最近、野鳥撮影に使っている機材。
大枚はたいて購入したトミーテックから発売されているBORG71FL望遠レンズセット。
野鳥を撮り始めた頃はPanasonic FZ50にテレコンバーターをつけて写真を撮ってみたが、どうも満足できずにあれこれ迷ったあげく、
天体望遠鏡のレンズを野鳥撮影に使うことが流行り始めているようなので、その時流に乗ってみた。
一眼レフのボディが別途必要であったが、以前所有していたPentaxのK100Dは2年前に売り払っていたので、デジタル一眼レフも買うハメになった。えらい出費や。
BORGは元々が天体望遠鏡であり、カメラ専用の望遠レンズではないので、オートフォーカス機能はなく、手動でピント調整する必要があるが、
Pentaxからマニュアルレンズをオートフォーカス化できるオートフォーカスアダプターという便利なものが出ているので、カメラはPentaxのK-5を選んだ。
BORG71FLは高級な光学ガラスの蛍石レンズを使用しているので、評判通りすばらしい解像度である。
軽いことと、K-5ボディーには手ぶれ補正機能が付いているので、鳥を撮るときは三脚は使わずに手持ちで撮影している。
焦点距離は500mm(レデュサーをつけた時)~700mm(レデュサーなしの時)ほどあるが、手持ちで十分撮影できている。
このほうが身軽やしね。
先っぽの方は見るからに天体望遠鏡
レンズフードの白い部分は何かと目立ち、鳥が警戒するようなので、黒いカバーをつけた。
モノは百均で買ったペットボトル用のソフトケース。底を切り取った所、レンズフードにぴったり合い、レンズ部分の保護にもなった。
左側はK-5ボディに取り付けたオートフォーカスアダプター。
右側は上から順に、レデューサーとして取り付けているケンコーのACクローズアップレンズ No3、フィルター枠のみ2枚、カメラマウントホルダーM、Pentax用カメラマウント。
BORGは鏡筒の長さをいろいろ変えられるが、1枚目の写真の最も短めにセットした鏡筒でヘリコイドを最も縮めた時に
無限大にピントが合うよう、クローズアップレンズの位置を調整するために、レンズフィルターのフィルター枠のみを2枚繋げている。
クローズアップレンズをセットすると、レンズ部分は鏡筒の中に収まり、すっきりする。