韓国の経済発展は1960~1970年代の朴正熙政権時代に「하면된다(ハミョンテンダ)・なせば成る」を国家的スローガンに、国民意識の改造を通じて実現されました。
端的にいえば、それまで怠け者でやる気の無かった韓国人が目覚めたのです。
それを引き出した指導者の朴正熙は軍人出身でした。
この時代に形成されたと思うこうした長所に、どこか軍人的、軍隊的においがするのはそのせいかもしれません。
それは現代韓国人の最大の長所なのかもしれません。
短期決戦に強く、一気呵成、押せ押せスタイルだから、守備より攻撃に向いていることになります。
ただこれらのことは裏返せば、時に緻密さや計画性、長期的発想に欠け、一発勝負の場当たり的な「えーい、やっちゃえ!」という無責任さにも通じます。
また、早く結果が出ないとガマンし切れず簡単に放棄ということもありえます。