早いもので一年の半分が過ぎ7月。
1日は「半夏生」、
「半夏生」は、「雑節のひとつ」季節の移り変わりをつかむ
ため、継承されてきて習慣が、こうしたものになった
といわれています。
なんと当地(今ではコマーシャルベースも進み県内一円かも)
では「今日は鯖1匹を食べる日」、
この鯖を、当地言葉で「はげつしょ鯖」と呼んでいます。
暑いこの頃、隣の町「大野藩主が、飛び領地として持っていた越前海岸
で多くの鯖が獲れた、これを領民の夏の栄養源にせよ」
と、薦めたことが今まで伝承されたもの。
(バレンタインや、節分の寿司と異なり、江戸時代300年以上から続く行事)
今日の当地、スーパー店頭・魚屋さんの店頭では、
朝から丸焼き鯖が焼かれ、市民の殆どが購入しています。
今朝の朝刊折込も、こんな広告が10枚も。
我家は隣が魚屋さん、御用聞きがすでに注文をとりに来たので、
夕刻までに届くはず、
後でごらんに入れます。
今日の当地30度を越える真夏日、
梅雨の晴れ間の日になりそう、朝から暑い。
「にいにい蝉」が、昨日から鳴き出しています。
もともと大野藩主の知恵、
勝山も模倣なのでしよう、
今全県下に広がり、tv放映もされます。
半夏生は、夏至6/21から11日目といいますから確かに
今年は、2日になるのでしょうか。
当地では、暦も商売も皆7月1日になっています。
田舎にはこんな雑節を思わせる伝承が残り
すたれないよう続けてほしいものです。