韓国は今でも「民族」という概念が神聖視されている国です。
「大韓民国」というのは、もともと、1919年に出来た「臨時政府」という「抗日組織」が使っていた「国号」です。
抗日精神を煽るための「民族主義」こそが、その臨時政府の最大の“武器“でした。
「単一民族による五千年の歴史」とやらも、あの時に民族主義者たちが流行らせた歴史観です。
戦後、臨時政府を受けつぎ、今でも「臨時政府の法統を継承する(正統性をちゃんと受けつぐ)」と憲法前文に刻んでいる韓国。
その影響もあって、「韓民族」という言葉は、韓国では唯一無二の神聖さを誇っています。
そして、その神聖さの悪役が、日本です。
神の神聖さを引き立てるもっとも良い方法は、反省しない罪人や悪魔など醜悪な存在を登場させることです。
もっと簡単に言うと、ヒーロー物のストーリーは、悪の組織と戦ってこそ成立できるものです。
韓民族というヒーローに相反する“邪悪な存在“として韓国がでっち上げた集団が、日本でした。
これが数十年の教育を経て、今に至っているわけです。