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おごじょの気まぐれ日記

人生いろいろあるけど、
すべてを楽しもうっていうのがモットー。

この森で、天使はバスを降りた

2009年06月02日 | エンタメ
  

やっぱり、観に行っちゃいましたー♪
シアタークリエで上演中の「この森で、天使はバスを降りた」

愛するオケピネットで検索したら、
いい具合に31日(日)マチネ、10列目のセンター
そして、定価より安く、救済プリーズと出ているではないですか!
しかも千秋楽だ。
もう、行くしかないでしょう!

いやー無理して行った甲斐ありました!
先日のシラノのお口直しができたし~

カーテンコールの時は、なんだか涙が出てとまらず。
それは、7人の出演者が本当にまとまっていて、いいお芝居を見せてくれたなぁと感激したから。(千秋楽だったから特に?)
この7人のまとまりは、このお芝居の隅々まで影響をしていて、7人(実際は6人)のアンサンブルはもう鳥肌が立つくらいすばらしいハーモニーだった。
歌って、あーじゃなきゃ!

この変わったタイトルのミュージカルは刑務所から出所したパーシーが憧れと希望を持ってやって来た「ギルアドの森」が舞台。
そこは、何にもない寂れた町で、そこに住んでいる人たちは希望も将来も見えず、
それぞれが悩みや問題を抱えて生きていた。
パーシーがその町に来たことで、人々の心に変化がおき始め・・・・という心温まる話し。

どちらかというとストレートプレイに近い構成で、ストーリーも分かりやすく、そしてナンバーもいい。
森の四季の移ろいを背景や照明でではなく、田中利花、藤岡正明、宮川浩の歌とパフォーマンスで表現していたり、
直接的に森を表現するものは舞台上ないのだけれど、大きな大きな森を感じる演出が絶妙。


主演の大塚ちひろは2年前に観た「ダンスオブバンパイヤー」よりはるかに上手くなっていて!
夕方再放送している「アテンションプリーズ」に出ているのよね~
その脇を固める、剣幸は歌もお芝居も貫禄あり。
藤岡正明はミスサイゴンでも上手いなぁと思った1人だった。
そして、マリーアントワネットで美しい高音を聞かせてくれた土居裕子はやはりうっとりした優しい声で、きいていて気持ちいい。。
田中利花は初見だったけど、存在感ある歌いっぷりにコミカルな豪快なおばさん役はすばらしい。
同じく初見の宮川浩は体格もよく低音が素敵。
山田まりあのご主人の草野徹はミュージカル初めてだそうで、劇中全くセリフも歌もない、不思議なスタンス。でも、重要な役どころだった。
最後のカテコのときに1ヶ月の公演で初めてしゃべったのではないかしら?

先日の「シラノ」のように、名前で集客力のあるミュージカルもあるけれど、
このミュージカルは、どの役者さんもあまり知名度は高くなくても、歌唱力や演技力があって、安心して楽しめた、すばらしいミュージカルだった~
ミュージカルファンの中で評判いいのもうなずけます。

この話はもともと映画の方が先だったようで、そちらも是非とも見たくなりました。
映画はメイン州の森が舞台のようです。
メイン州の森は紅葉もすばらしいのですよね~





シラノ

2009年05月26日 | エンタメ
     

久しぶりのミュージカル~♪
しかも有名な「シラノ」 
そして素敵な声の鹿賀丈史 ときたら、期待のミュージカルでしょー

それなのに、何と言う事!
主役の鹿賀丈史の割舌の悪いこと、
歌の方も声がちゃんと出てなーい・・・
苦しそうな歌声に体調でも悪いのかなぁと心配になりました。

セリフも多く、歌も多い役ではあるのですが、
やはり伸びやかな歌声とオーラある演技を見たいものです。

ましてや、チラシに「鹿賀丈史のシラノ」とうたっているのなら、ちゃんとしたものを見たかったと本当に残念。

そして、恋の相手役ロクサーヌを演じる朝海ひかるもいまひとつ。
今年の「エリザベート」は見ていないけれど、彼女があの大役をちゃんと果たせたのだろうか?と心配する演技力でした。

クリスチャン役はWキャストで、この日は中河内雅貴。
初見でしたが、うーん・・・・・

このメインの3人に対して、シラノのライバルのド・ギッシュ伯爵の歌も演技も惹きつけるものがあり、「この人は上手い!」とパンフで確認したら、
鈴木綜馬。
なるほど!と合点がいきました。
そして、ガスコン隊のアンサンブルもすばらしかっただけに、メインの3人が本当に残念です。

