tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

そして、届きました「はげっしょ鯖」

2012年07月01日 | 季節の便り(北陸、福井)
「串焼き鯖」いま、届きました。



今夜はどこの家庭、と言うか、大野・勝山市、
そして、今は福井県のかなりの家で、
食される「はげっしょ鯖」。

伝統文化は、疲労の大きい、この時期の蛋白源として
生きているのです。

夫婦二人の我が家では、
今夜はこれの完食に、かかりつけになるのかも。
私は魚、とりわけ青魚も嫌でないのが、
何より。

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今日7月1日は雑節の「半夏生」。

2012年07月01日 | 季節の便り(北陸、福井)
当地言葉で「はげっしょ」、
すなわち「夏至から数えて11日目の日」です。

暑い最中、当地では「はげっしょう鯖」を食べる日。

この風習、今では福井県一円になっていますが、
幕藩時代に北前舟を持ち、飛び領地が越前海岸四カ浦にあった
「大野藩主」が、鯖の豊魚を知り、
「藩内の農民や商人まで、みんなが鯖を食べて暑さを乗り切ろう」
とおふれを出した古事が、今まで続いている食習慣(丸焼き鯖)になったもの。

私の町勝山市でも、大野市の隣町ですが、古くからのしきたりとなっています。



昨日・今朝からのチラシは、みんな「半夏生さば」。
(当然この習慣はローカル、関西方面ではムシ蛸をたべるらしい)




昨日・今日、スーパーの店頭では炭火焼きの鯖が販売されている。







事実、私が昭和34年(約55年前)この町に来たころは、
「一度も海を見たこと無い・魚を食べるのは、はげっしょう鯖のみ」
という話しを、老人から聞いたことがありました。
今は昔の、信じられない話でしょう。

もうしばらくすると、我が家も、、
魚屋さんから直接届くはず。
コメント (2)
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