tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

25年の初「坐禅会」

2013年01月20日 | 坐禅会
当地の日の出は、午前7時3分(日の入りは17時10分)、
坐禅が終わるころに、外が白ける、一年で一番早朝がこたえるころでもあります。
加えて比較的降雪は少ない今日までですが、
ご覧のような昨夜来の雪が道路にあり、小股で注意深く歩く必要があります。














老師が撞かれる6時の梵鐘が響く。
座り始めてはいますが、師が自分の席に着かれると一段と緊張が走る。
スタートと同時に久々の「警策(きょうさく)」が、右肩にピシツ!、また緊張である。

年の始まりは、「正しい呼吸の仕方」から始まった。
「吸う息は、すばやく、下腹に入った力、腹圧を掛けたまま、お隣に聞こえないくらい静に 長く長く吐く」この事のみに集中する。
座中には、雑念が入る(妄相、もうぞうと読む)、これを呼吸だけに意識を戻す(回光返照、えこうへんしょうと読む)意識すると、いつもしている呼吸がこれほど難しいとは。

25年年頭に当たり、一柱40分の〆は、「坐禅は、人の生き様を習う」でした。

今日の坐後の振舞い「塩粥」は、お餅入りの粥、
格別の味となりました、幾人かのこの話題に、
師おっしゃるには「坐禅の後だから、尚おいしいのでは・・・・。

永平寺のカレンダーもいただいてきました。



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2 コメント

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tarpin 様 (典型的江戸っ子)
2013-01-21 11:42:34
除夜の鐘から引き続いての三朝行持(曹洞宗では、「修行護持」の意味で「行事」でなく「行持」と称します)に明け暮れ、気が付けば平成25年も明けてより半月以上が経ってしまいました。tarpin様には本年もおすこやかにお過ごし下さいませ。今年初お邪魔でございます。[初坐禅]おつかれさまでございました。義宣寺様・東堂老師さまよりの「口宣」ご提示、有難うございます。実は今朝方、祖山(永平寺)にて暁天坐禅を行ずるに際し、ご提示頂きました件の「口宣」を私も念頭に置いた様なことでした。あと数日間は、志比の谷におる予定でおります。合掌
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典型的江戸っ子様 (tarpin)
2013-01-21 15:06:47
今年もよろしくお願いいたします。
今、本山にいらっしゃるのですか。色々とコメントくださるのに対して、私は、この事については本当に素人、恥ずかしい思いです。
専門用語は耳で聞くだけではなかなか解釈できないことも多く、帰宅して辞書を引きなおします、それでも用語は独特のもの間違った文字など多いことだと思います。また、間違いあればご指導ください。

私の坐禅は本当に楽しんでやっています、山田先生の作法は、本山直伝の作法だと思い続いているのです。
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