tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

2回目の監視員「勝山城博物館特別展、西脇呉石さん」。

2019年08月06日 | 福井のPR大使?

この特別展、2度目の仕事として「監視員」。

当地出身偉人「西脇呉石」先生特別展。

(入館者には写真撮影が許されていました)

書」の世界は、芸能などとのジャンルが違い、若い方たちには関心が薄いのか。

さて、2度の立会いでの時間は、「私がこの先生を学ぶ機会」にもなりました。

 

 

呉石先生」がどのような経緯で、この世界の偉人となられたのかの

興味を絞り、深めます。

併せて、「書以外は余技」と申されていますが、

師の「村田海石」・「巌谷一六」等、先人が書に次いで、「南画・創作詩等」

を手掛けていることを知りまねられたとのことでした。

 

今回は、「西脇呉石」先生の余技、南画・創作詩等も出品されています、

 

先生は「小学教科書の揮毫(手本文字)」を多く手掛けていらっしゃる経緯は

師の「村田海石」が、教科書揮毫の日本第一人者でいらしたことから

弟子の呉石先生に仕事が回ってきたとのこと。

先生手がけられた「当時の小学生教科書」も展示されています

昔の教科書等にご興味はありませんか。

 

同じ先生の文字も時代・年齢により僅かに変なしていることを読み取ることができました。

最近の芸術的な書体と異なり、この時代は崩し文字はあってもルールに乗った書体、

呉石先生の文字は、それなりに真面目な文字に見えたのも2度目のお蔭か

監視員と言いながら時間許す限りの長時間鑑賞は、

「西脇呉石」先生と言う当地偉人の業績を改めて知る機会になりました。

皆様も是非ご覧ください。


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