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おごじょの気まぐれ日記

人生いろいろあるけど、
すべてを楽しもうっていうのがモットー。

やっぱり行ってしまった~

2010年12月24日 | 井上芳雄君


やらなければならないことが山積みの年末で、
3回目のモーツァルトは無理かなとあきらめていたら、
夫が今日の祭日は仕事だと言う。

それなら!

と、おけぴをチェックしたのが、朝の10時。
今日23日のチケットが数件、まだ救済されるのを待っていて、
その時間から受け取りが可能な人と交渉を始める。
12時開演なのに!?
大丈夫かと自分でも半信半疑。
しかしー驚くべきことに、なんとか間に合ったのだった。
恐るべし、ネット社会!

この数日、どうしようとさんざん迷いながら、無理だとあきらめていた私を見ていた娘に
「やっぱりモーツァルトに行ってくるわ!」と宣言したら、おおいに驚く。

その上、私が始めていた大掃除の一環のカーテンの洗濯を、
押し付けられちゃって。(ゴメンね
帰ってきたらきれいに窓にかけられていました。
ありがとう~♪


我ながら何というフットワークの軽さだ~と感心しながら?
3回目を楽しんだのでした。

モーツァルトでは、出演者の全員がヨーロッパの中世のクラシカルな服装なのだけれど、
ヴォルフガングだけがブルーデニムでラフな格好。
それに宮廷服を合わせて、近代的なヴォルフとなっている。
これは日本だけのものだそうだが、
普通の音楽好きの男の子が大変な才能を持ってしまったらどうなるかというこのミュージカルの本質に合っている。

「並みの男じゃない」などロック調の曲もあったりして、この衣装が映える。
この時の井上君のダンスもなかなかいけるのよね~

涼風真世は美しく、
高橋由美子と市村正親のハーモニーもうるうると
そして、演技はもう一つだけど、歌が上手くなったヒロ。
アンサンブルの人たちもすばらしい。
演出も話の構成もすばらしく、
明日24日が東京公演の千秋楽とは残念

次のモーツァルトも是非、井上君でお願いしたいが・・・・


今日のプリンスロード(出待ちの人)は凄い人数でしたが、いつもの丁寧な対応に感謝!
しっかり握手してもらいました。











モーツァルト2回目@帝国劇場

2010年12月20日 | 井上芳雄君
何回見ても、魅力がますます増す「モーツァルト」

大学生の頃見た「アマデウス」では江守徹がモーツァルトを演じていたが、
あのモーツァルトにしても、映画の「モーツァルト」にしても、
軽薄で、いやらしくて、下品で、だらしなくて
絶対、結婚したくない男、ナンバー3くらいだけれど、
井上モーツァルトは、上品な、才能溢れる、人間的な男性。
ちょっとだけ、だらしない面も見せるけど、このモーツァルトだったらいいわと思う

さて、今回は私の芳雄君話しに刺激されて、井上君デビューの友人と、娘と出かける。


私の回りの芳雄君ファンの友人たちが、それぞれ友人を連れて行くと、
その友人たちが泣いていたというメールをくれていれ、へぇーと思っていたのだけれど、
なんと、同じく、私のその友人も涙を流しておりました。

やっぱりね~
井上君のモーツァルトだものね。

Wキャストの山崎君のも観たいけど、それだったらもう一回井上君を観ようと思ってしまう。

クライマックスで、モーツァルトが死んだ後、出演者がほぼ全員で「影を逃れて」を歌っているところに、
井上モーツァルトが現れて、ハモるあの瞬間、アドレナリンがばぁーと溢れて、胸がしゅんとなり、鳥肌が立つ瞬間。

たまらない!