カテコでも鹿賀丈史には笑顔がなく、充実感がないご様子。
自分でもよーく分かっているのだろうなとちょっとかわいそうにも感じました。

お口直しにシアタークリエで上演中の「この森で、天使はバスを降りた」というミュージカルをとっても見たくなりました・・・
今月いっぱいの公演。
時間がないけど、どうしよう。
来月の井上君のミーマイをその分見たほうがいいかなぁと悩み中です。



ワリキューレ

2009年04月02日 | エンタメ


久しぶりのトム・クルーズ主演の映画。
相変わらずかっこいいです
そして演技も磨きがかかっていますね~

戦争映画なのであまり気乗りせず見た映画でしたが、いやいや面白かったです!
一時も目が離せず、ずーーっとはらはらドキドキの緊張のしっぱなし。

お気楽に見られる映画ばかりを最近は好んでいたので、久しぶりの刺激的な映画となりました。

「ワリキューレ」というのはナチスドイツ軍が国内のクーデターに備えた作戦名ですが、ヒトラーが愛するワーグナーの曲「ワリキューレ」が由来。
そして、ワルキューレとは北欧神話に登場する、「戦死者を選ぶ者」との意味を持つ女神たちのことらしいです。
この音楽についてヒトラーとトム演じる将校の会話する場面があるのですが、なんとも緊迫するシーンです。

恥ずかしながら、今回初めて知りましたが、
ヒトラー暗殺計画があったのですね~
しかも、すべて未遂に終わっったようですが、40件以上もあったとは、驚き~
成功していたら・・・・どうなっていたんだろう。

この映画はこの「ワリキューレ作戦」を上手く利用して、ヒトラーを暗殺しようとした事件をサスペンスタッチで描いています。

その事件の首謀者の将校役をトム・クルーズが好演。
ドイツ軍の中にあっては生まれもよく、教養も、人間性にも秀でていた将来を期待されたエリートでした。
ヒトラーにも会える重要な役職でもあり、
当時ヒトラーに忠誠を誓ったそんな側近の中にヒトラー暗殺者がいたことに衝撃を受けます。

ドイツといえば、ナチスであり、ヒトラーであり、残虐な行為に恐怖を覚えますが、それは全てではなく、
ヒトラーの人道的でないやり方、例えばユダヤ人の迫害などに心を痛め、
これ以上無駄な血を流してはいけないという思い、
ヒトラーに加担しておろかな戦争を続けていることに後悔した人々がいました。
そして、ドイツにはヒトラー以外の人間もいるんだということを知らせるために
クーデターを起こそうとします。
自分の保身より国のこと、人民のことを思う、そんな信念に基づいて最後まで誇り高くある姿に感動します。

ヒトラーを暗殺するための計画を実行する場面は手に汗を握ります。
カメラアングルも斬新で、効果的でドキドキ感が増します。

トムの家族、クーデターを計画する軍人と政治家、上司と部下、そしてそれぞれの立場・・・
人間関係が複雑に絡まって、思惑が交差して・・・
見ごたえある内容でした。


ICHIRO

2009年03月24日 | エンタメ
今日もWBCで盛り上がりましたねー★

いいところでイチローの出番が来ますね~
ダルビッシュが打たれて同点、延長となった時はあーと思いましたが、
イチローの晴れやかな舞台が用意できたわけで、結果オーライ。
期待に応えるところはさすがにスターの要素大!と感心してしまいます。

こういうのをオーラがあるというのでしょうか。

何しろ、今回のWBCではなかなか打てず、「心が折れた・・・」と言っていたイチロー。
打順1番の役割もあまり果たしていなかったように、素人の私も感じるほど。

みんなの期待も大きいだけにつらい立場だろうなと気の毒に思っていましたが、
今日のイチローはすばらしかった~

大事な場面を決してはずしませんね。

野球のルールに疎くて、とんちんかんな質問をしては失笑をかっている私でも、
今回のWBCは楽しませてもらいました。


おめでとう!侍ジャパン~






マンマ・ミーア!

