新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

蜂に刺された

2020年07月27日 | 日記

 19日日曜、草刈り作業の最中、蜂に刺された。右手の長袖ワイシャツ袖口から侵入した1匹の小さな蜂が前腕部をチクチクと6、7針。急いで木酢液を塗布したが、だんだん腫れてきた。痛くはないがかゆい。一緒に作業していた医師に「1、2時間安静にしたほうがいいですよ」といわれた。4年前のこの時期は顔を刺された。少し腫れた程度で終わった。今回はあとがひどかった。時間がたつにつれて腫れがひどくなってくる。さらには刺された部分だけでなく肘のほうまで腫れが広がってきた。
 翌月曜、近くの診療所を受診した。医師は腫れた部分をよく見ることもなく「もう1日たっているから大丈夫です。2、3日で治ります」といって、塗り薬をくれた。塗り薬が効いている気配はなかった。腫れはますますひどくなる。ネットで調べると、ハチ刺されは1時間ぐらいの間にアナフィラキシーショックが起こることがあるが、それさえなければあとは患部が腫れて退くだけと書いてある。繰り返すと危険だとも。
 火曜日、腫れがさらにひどくなり、広がってくる。はたしてこのまま放置してよいものか。妻は心配し、もう一度医者へ行こうといいだす。いや医師がすぐ治るといったし、ネット情報もあるので時間がたてば治ると自分に言い聞かせながらも不安は残った。腫れは熱をもっていたので冷湿布することにした。患部に湿布薬をあてる。これは効いた。水曜夕方には峠を越えた感じがあった。木曜朝、腫れがひいていた。医師の言葉どおり、3日後にほぼ完治した。それにしても心配した3日間だった。
 似た経験がほかにもあった。左肘を骨折し、手術したときだった。左腕全体が紫色に腫れあがり、その腫れは指の先まで広がってきた。それでも医師は腫れにはまるで無頓着で、レントゲン写真の骨のようすばかりを見ていた。結果として1週間ほどで腕の腫れは自然治癒した。医師が手を下したのは骨折の手術だけだった。
 医師というのは核心部分だけを見て治療し、あとは自然治癒力に任せるものだということを強く感じた2つの出来事だった。





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