新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

薪炭づくり

2014年12月21日 | 日記
     
 薪炭づくりが始まりました。まずは伐木の専門家Sさんから、木を安全に、しかも商品として無駄な部分を出すことなく伐倒するにはどうすればよいか、についてレクチャーを受けました。最初の写真のようにチェーンソーを入れる部位の両脇に切れ目を入れておくことで、木の根元付近のいちばん利用価値が高い部分に亀裂が入ることを防げるという、細かい配慮には一同感心して耳を傾けました。
 その後ウィンチなどの道具をフル活用して、日影原地区のクヌギを4本伐倒しました。木の切り口がきれいになるようにチェーンソーの頭を木のなかへ突っ込み、木の幹の中央部を平らにきれいに切ってしまうやり方をSさんが見せてくれました。突っ込みというそうです。
 伐倒のあと太い幹部分は40センチに玉切り、運搬機で作業場まで運びました。作業場では薪割り機(中央の写真)で割ります。薪割り機は強力で、節くれだった部分でもものともせずに割っていきます。
 燃料用の薪と炭にするための薪の束ができあがりました。墨田区からの若い見学者を含めて約20人での作業になりました。



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