特に宝塚出身の岡本茜さんは注目度大。

2部はまた楽しくって。
この日のゲストのマルシアさん・田代万里夫君・笹本玲奈ちゃんを加えてワイルドホーン作曲のメドレー。

マルシアさんが「ジキルとハイド」から2曲。
初見だが、予想外に上手い!
トークも面白い。

井上君と玲奈ちゃんとくれば、「ルドルフ」
井上君の「私という人間」は迫力たっぷりで、感動的
2人の「I Was Born Love You ただ君のために」のデェットも最高~

「スカーレット・ピンパーネル」で登場した安蘭けいさん、宝塚の男役ばりばりでかっこいいの一言。
これが宝塚の魅力なのね~

そして、ワイルドホーン自身のピアノ伴奏で。
どの人も相当な歌唱力。もう、すばらしい!!
それぞれの出演者とのワイルドホーンさんとの会話も、面白く、楽しんでいる様子が良かった~
特に井上君はこの日もトーク炸裂。
一番気安く、ワイルドホーンのことを熊みたいな人でしょう?と言ってみたり・・・ワイルドホーンも井上君を連れて帰りたいですって!
こまりますよ、それは。

このコーナーの井上君と安蘭さんのデェット「Never Say Goodbye 」は2人の声質がマッチして、もう最高の盛り上がり。

2011年春に安蘭けいさん主演(他のキャストは未定)でミュージカルの「MITSUKO」の上演が決定している。
是非とも井上君に息子リヒャルト役をお願いしたい~

ロビーには
森光子さんから



それぞれのコンサート 市村正親ver.

2010年03月08日 | 井上芳雄君


東京国際フォーラムにて。
ゲストの井上芳雄君目当てで、義母と友人との3人で行ってきましたが、
もう、予想以上にいいコンサートでした♪

今回のこのコンサートは「鹿賀丈史ver」もあり、それぞれゲストを交えての公演となっている。
二人は同じ頃、劇団四季で活躍したミュージカル俳優で、今年還暦。
さらに50周年を迎えるホリプロとのコラボで実現したコンサートとのこと。

普段からサービス精神旺盛で、茶目っ気たっぷりの市村のステージは始終笑いあり。
劇団四季時代のミュージカルナンバーを次から次へと熱唱。
「丈史がいたから、ソロが少ない」そうで(主役はほとんど鹿賀丈史だったそう)
市村は鹿賀丈史のまわりで、ダンスをしていたと、
「コーラスライン」の「ONE」では、ダンスを披露。
何人かのダンサーさんとのラインダンスでも、足もしっかり上がり、動きがずれていることもなく、すばらしい動き!
井上君もマイケルジャクソンの「This is it」の中で、オーディションを受けるダンサーが袖からどきどきとマイケルのダンスを見ているのと同じ気持ちだったと。

井上君は、中盤、市村と親子として共演した「モーツァルト」の「ボクこそミュージック」を歌いながら登場。
あ~素敵!!

そして、「モーツァルト」のなかの親子のシーンを再現。
二人で「赤いコート」「私ほどお前を愛する者はいない」を熱唱。

この時、
「芳雄君、これで11月からのモーツアルトの練習は済んだね」みたいな市村の発言。

え、えっ~

何しろ、帝劇で、今年の11月から「モーツァルト」の公演をだいぶ前に決定しているが、今だキャストは不明で、やきもきしていたので、
もしかしたら、井上君のヴォルフガングにまた会える?
先日もわざわざ韓国まであちら版の「モーツアルト」を見に行って来たようだし、
これは期待できるわ

その後、井上君は「ジーザス・クライス・スーパースター」から「彼らの心は天国に」。
ロック調の曲にシャウティング。
かっこよすぎる~

私がミュージカルを見るようになった時には、市村正親はお父さん役の年齢に達していて、表現力たっぷりの味のある役者さんになっていた。
歌声を聞くというより、セリフを聞く感じの表現者といった役者さん。

張りのある伸びやかな歌声の井上君に比べると、
ちょっとかすれた、年季の入った、味のある歌声だと思っていた。

ところが、
アンコールでの「オペラ座の怪人」の市村ファントムは、
鳥肌が立つような伸びのある歌声。
これは衝撃だった。
この1曲だけでも、このコンサートの価値があると思ったほど、すばらしかった!!


