突然の来訪、近隣の大雪様子の撮影に行こうと。
動き出して、ひょっとして「初午の団子撒き」の日でないか・・・。
と、急遽、大野市木本(このもと)稲荷様へ・・・。
ところがこの行事11日(日)らしい。「初午の日」は、
場所や曜日によりイベントは一定でない様子。
しからば今一息と、豪雪地帯の「冬の宝慶寺」訪問。
さすが、市街地とは倍近い積雪、道路は管理者のお蔭ですいすい、
でも雪の壁は凄い。
こうしたなか曹洞宗の古刹「冬の宝慶寺」を参拝してきました。(本当は山門まで)
ひなびた道は、通る人の数も少ない様子で流れ通る湧き水・融雪水は
もう春を思わせる流れよう、道路融雪にも一役買っていました。
門前の「義雲杉は見事」歴史そのもの、
この寺院の2世義雲禅師様の功績により銘々されている。
開祖「寂円禅師様の石塔」も雪の中。
約700年前、曹洞宗の開祖、道元禅師様についてきた中国の人
「寂円禅師」。
曹洞宗永平寺の開山、道元禅師様に協力して、基礎を築いた一人、
日本人でないことがネック(とも伝えられる)になり、いわゆるトップ争いから外れ、
この地に「宝慶寺」を建立した人。
大本山永平寺の修業僧や貫主になる人達の
修行の場としても関係の深い場所。
なぜか門松と狛犬さん、神仏合体。
バックの山は「銀杏峰(1441m)」
春山の登山者の車が20台も、中高年者で注意が必要だろうなと
話している帰途、けたたましい、消防の車とパトカー3台。
何事かと思いきや、今朝の朝刊では57才のスキヤーの滑落があった様子。
こんな山々も身近かい。