新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

まつり、炭焼き場、英語民間試験

2019年10月06日 | 日記

 きょうは八幡神社の秋祭り。小高い山の上にあり、わが集落の守護神をまつってあるその神社は、150センチ平方、高さ2メートルほどの小さな建物に格納されている。年に2回、参道になる山道とそのお宮の掃除をする。そして夕方、集会所で懇親会。
 きょうは日影原の炭焼き場の掃除もしてきた。今年の夏は暑くて、草刈りができず、草が伸び放題になっていた。KHさんに8月のブルーベリー摘みの代金を払い、その後、日影原にお住まいのYさんとしばし教育談義。Yさんは相模原で塾を経営されていたので、相模原界隈の教育事情に精通しておられる。私は東京都で長年教師をしてきたが、神奈川県のこと、相模原市のことになるとほとんど知識がない。
 話は来年から変わる英語民間試験のことに及んだ。いくつかある民間試験のなかでも英検を受験する生徒が圧倒的に多くなること、いま学校を受験会場にし、その学校の教員が試験監督に当たっていること、また2次面接試験でも学校の教員の助けを借りて実施している現状があることなどはあまりご存じでなかったようだった。
 さて最近の新聞記事では、英語の民間試験を入試に使う大学が半分程度にとどまること、各大学のなかでも学部間の足並みがそろわないことなどが報道されている。さらには大学側が学生の聞く話す能力をそれほど必要としていないとの報道もある。これは分かる気がする。じつは学生の知的レベルが一定のレベルに達しない大学は、聞く話す能力など要求できる段階ではない。高校レベルの英語を復習するだけで精いっぱいという大学が多数派を占めている。学生集めにしのぎを削る大学は民間試験をも大いに利用するだろうが、はたしてそれで教育効果がどれほど上がるかは疑問だ。