新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

帯状疱疹ワクチン

2022年06月02日 | 日記

わが家の庭に咲くミヤコワスレ。鎌倉時代、順徳天皇が佐渡島に流された。この花が都恋しさを忘れさせたといわれる。

 1月中旬、妻が帯状疱疹に罹った。相当な痛みに苦しむ日が続いた。夜も寝られないほどだった。広辞苑には「3週間で消退する」と書いてある。しばらくの辛抱だと思っていた。皮膚の湿疹は徐々に回復していったが、神経痛がいまだに遺っている。
 帯状疱疹は、以前、高校生が罹り、背中に帯状に湿疹が出ている写真を見せてくれたことがあった。学校を欠席することもなく治った。炭焼きグループの代表だったSTさんが70歳前後で罹患したといっていた。さいわいすぐに回復し、後遺症が残らなかったようだった。死に至る病ではないので軽く見られているかもしれない。人によって出現する部位も症状の軽重も異なる。妻の場合、腹部から右脇腹を通って背中まで、まるで火傷したかのような帯状の湿疹が出た。その痛みたるや尋常ではなかった。
 50歳から80歳までの間に3人に1人が発症する。免疫力が低下しているときに体内に存在するウイルスが頭をもたげる。発症した人の5人に1人が後遺症として神経痛を遺す。
 テレビCMで帯状疱疹ワクチンの宣伝をしている。ぜひ接種しておきたい。コロナ禍で免疫力が衰えている状況で、発症する人が増えているらしい。
 八王子医療センターの皮膚科受付でワクチン接種についてたずねた。「ここで打つと高いですよ」といいながら、高尾駅近くのクリニックのチラシをくれた。6000円ぐらいで打てる。近いうちに帯状疱疹ワクチンを接種しておこう。