2009年02月19日 | エンタメ


「マンマ・ミーア」はイタリア語で「なんてこった!」という意味。
英語で言うところの「オーマイゴッド!」

この映画は、まさにマンマ・ミーア!と叫んでしまうストーリー。

地中海の島で母親とホテルを切り盛りしているソフィーは父親を知らない。
母親の日記から推察される父親かもしれない3人へ結婚式の招待状を出すところからこの話は始まる。
その3人が揃って、結婚式をするこの島へやってきたから大変!
そして、マンマ・ミーア!な出来事が・・・

演出も構成もテンポよく、歯切れよく、眩しい太陽のような仕上がり。
舞台となった地中海の景色もすばらしく、晴ればれします。
アバ世代のおじさん、おばさんを元気にしてくれる映画です。


アバの軽快な音楽にのせて、歌にダンスとミュージカル要素満載。
とにかくミュージカル好きとしてはたまりません。

ソフィー役のアマンダ・セイフライドはかわいらしく、歌も上手い。
この映画のあと、あちこちから引き合いがあるそう。
そして、母親役はベテランのメリル・ストリープ。
歌も歌えるのね~ダンスも出来るのね~
父親候補の一人には元ボンドのピアース・ブロスナン。
歌はうーん いまひとつでしたが、まぁいいでしょう。


イギリスで、珍しく夫が見たがっていたミュージカルだったのに、
私はいまひとつ魅力を感じず、拒否をした「マンマ・ミーア」。
見に行ってもいいよ・・・と思った時にはチケットが取れずそのまま帰国。

ということでずーっと根にもたれていたミュージカルでしたが、
今回の映画化でその事が帳消しなりましたー★やれやれ。
映画の方が字幕も出て分かりやすいし、安くで見られるしね~

このところシネマ歌舞伎や、シネマオペラにシネマミュージカル。
結構楽しめて、それぞれの入門としてはいいのでは。





シルク・ドゥ・ソレイユ

2009年02月04日 | エンタメ
今日からシルク・ドゥ・ソレイユ「コルテオ」の公演が始まるとの事で、今朝の特ダネで紹介。

年末の感動を思い出した。
下の写真は去年の暮れに同じ劇団の「ZED」を見に行った時のもの。
ここは、日本初のシルク・ドゥ・ソレイユの常設劇場。
東京ディズニーリゾートに出来た。



まぁ、オープニングから度肝を抜かれた。
天井の一部を覆っていた真っ赤な大きな布がゆっくりステージに落ちてくる。
この布の大きさが半端ではない。
そして、さまざまなパフォーマンス。
人間の肉体ってこんなにもきれいで、こんなことも出来るの!と驚きの連続。

たまたま友人が「ZED」の招待券があるからと誘ってくれた。
はじめ、サーカスを見に行くという認識だった。


サーカスなんてとんでもない!
それは新しいタイプのエンタメだった。
音楽も生演奏。バイオリンのソロやギターのソロも加わり、さらに歌も。
ストーリーもある人間の肉体の挑戦といった感じ。

実に面白かった!ダイナミックだった!

ここのシアターでは、休憩時間はディズニーランドの花火の時間にうまく合わせてあって、花火も楽しめたが、
舞浜は遠かった~

今度は、そのシルク・ドゥ・ソレイユの新しいステージが原宿で見られるわけだ。
これは近いぞ!

お正月にTVでみたセリーヌディオンのラスベガスでのコンサートも、シルク・ドゥ・ソレイユでのステージだった。

なかなか注目すべきエンタメ集団だ。





誰も守ってくれない

2009年01月30日 | エンタメ
マイカルのシックスワンダーフリーサービスで、映画を6回見たので、1回分無料で映画が見られることということで、佐藤浩市、志田未来主演の「誰も守ってくれない」を見ましたー★

面白かった~
お勧め度5つ星。

特に私は先日読んだばかりの東野圭吾の「手紙」とだぶって。

加害者の家族を中心に据えた今までにない視点で作られた映画。
いろいろな場面や立場が上手く織り込まれていて、映像の切り方も話しの流れもとてもよくできていて、飽きることなく、緊張感を持ちながら観た。
涙腺緩みっぱなし!

志田未来は幼い姉妹を殺傷した兄(未成年)の妹。
そして、佐藤浩市と松田龍平はその家族を守る刑事役。
この3人の演技がなかなか良い。

東野圭吾の「手紙」も殺人を犯した兄を持つ直貴の姿を通し、犯罪加害者の家族を真正面から描いた少説。
進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が邪魔をする。

どちらともいえることなのだが、決してきれいごとや薄っぺらい道徳観を振りかざしてはいない。
家族までもが非難を受けるという冷徹なまでに差別の事実をしっかりと映し出し、
「家族は何もしていないんだから、差別も偏見もいけない」という薄っぺらい理想や道徳観から読者も観客も引きずりだされる。

そして映画ではもう一つの守る側の刑事佐藤浩市の視点。
彼が受け止めなければならない被害者側の家族の心情と加害者側家族の心情、そして自分の家族とのかかわり・・・この映画をさらに格調高くしていた。