井上君がゲストでなくても、もう一度行って見たいと思った。

2009年ミュージカル・ベストテン

2010年02月11日 | 井上芳雄君
         

わたしの愛読書のひとつ「月刊ミュージカル」

一般書店で扱っているところが少ないのでお取り寄せしています。
ミュージカルやタカラヅカ情報など満載。
内容にはかなり偏っていて、ちょっとマニアックな雑誌です。

2月号は今年も恒例の「ミュージカル・ベストテン」が発表。
評論家やジャーナリストなど22名ほどの方たちの選出です。

じゃじゃーん~
ミュージカルュージカル男優部門で「井上芳雄」くんが、初めて1位ににランキング~
おめでとう!!!

いつも市村正親さんを抜けず、2位に甘んじていたので、
本当に嬉しいです。

ミュージカルの実力は相当なものですが、
井上ひさしの「組曲虐殺」などの出演で、ストレートプレイの力もついてきたことの評価でしょう。

作品ベストテンは
1位「COCO」2位「アイーダ」3位「この森で、天使はバスを降りた」4位「春の目覚め」5位「ジェーン・エアー」・・・・
3位の「この森で~」は見た作品なので、なんだか嬉しい。

そして1位の「coco」は見逃したことが残念。
この主演の鳳欄さんは女優部門でも1位だったし、先日発表された読売演劇大賞でも最優秀女優賞を受賞。
これは見るべきだった~

見るのを迷っていた5位の「ジェーン・エアー」も松たか子がとても評価されていたし、
WOWでみた芝居大好きの友人も再演があったら「絶対見るわ」と言っているので、こちらも悔やまれる。

読売演劇大賞と言えば、「組曲虐殺」でのピアノ演奏の小曽根 真さんが最優秀スタッフ賞を受賞。
これも嬉しいニュース。
「組曲~」の共演以来、井上君はとても仲良くしているようで、
4月に『シベールアリーナコンサート「お芝居と音楽の素敵な関係」』という
小曽根真、神野三鈴、井上芳雄のコレボレーションコンサートを行なうんだそうで。
ただ、山形なのよね・・・


音楽や映画でもグラミー賞やアカデミー賞など発表のこの時期、
私には舞台関係のこれらの賞が気になる季節です。

そして、あれこれ観劇のスケジュールを考える幸せな時でもあります

届かなかったラブレター

2010年02月11日 | 井上芳雄君
もぉ~うっとり
久しぶりの井上芳雄君の生声にめろめろ。
「世界でひとつだけの花」も「瑠璃色の地球」も「見上げてごらん夜の星」も
歌う人でこうも違うのかと感動。

とーっても幸せな気分で帰ってきましたー


今日は「届かなかったラブレター コンサート」
Bunkamuraオーチャードホールにて。

去年に引き続きの2回目のコンサートでしたが、
今回は、徳光和夫さんと上柳昌彦さんの「語りの達人」が加わり、
さらにバージョンアップ。
情感豊かに想いのこもった公募された手紙を朗読。
さすがに読みも上手く、声もいい!
MCも絶妙。

そして、その手紙の朗読にかぶせて、すばらしい歌をクミコさんと井上君が。

去年のこのコンサートのために作られたという「車輪」は、
井上君とクミコさんのデュエット曲。
メロディーも詩もグッド!のうえに、二人のハモリがもうたまらない!!!!
さらに、二人が歌う「私の青空」も鳥肌が立つほどの感動。

手紙の内容に、歌の力に、涙をこぼしたり、
4人のトークに大笑いしたりと、とーってもハートウォーミングな時間をすごし、
感情が開放された感じが。

帰宅後も井上君の歌声が頭の中をぐるぐる回り、
全員にプレゼントされたCDをさっそくかけながら、
余韻にたっぷり浸りたいところ、
晩ご飯の支度が待っているのでした

あっという間に日常に引き戻されますが、
このコンサートの余韻で、しばらくは元気だわ~