tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

晩秋の「白山神社平泉寺」

2011年11月28日 | 福井のPR大使?
勝山のいまどきの名所は「県立恐竜博物館」ですが、
当地一番はやはり「平泉寺」です。

明治維新の神仏分離令による廃仏毀釈により、
神社なのに通称「平泉寺」です。

飾り気が無くたいした建物があるわけではありませんが
そのたたずまい、
京都の苔寺の数倍はある「苔(種類も約200種ある)」と「大杉」。

知る人ぞ知る、隠れた名所でしょう、参詣する人もぼつぼつ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E6%B3%89%E5%AF%BA%E7%99%BD%E5%B1%B1%E7%A5%9E%E7%A4%BE
創建は養老元年(717年)、古代から中世後期、白山信仰の拠点として一大宗教都市。
最盛期には、48社・36堂・6000坊院そして、寺領地9万石・9万貫であった、
この規模は現在の勝山市の3倍もの区域。
この中に3000人もの僧兵がいて、比叡山の僧兵と戦いを続けていたものです。
1574年、この地に多かった一向宗の一揆に破れ、全山焼滅。

*参道入り口の「菩提林



*今「日本の道百選」の石畳道、昔のままの石仏が並ぶ旧参道









*「自然の苔」と木漏れび奥の「拝殿」









*全山消失の「残りの大杉



*菩提林からの加越国境の冠雪。




社務所には、荘厳な建物と枯山水の庭園、
大きな沙羅の木が毎年(7月)花を咲かせます。
一の鳥居までの参道の両端には
10mを越える沙羅の木が並んでいるのも珍しいのでは。


コメント
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