出張でサンフランシスコに来ています。
日曜の昼前に到着したので、特にすることもなくサンフランシスコの市街で少しだけ街歩き。
以前にも行ったことのあるケーブルカー博物館に立ち寄りました(例のごとく入場無料なもので)。
博物館とは言っても、ここは現ケーブルカーの心臓部で稼働中であります。
ケーブルカー自体には動力はなく、ケーブルカーの軌道の地下(道路の下)を走っているケーブル(線)をここで動かしており、ケーブルカーはこの線をつかむと動き出すようになっているのであります。止まるときにはケーブルを離してブレーキをかけることになります。
ケーブルカーの軌道の地面のすぐ下ではこの線が常に一定速度で動いていて、道路を歩いているとその音が聞こえてきます。
操縦士が鉄道のポイント切り替えのバーみたいなやつを操作して、この線をつかんだり、離したりしてケーブルカーを操っているわけです。極めて原始的な操縦で、体力が要りそう。
館内に展示されているケーブルカーの車体。乗ったらあかん、の表示があります。
「HYDE」やら「MASON]とかあるのが路線の名前で、ケーブルの路線別にケーブルを動かしている