新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

スマホは便利か?

2018年06月17日 | 日記

 JAFが定期的に送ってくる会報誌JAF Mateを見ていると、JAF会員証がスマホに入れられることが広告されている。会員証を持ち歩いていなくても、スマホをもっていれば会員であることを証明できる。さらに事故を起こした位置をGPS機能で簡単に送信できる。なじみのない地方へ行って事故にあった場合に、そこの位置を説明することがどれほど難しいか。それを解消してくれる。さらにJAF優待施設へ出かけた際にディジタル会員証を見せれば優待サービスを受けられる。いざというときのために車には会員証を常備している。だが、駐車場から遠く離れた入場券売り場で、JAF会員証を携行していれば割引料金で入場券が買えたのに、と悔やんだことが何度あったことか。やはりスマホは便利だ。
 昨日の昼過ぎ、午前中だけの仕事を終えて立川駅北口を歩いていた。スマホの画面をのぞきながら歩道脇にじっとたたずんでいる人たちの群れには異様な感じをおぼえた。ポケモンGOをしているのだろうか。電車のなかでスマホの画面に釘づけになっている人たちの半数はゲームに熱中している。時間を無意味に消費しているとしか思えない。スマホの負の側面だろう。
 いまのガラケーが寿命を迎えたときに、スマホに買い換えるかどうか迷っている。メリットとデメリットを比べあわせている。携行するべきあらゆるものをスマホに入れておいて、そのスマホを紛失したときはどうなるか。リスクは分散しておくべきだろう。1年ほどまえに「使わない機能満載」の電子辞書を買って、いまでも使えない機能ばかりがあることをもったいなく思っているほどだから、スマホを買ってもきっとそうなるに違いない。
 ところでガラケー、これはガラパゴス携帯の省略形だ。ガラパゴスという島は、昔ながらの生物が多く残っている素晴らしい島、現代の楽園のイメージがある。そこから私はしばらく、ガラケーとは「素晴らしい携帯」というプラスのイメージで捉えていた。ところがじつは反対に、昔のままの進化しない携帯電話のことだった。よくもまあ、現代感覚からずれたものだ。