もう1回観たいなぁ~という気持ちが日増しに強まり、
それに、出待ちで、「何回見てもいいですね~」って話したら、
「何回でも観に来てください」って、井上君に言われちゃったしね

あー、残り少ない公演に、仕事と家事と様々なことが多くって。
悩ましい~

「モーツァルト」@帝劇

2010年11月15日 | 井上芳雄君



堪能してきました~井上ヴォルフガング
やっぱり、いいなぁ~

4回目の再演となる「モーツァルト」に、井上君は4回目のヴォルフガング続投。
毎回、新たな魅力を感じます。

自由になりたい人間モーツァルトと才能のアマデ。
この葛藤に、親子の葛藤や支配者との確執などが絡まって、すばらしい作品となっています。


彼の数々の出演作の中で一番好きな演目で、大好きな曲も多く、
♪僕こそミュージック♪は、井上君の伸びやかなきれいな声がぴったりな名曲。
酔いしれるわ~

さらに圧巻は♪影を逃れて♪
アンサンブルと井上君のソロが響きあって、なんというハーモニーなんだろう

涼風真世(Wキャスト)演じるヴァルトシュテッテン男爵夫人が歌う♪星から降る金♪も、
自由になりたいヴォルフガングとそれに危うさを感じる父レオポルト(市村正親)との間に立って
「かわいい子には旅させよ」という父親を諭す静かな歌。
ヴォルフの気持ちも、父の愛情もわかるから、泣けます

山口祐一郎のコロラド伯爵は迫力あり、裏地が金色のマントを颯爽と羽織って、さすがの存在感あり。
レベッカのあの役より絶対似合っている。

そして、唯一、懸案だったHIRO
前回の演技があまりにショックで
今回は、♪愛していれば分かりあえる♪の、あの、あの、とーってもいい曲を井上君と上手く歌えるかーと。
まだまだSPEEDですが、以前よりは良くなっていました(ホッ!)


アマデの坂口君は小学3年生。
初めての共演だとカテコで井上君が紹介してくれました。


この日は友人6人と観劇。
あいにく2階席でがっかりしたのだけれど、舞台の全体が見渡せて、人もものも動きがみえて案外面白かった~

床面に何か描いてあるのが見え、立ち位置の印が書いてあるのかなと思ったら、それは、床面いっぱいに描いてる大きな楽譜だった♪
よく観察したら、そのほかにもあちこちに音符がさりげなく描かれてあった。
2階席はこんな楽しみがあるのだわ。

観劇後はいつもの出待ち   
最近、井上くんに恋に落ちた友人と待つ。
相変わらずの笑顔で、ファンに応える誠実さにうっとり。

その後、銀座西洋ホテルのケーキバイキングに場所を移し、目一杯おしゃべりをして楽しい週末となりました-★


モーツァルト親子、奈良へ出張

2010年10月12日 | 井上芳雄君
モーツァルトの練習中の市村、井上親子は、奈良への旅へ、そして万葉人に。

国会中継のため、1日遅れとなった「平城遷都1300年記念祝典」の放映。

秋晴れの美しい空の下、
美しい歌声が平城宮跡に響き渡っていました。


防人に扮した井上君、案外と似合うじゃない。
プリンスの格好もいいけど、万葉人もいい。

声質が万葉言葉とマッチして、美しい~




当時の風習や万葉言葉は
併せて見た、NHKの「大仏開眼」でも感じた、日本であって、日本でないような空気感を漂わせ、
百済や唐の文化を色濃く感じる。


「あおによし 奈良の都は咲く花のにおうがごとく 今さかりなり」

雅な時代を少しだけ感じた秋の1日でした。


この写真は、夏に訪れた大極殿です。

 





明日に延期

2010年10月08日 | 井上芳雄君
「モーツァルト!」の開幕直前イベントの抽選にはずれ、だいぶ凹む。

が、今日はNHKで「遷都1300年祭」の生放送があるではないかと気を取り直し、
昨日録画予約の最終チェックをしてみたら、番組表から消えていて、「国会中継」となっている。

あれ???

日を間違えたか?と、NHKのHPなどで確認したけど、10月8日(金)で正しい。
FCサイトでも変更のお知らせないし・・・

国会中継の間にやるのかな?と思っていたら、
井上君のブログで、
10月9日(土)NHK総合15時50分~16時30分に時間が変更になったとのお知らせ。

もう少しで、ミスするところだった~

生中継のこの番組を割愛までの国会中継。
是非とも実のある国会をお願いしますわー



井上芳雄君が万葉人に

2010年09月25日 | 井上芳雄君
平城遷都1300年記念事業の一環として、
10月8日「記念式典」が開催されるのだそう。

その式典に井上君も出演すると、先日のコンサートで告知してくれました。
その日、飛び入り参加の市村正親さんも一緒です。

どんな感じなんだろうと、ぐぐってみたら、
式典の式次第を発見→

市村さんが大伴家持、井上君は防人部領使(さきもりのことりづかい)となって、万葉歌を歌うんだ~

天皇陛下も臨席の厳かな式典の模様。

関係者しか会場には入れないらしいが、NHKで全国放送される予定です。

NHK総合テレビで全国放送(11時05分~11時54分)

見逃さないように、要チェックだわ!