先日TVで放送された「誰も守れない」
こちらは映画と同じキャスト、佐藤浩市、松田龍平コンビで被害者側の家族の保護に焦点を当てたドラマ。
これも映画のようでレベルが高かったが、終盤に映画の内容を織り込んで、続きのように映画へとつなげている。

今までにない面白い手法。上手く作っているなぁ~

映画で使われていたリベラの音楽が暴力的で乱暴な場面を和らげ、とても良かった。




レント

2008年12月05日 | エンタメ
今日はシアタークリエにて「レント」を観劇。
シアタークリエでちゃんとした舞台を見るのは初めて~

  


ところが、 「さっぱりわからない」(ガリレオ風に)が正直な感想。
簡単なストーリーは公式HPで押さえていったのだけれど、
登場人物の関係、状況などがいまひとつ分からず・・・

しかも、セリフ(歌詞)が聞き取りにくい~
バンドの音が大きすぎ!
セリフが聞こえない~
そして、英語の歌詞を無理やり日本語に置き換えているのか、とっても早口。
かまずによくお口が回っているなぁと感心するほど。


若者のあせりとか、将来への絶望とか激しい感情は強く感じたけど、
やっぱりセリフはきちんと伝えなきゃ。

といっても、耳に残る曲が多く、ダンスもお芝居もなかなかのもの。
特に2幕の始めに登場人物がステージに並んで歌う「Seasons of love」はとてもいい

この舞台にはマーク役で森山未来君が出演していたが、抜群に良かった。
ダンスが上手いとは聞いていたが、魅力たっぷり。
歌も上手いんだなぁ。
他の役者さんたちもオーディションで選ばれたというだけあって、悪くはない。(ミミ役だけはちょっと気になるところがあったが・・・)


消化不良ぎみなので、映画版の「レント」を借りて復習しよう。





容疑者Xの献身

2008年12月02日 | エンタメ


「容疑者Xの献身」 直木賞受賞時、変わったタイトルだと思った。
読み始めると、おもしろい、面白い~ 止まりません。
好きなんだなぁ~こういう理系ぽい推理小説。
根っからの文系なので、矛盾点が分からないからか、本当に面白く感じる。
知的に犯行を組み立てていく賢さ。
うーん たまらないっ!
貴志佑介の「青の炎」の、賢く理詰めでいく主人公にわくわくした時と似た感情。
東野圭吾のほうがもっと人間ドラマとしては秀逸だけど。

この小説を読んでいるとドラマのガリレオの福山雅治の影がちらちらと・・・
「さっぱりわからない」
「それはおもしろい」
     と決め台詞をニヒルに言う彼を大型スクリーンで見たくなって、
今日映画の日、「容疑者Xの献身」を見てきましたー★


福山君は相変わらずかっこよかったですが、
情けない、ぱっとしない石神役に堤真一を持ってくるとは・・・
見るまでは小説のキャラとぜんぜん違うなぁと違和感を覚えていましたが、このキャスティング大成功でしょう。
大事な役どころ、演技にしてもビジュアル的にもインパクトがなくては娯楽映画としては成りたたないですもんね。
本当に上手いですね、堤真一。
確か、報知映画賞で主演男優賞に輝いたとか。やっぱりね~

最後のシーンなんて涙が・・・
タイトルの「献身」ってこうゆう愛の深さのことだったのねぇ~
納得いくラストに満足です。



本を読んでから行った方が話しのふくらみがわかっていいかもという気がしました。





テレビデビュー!?

2008年11月24日 | エンタメ
今クルーの一押しのドラマ「OLにっぽん」の公式サイトにてエキストラ募集。


どんなものだろうか、とりあえず応募してみた。
大抵外れるので、あまり期待せず。

そうしたら、今日、担当の方から電話があった。
朝の7時からの収録!幕張にて。
へぇ~ 早い

そして、出演者ですがと・・・話が続く。
観月ありさ、東幹久、美波、モロ師岡、タン・ジャースー、ローラ・チャン、フービン・・・
井上君は?

どなたか会いたかった方はいらっしゃいますか?と親切に担当の方が聞いてくれる。
「井上君です

今回は残念ながら彼の出演シーンではないのです。と気の毒そうに担当者。
チビ太こと阿部サダヲもいないし・・・

どうでしょうか?の問いに
どうしよう、どうしようと頭の中をぐるぐるいろんな思惑が巡ったが
「すみません~やめておきます」とことわってしまった。

この話を家族にしたら、それは行っておくべきだったと言われ、
ちょっと後悔。
撮影現場を体験できるいいチャンスだったのに、残念なことをしたかなぁ~

ほんとミーハーの極みです。