日本は「和の民族」だと思います。
「和をもって尊しとなす」という言葉もあります。
東日本大震災以降、日本では「絆」という言葉が大いに流行りました。
わざわざ交わさなくても誰もが知っている約束事。
そうです。
「和」は「絆」です。
「和をもって尊しとなす」。
すなわち誰もが輪の中にいて、和の「主体」であること。
だから「話せばわかる」も成立します。
一方、韓国で「和」は「和睦(ファモック。団欒、お互い仲が良い)」を意味するため、日本を意味する字としては一切使われません。
昔から使われていた「和式化粧室(和式トイレ)」、「和菓子」などの言葉だけが、かろうじて残っています。
もちろん、その「和」が日本を意味するということは、知らない人のほうが多いようです。
日本人が「和」という価値観を持つ民族なら、韓国人は「恨(ハン)」の民族です。
ある意味、真逆の価値観です。
恨(ハン)は、韓国人だけに存在する特有な怨みだと言われています。
大勢の韓国人を苦しめている「鬱火病(鬱憤を晴らすことができず、心の病になってしまうこと)」なども、この恨(ハン)の情緒から来るものであると、漢方医やカウンセラーなど医療分野の専門家たちは呼びかけています。
恨(ハン)の特徴は、悔しすぎて、最初から晴らすことができないと決めつけているところです。
晴らしたように見えても、結局はまた悔しさが貯まります。
まるで「過去のある時点に刻まれているような」もので、その悔しさに終わりはありません。
事案によっては同情できなくもないですが、所詮は憎しみです。
自分自身を侵食します。
だから、病気にもなるわけです。