10周年記念コンサート千秋楽

2010年09月21日 | 井上芳雄君
いやいや、今回もチケット代以上に楽しかったこのコンサート。

スタート曲の「ようこそ劇場へ」で、舞台に引き込まれます。


1部は井上君が「幸せの王子」という舞台(仮想)の出演30分前の楽屋という設定。

そこで、井上君がミュージカルナンバーをのびのびと楽しそうに歌い繋いでいく。
ミーマイではサリーの代わりにかわいらしい人型のふうせんを相手に。
ひとり「闇が広がる」は何回見ても、うっとりだし・・・

そして、2部は、井上君のおしゃべり炸裂!
もちろん、歌も!
マイケル・ジャクソンに尾崎豊、斎藤和義の曲など、
バラード調、ジャズ、ロックなどさまざまなジャンルから。
大好きな「Time to say Good Bye」も。
これは、今日までの自分に別れを告げて、さあ、またがんばって行こうと言う、再生の歌だそう。

今回のゲストは石丸幹二さん
同じ芸大出身で、しかも同じ先生の門下生同士だそうで。(その恩師も客席に)
キャッツを見てミュージカル俳優になりたいとの夢を持った井上少年は
パンフに載っている出演者のプロフィールから芸大出身者が多いことに気がつき、
ミュージカル俳優になるには芸大へ行けばいいんだと、道を決めたとか。

そんな芸大出身者のなかでも石丸幹二さんのことを目標にしていたそうで、
途中、劇団四季と東宝系に道は別れてしまったけれど、また、ここで交差することができたと
初共演を大変感慨深く思っている様子。

そして、お2人で、またまた「闇が広がる」
石丸さんは、まさに、今、帝劇で「トート」熱演中の身。
現トートと初代ルドルフの夢の共演

私は今年、何パターンでこの曲を聞くのか!と幸せに酔いしれながら、
この2人の「闇が~」も、心揺さぶられる。
一夜限りなんてもったいなーい。

そして、ソロで「This Is The Moment」(ジキルとハイド)を披露。
これも、良かった!!
さすが、四季の元看板スター。
いいお声です。

この時点で、心満タンなのに、
さらにアンコールで驚きのサプライズ。

赤い、モーツァルトのコートを着た井上君が登場。
袖から「キャンディード!、いや、違ったヴォルフガング!」と言うあの人の声。
そう、市村正親さん、登場~ 
すごーい!!
会場がどよめきました。ほんとにサプライズ!!!

市村さんの「それぞれのコンサート」で、ゲスト出演した井上君に、お返しに君のコンサートにも行くよと言っちゃっていたので、
ファンはわくわくしていたのに、10周年記念コンサートの予定には市村さんのお名前をなく、
やっぱりムリだったのかぁーと思っていたところ、
ちゃんと守ってくれたのですね~

しかも、予告なしの突然の来場だったようで、島健さんのピアノだけの伴奏でしたが、
おもしろ、おかしいトークと、ちゃんとしたセリフがグチャグチャになりながら、お2人の息のあったアドリブに
「赤いコート」「私ほどお前を愛するものはいない」の2曲をデェット。
アンコールにスペシャルすぎます。

井上君は、まだ経験の浅かった頃、主役級の立場に、観客をいっぱいにしないといけない重圧に耐えかねて、
市村さんによく愚痴(弱音)を言っていたそうで、
その時の言葉が本当に救いになったと言う話を披露しながら、
途中声を詰らせてしまうと言う場面には、ほろり。
涙で話せなくなったのを市村さんが引き継いで当時の様子を話してくれましたが、
井上君はほんとうにいい共演者に恵まれているなぁと。

