今朝6時、昨日の2輪「落花していました」。

短命の花「沙羅（夏椿）」、確実に落花していました。




「平家物語」の平家零落の巻頭の文言は、
こうした、さまの比喩になっていますが、
本当に諸行無情の響き有りです。

こんな大きな花なのに、
私の庭では、もっとも短命の花。

それでも時節、木丈3mくらいの若木ですが、
これから咲き続けます、
今朝も3つが咲いていました。

動物のシッポの風情「おかとらのを」

「おかとらのを」です、
虎の尻尾に見えませんか。

この花、まったく野草、ウォーキングの途中の山道で、
その咲き揃いに魅せられ、持ち帰って5年。
そのすざましい生命力は、やはり野草。







毎年はみ出して伸びる、地下茎を切り
花の区域を限定させ居ています、
放っておくと完全に庭中、
この花が駆逐しそう。





かわいらしく日持ちもするので、仏花や一輪挿しにはパッチリ、
また、風にそよぐ花の動きも、
良きかなで有ります。