新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

炭遊舎近況

2014年04月21日 | 日記

 炭保管庫の屋根下にあいていた隙間をMGさんが波板を打ちつけて塞いでくださいました。15年近く未完成のままで使っていた炭保管庫がこれでようやく完成したことになります。建築関係以外にも豊富な技術と道具をおもちのMGさんは、炭遊舎のためになにかと力になってくださっています。炭焼き活動に終止符をうとうという時期になって新たな人材をえ、建物の不備が補修されていくというのは皮肉なものです。
 13日みんなで作業していたときにシュタイナー学園の先生が訪ねてこられ、秋ごろ子どもたちに炭焼きを見学させたいとの意向を示されました。私たちとしては秋まで炭遊舎として活動している見込みがないので、炭窯の所有権、使用権を移管することになっているNPO理事長に連絡をとるように勧めるしかありませんでした。
 活動が終焉を迎えるというのは寂しいものですね。窯と建物を取り壊さず、そのままNPOに引き継げるのがせめてもの救いといえるかもしれません。

 窯のなかには47時間という異例の速さで焼きあがった炭が入っています。窯をあけて炭を取りだします。また軽トラック3台分のクヌギの枝を運び込みました。80センチに切りそろえ、窯につめます。連休中にすこしずつ処理しましょう。