本人もこのコンサート中、たくさんの人に支えられてここまで来たことに感謝と強く言っていましたね。

才能+努力、人柄を含めての、10年間の成功だったと思います。
10周年、おめでとう~
これからもいい夢を私たちにお願いね~

今日のプリンス通りは人が多すぎて、握手なしでしたが、きちんとファンに対応してくれました。
ありがとう~

帰りは、会場で会った近所のママ友(お互いFC会員)と、コンサートの感想にお芝居の話を思う存分しながら帰ったのでした。
いつも、観劇後の感想を話す相手がなくて。
家では適当にしか聞いてくれないし、この感動を分かち合えないのよー
いつも消化不良気味なので、今日はそれも含めて、幸せな気分になりました♪

次は11月のモーツァルトだぁ~








井上芳雄10周年記念コンサート@青山劇場

2010年09月19日 | 井上芳雄君
待ちに待った井上君のコンサート。


歌に演技にダンス、タップも踏んで、ギターを弾いての、井上君魅力全開コンサートでございました

前半は、この10年間に出演したミュージカルの代表作を熱唱。
どれもこれも、大好きな曲ばかり♪

ショー全体にストーリーを持たせていて、こった演出はなかなか贅沢。

中でも衝撃的だったのは!
井上君ひとり「闇が広がる」(エリザベート)
この曲はトートとルドルフのデェット。
先日、城田優君と伊礼彼方君のを聞いたばかりでしたが。

なんと!!

トートもルドルフも井上君が一人で。。
ちゃんと井上君用に誂えたかつらと衣装に、2時間もかけてメークしたトートは、スタジオで撮影した映像。

これがまた、すばらしくよく出来ていました~

このコンサートで一番お金がかかっているとか。
この映像をバックに、井上ルドルフが歌うという、ファンにはたまらない演出でありました。

ルドルフもまだまだいけるけど、将来的にはトートもあり?と、大きな期待を持つことになりました。

この日、ゲストの初風諄さんのエスコート役で来ていた、東宝の岡本プロデューサーへ、この演出はトート役への大きなアピールとなった模様です。
きっと、いつか実現するでしょう~

この日はファンク倶楽部貸し切り日で、
終演後、初風諄さんと、岡本プロデューサーと井上君のトークショーあり。

前半のミュージカルの演目はほとんど岡本さんのプロデュースだとか。

「この10年、井上芳雄には随分食べさせてもらったなぁ~と改めて思います。
しいては、ここにいらっしゃるファンの皆様に食べさせてもらったことになります。
お礼を言いたくてここにいます」と。
そして、すばらしい、サプライスなプレゼントを。(内緒にってことなので)

初風さんは、井上君デビューのエリザベートの共演から、母親のような、おばあちゃんのようなスタンスで見守ってくれているようです。

お2人とも、娘がいたら井上君に嫁がせたいと思うほど好青年であると評価してくれているようだし、
岡本さんなんて「忘年の友」(年の離れた友人)と思っているとか。
愛されていることがとてもよく伝わってきました。

さらに、この日、会場にはレベッカやミーマイ、ウェディングシンガーなどの演出をしている山田和也さんがみえていて、
サプライズの登壇。
山田さんは、「ポスト井上芳雄がこの10年現れなかったってことは、あなたは特別な人なんだと思う。」
という最高の賛辞に、ファンとしてはポロッときてしまいました。

この山田さんのブログもいいです~

この日は娘が同行。
いくつかの作品を見ているし、家で散々音楽を聴かされているので、知っている曲も多くて、楽しかったとの感想。
この会場で会った私の友人が5回もこのコンサートに通うという話を聞いて、目を丸くしておりました。

これで、私も千秋楽に行きやすくなりました~(笑)










DRAMATICA/ROMANTICA@C.C.LEMONホール

2010年07月28日 | 井上芳雄君


どうしても行きたかったけど、チケットが手に入らなかったので、涙していたら、
追加公演が実施され、まさにご褒美のような一夜。

彩吹真央・金志賢・知念里奈・新妻聖子の女子4人に男性は井上君が1人加わって(ゴレンジャーだとか)の「SONG SHOW」という新しいスタイルのステージで。

ポスターやチラシからしてかっこよかったけれど、


本番もこのポスターどおりのかっこよさ。
セクシーで大人の色気たっぷりで・・・

出演者も大体30代?ぐらいの同年代ですが、この斬新なステージを企画演出したのも小林香さんという同年代の女性。
ショー・クリエーターとして活躍中とのこと。センスいいのです~
照明とかスクリーンの使い方とか本当にかっこよくて、曲の選択から、時間の使い方まで、
まさに若さあふれる、これからの日本のエンタメの可能性を感じさせた素敵な公演でした。


