新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

いろいろな体温計

2020年12月25日 | 日記

 非接触型の体温計を買った。だるま型で置物としてデザインされている。額に近づけて体温を計る。ボタンを押したまま額に近づけるとピッと鳴り、2秒ぐらいでピピッと鳴る。これで体温を計れる。体温を測定していないときは室温が表示されている。
 脇の下に入れて用いる従来型の体温計も併用している。こちらの方が信頼感がある。実際の体温との誤差が少ないような気がする。非接触型の体温計で計った測定値より狂いが少ない。
 非接触型で計ると低すぎて測定不能になることが最近よくある。気温、室温が低いために額表面の温度がかなり下がっているからだ。またストーブのまえにしばらくいてから非接触型体温計を額にあてると、37度を超えていることがある。従来型の体温計を使って脇の下で計り直すと非接触型体温計の欠陥に気づかされる。非接触型は周囲の温度を敏感に反映する。人間の体温は周囲の温度にそれほどまでには反応しないはずだ。
 夏の暑いとき、37度を超えていることがあった。従来型の体温計を左脇にはさんで37度を超えているときでも右脇で計ると36度台におさまることがある。今年の春頃は35度台しかでず、自分は平熱が低いのだと思っていた。どうも体温は気温によって変化する傾向があるらしい。人間は恒温動物だと思っていたが、変温動物にもなるのだろう。
 職場の入り口にはAIサーマルカメラが設置してあり、指示された場所に立つと自動的に体温が表示される。私の体温は最近は35.8度か35.9度になる。家で計る体温より0.6度低い。夏の暑い時期、外から入った瞬間、赤字で40度と表示されたことがあった。すぐに36度台に下がったので、外気温で体が熱くなっていることをそのまま表示したようだ。サーマルカメラはすばらしいが、体温を正確に測定しているかどうか、疑問が残る。
 一体全体、人間の体温はどれほど変化するものなのか。元気なときの体温がすべて平熱だとしたら、平熱の幅はどれくらいあるのか。さまざまな種類の体温計が疑問を呈してくれている。




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