写真は山梨県境から相模川両岸を眺めたところ。川とはいえ流れがほとんどないので、相模湖の一端といえる。紅葉がきれいだが、コンパクトカメラではこの程度にしか写らない。残念!
食欲の秋まっただ中にある。おかげで夏のあいだ夏バテで痩せ細ったからだが2キロほど取りもどしたようだ。おいしいものの筆頭は米だ。ことし穫れたばかりの新米がうまい。ミルキークイーンは新品種か。上野原、八王子のスーパーで見つけ、さらには兵庫、別所の道の駅(たつのに近い)にも売っていた。柔らかくミルクのような甘みがある。ひとくち口に含んでは赤ワインを流し込むという、まるで白飯崇拝者を冒とくするような食べ方をしている。
秋の味覚といえばサンマだが、ことしは数回食べただけだった。小ぶりのサンマでも200円近くした。一昨年までは毎日のように焼いて食べていたのだが・・。サンマで思い出すのは、炭遊舎で炭を焼いていたころ、がるでんの秋祭りで、サンマの炭火焼きが飛ぶように売れたことだ。STさんが仕入れてくるサンマは大きく、脂がのった最上等のものだった。それを炭火焼きするのだからおいしい香りを放って、お客さんからも祭りのスタッフからも次々に注文が来た。そこへある歳、竹塩をつけて売ったことがあった。
竹塩とは、竹の筒に市販の食塩を詰め、炭を焼くときいっしょに窯に詰め込んで焼いたものだ。竹は竹炭として焼き上がり、なかの塩は竹のエキスがしみこんでまろやかな味に仕上がる。物珍しさも加わり、竹塩は好評をはくした。焼きサンマに大根おろしをつけた歳もあった。大根は日影原農園で横浜のMHさんが栽培したものだった。
食欲に話を戻そう。先日、横浜のオーケースーパーでにぎり寿司を買って食べた。妻は好物の貝類ばかりのセットを、私はマグロの中トロが3貫も入ったセットを食べた。極上の寿司を格安の値段で食べられたのは幸運だった。ワンカップ大関を2本さらりと空けてしまった。これほど安い商品を豊富にそろえているスーパーがわが家の近くにあればいいのに、と横浜の人たちをうらやんだものだった。いわずもがな、食欲の秋は酒飲みの秋でもある。
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