1部の「DORAMATICA」では、ミュージカルや映画の曲を、
2部の「ROMANTICA」では、クラシカル・クロスオーバー、ゴスペルな曲を、
5人がいろいろな組み合わせで歌ったり、ダンスをしたり。
それぞれの個性を、そして、普段とは違う一面を引き出すような演出にはドキッとさせられました。
ソロもいいけど、この歌唱力ばっちりの5人が声を重ねると、とんでもなく素敵な曲に仕上がるのだわ~

新妻聖子ちゃんの「ラ・マンチャの男」は男前に、
「Time To Say Goodbye」はサラ・ブライトマンに引けをとらず、
聖子ちゃん、本当に上手い!と突出した歌唱力にほれぼれしていたら、
後半からデュエットする井上君の歌声にはさらに驚き、
やっぱり上手い!!とガッツポーズをしました~

宝塚退団後、初舞台の彩吹真央さんは男役だけあって、男性2名?と思うほどかっこよく、Angelが良かった~
知念里奈ちゃんはこんなに歌が上手かった?と思う成長ぶり。Cinema Italianoはなかなかのもの。
You Raize Me Upも好きな曲ゆえ、期待を裏切らず。
金志賢さんは初見。韓国の方で低音のハスキーボイスが色っぽくて、Listenは鳥肌もの。 
Joyful Joyfulのゴスペルは迫力あり。ホンモノです、この人も。


全ての曲をリピしたい!と誰もが思うほど、
ミュージカル界のトップソリストたちの共演は贅沢な時間でした。

DVD化されれば本当に嬉しいが、
なんと!
カテコで、再演があるようなことを井上君が発言!!

う~ん!そうこなくっちゃね。




おのぼり物語

2010年07月25日 | 井上芳雄君
井上芳雄君の出演映画3作目です。
しかも、今回は主役!!

ミュージカル俳優と思いきや、映画スターでもあるのですよー

この映画はカラスヤサトシの次のマンガがベース。
明らかに、ビジュアルが違い過ぎるでしょう?井上君と。

おのぼり物語 (バンブー・コミックス)
カラスヤ サトシ 竹書房
おすすめ度の平均: 4.5
4 映画化決定記念に投稿
5 お勧めです。
1 本当につまらないです。
5 最もカラスヤサトシらしい作品
3 ハプニング的なおもしろさ
">

何とも情けない地味な主役を演じているのですよ。
あの、ミュージカル界のプリンスが!!
オーラもまったくなし。
どうして、この役を井上君にしたのだろうか??

パンフレットを見て、わかりました。
パルコ劇場での井上君のお芝居を観たプロディーサー始めこの映画の関係者たちは、井上君主演で映画を作りたいと思ったのが始まりだそうな。
そして、この原作が選ばれ、監督が選ばれ、作品に仕上がっていった模様。

舞台のオーラたっぷりの井上君を見て、この情けない役に当てはめるなんて、
多分、ちょっと情けない役だった「トライアングル」の舞台を観ての決断だとは思うけど、何とも思い切った選択ではあります。

しかし、舞台のカッコいい井上君とは全く違う井上君を熱演していて、なかなか似合っていて(笑)
演技の幅が広がりましたね~(ファンびいき大)

30才目前の売れない漫画家が夢をあきらめずに、大阪から東京にのぼってきて奮闘?する話。
カニをプレゼントする変わったロシア人など個性あふれる隣人たちとの関わり、
同じく写真家を夢見て上京している同級生とのつながりが、面白おかしく、時に切なく、綴られているのほほんとした青春ムービー。
とーっても淡々とした、「そのうちどんどん忙しくなるんじゃない?根拠はないけど」っていう出版者(八嶋智人演じる)のセリフが、
やさしい応援に聞こえるようなそんな映画でした。

大きな感動の波はないけれど、小さなやさしい波が押し寄せる、後味の良い映画です。
ファンとしては、たくさんの人にみてもらいたいわぁ~

さて、井上君が朝日新聞の1面に載っていたと友人が送ってくれた記事です。



頼もしいなぁ~

そして、多忙なのに、本人直筆のバースディカードも今年も届きました。

ありがとう