新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

蜂の巣退治

2019年08月18日 | 日記

 早朝5時半に起きて蜂の巣退治をした。わが家のスティール倉庫の屋根の下に蜂が巣を作り始めていた。スズメバチではないが、直径10センチぐらいある。ほうっておくと巣はますます大きくなっていく。見つけたのは昨日の午前中だった。早朝、蜂は動きが鈍くなると聞いていた。そこで早朝の退治劇になった。
 こちらは完全武装した。全身の皮膚を覆うために、厚手の雨具を身につけた。雨具には頭巾がついている。その上からバイク用のフルフェイスのヘルメットをかぶった。素人がとりうる完全武装とはこの程度のものだ。アースジェットを持って果敢に近づく。アースを噴霧する。見たところ、少なくとも10匹の蜂がいたが、動きはなかった。不意を食らったようだ。その後、高枝挟みでひとつき。巣は蜂もろとも落下し、家の前の道路に落ちた(写真は路上に落ちた巣と蜂の死骸)。
 蜂は蟻が苦手らしい。蟻が寄りつけないように高い場所に巣を作るし、巣の付け根には蟻の忌避物質を塗っている。カブトムシやスズメバチなど強そうに見えるが、蟻にはかなわない。蟻は昆虫類最強なのだ。蟻は群れをなして集団で襲ってくるから蜂にとっても怖い存在だ。ソラマメ、サクラ、エンドウ、サツマイモなどは葉の付け根などに蜜腺があり、蟻を集めている。これは植物側にとってみれば害虫である蜂やほかの昆虫を寄せ付けないために、蟻をボディーガードとして雇っているようなものだ。以上は稲垣栄洋「たたかう植物――仁義なき生存戦略」からの情報だ。この本には自然界の興味深いことが満載されている。




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