鉄卓のブログ「きままに」

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駅から始まるいつでも散策⑥-新水前寺駅

2018-06-18 | ウォーキング
2018年6月2日(土)


(今日のマップ)

 JR九州鉄道営業㈱が開催する「駅から始まるいつでも散策」。新水前寺駅(熊本県・豊肥本線)へ。

 JR豊肥本線は、2016(平成28)年の熊本地震で被災し、肥後大津駅―阿蘇駅間の約27キロが現在も不通になっている。不通区間全体で被害があった約50カ所のうち、復旧工事に着手したのは22カ所。比較的工事が容易な肥後大津―立野間(約10キロ)で復旧工事が優先的に進められいるが、いつから再開できるかの目途は立っていない。


(新水前寺駅。行先案内の内容が全面復旧するのをくまモンも待っている。)

 さあ、Start。駅員さんに「行ってくるね。」


(新水前寺駅)

 改札口から直ぐの階段を下り、「新水前寺駅前電停」を左手に電車通り沿いを水前寺方面へと歩く。

 「新水前寺駅前電停」の次、「国府電停」のところには障害者が働くパン屋さんがある。


(国府電停のところにある障害者が働くパン屋さん)

「国府電停」の次は「水前寺公園電停」。電停がある四つ角を右へ曲がる。


(水前寺公園電停)

 しばらく歩くと、右手に「熊本出水郵便局」が見える。


(熊野宮)


(道沿いで)


(熊本出水郵便局)

 熊本出水郵便局のすぐ先の信号を左に曲がる。


(信号を左に曲がる)

 少し歩くと、左手に江津湖が見える。象さんのプールも見える。ここから下りて遊歩道へ。


(江津湖が見える)

 遊歩道を歩く。


(遊歩道)


(遊歩道で)

 遊歩道から道路へ出ると、屋形船やボートのお店がある。


(えとうボートハウス)

 通り越すと、駐車場。


(公営の駐車場)


(注意書き)

 ここから、対岸へと二つの島と三つの橋を渡る。


(中の島一号橋)


(ボート乗り場)


(中の島二号橋から)


(中の島三号橋)

 橋を渡り終えて金峰山を眺める。


(金峰山)

 歩いてきた遊歩道の対岸の道に出るので、左に曲がる。


(水量が少ない)

 木陰で休憩するもよし。


(休憩所)

 すぐ横には「水前寺海苔発生地」の紹介がしてある。
 『水前寺成趣園の湧水は、水前寺川を経て上江津湖に流入するが、この水域に自生する茶褐色で不定形の藍藻がスイゼンジノリである。明治5年(1872年)オランダの植物学者スリンガーによって初めて世界に紹介された。』(紹介板より)
 江戸時代は肥後藩の献上品の一つにもなっていたと記されている。

 1924(大正13)年、国指定天然記念物になっている。


(水前寺海苔発生地)


(水前寺海苔発生地のところ)


(国指定天然記念物の碑などが建っている。)

 対岸に見えるは、先ほど歩いた遊歩道。


(対岸の遊歩道)


(チョウチョもいた)

 少し歩くと象さんの滑り台があるプール。熊本出水郵便局先の信号を左に曲がって、江津湖の遊歩道に下りたところからもこの象さんが見えた。
 ずいぶん前だけど、テレビ朝日の「ナニコレ珍百景」で紹介された。

 夏は、子供たちが水遊びしてはしゃいでいる。


(象さんプール(正式な名前は知らない))

 象さんプール内も、その周りからも水が湧き出している。水は江津湖へと流れて行く。


(プールからは勢いよく水が流れていた。)

 象さんプール辺りは、水の綺麗さが実感できる。


(ホタルも見れる)


(ホタルも見れる)


(透き通っている)

 橋を渡ると芭蕉園。
 芭蕉園には、中村汀女や夏目漱石の句碑もあるけど、写真無しですみません。


(橋を渡る。この辺りは少し大きい子供たちの水遊び場。)


(芭蕉園)


(水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)の方から流れてくる)

 芭蕉園の横には熊本県立図書館と細川家の砂取邸の庭園がある。


(熊本県立図書館と細川家の砂取邸の庭園)

 コースから少し外れるけど、県立図書館へ上る。


(県立図書館へ)

 「星の王子さま」の訳者、内藤濯(ないとう あろう)の文学碑がある。内藤濯は熊本市出身。


(内藤濯の文学碑)


(熊本県立図書館)

 くまもと文学・歴史館が熊本県立図書館に併設されている。
 小泉八雲、種田山頭火、石牟礼道子など熊本出身やゆかりの文学者が紹介されている。
 歴史的な文書類も企画展示されているが、この日は、企画展示室では何もあってなかった。


(くまもと文学・歴史館)

 くまもと文学・歴史館の左手から階段を下り、コースに戻る。


(5枚上の写真、水前寺成趣園の方から流れてくる水辺に出る)

 うなぎの「東濱屋」の玄関前の歩道を横断し、橋を渡る。


(橋の上から)


(アップ)

 橋を渡ってすぐに、水前寺児童公園に入る。


(水前寺児童公園入口)


(水前寺児童公園)


(水前寺児童公園のプール。夏は子供たちの歓声が響く)

 児童公園を出て、「水前寺公園電停」の一つ隣、「市立体育館前電停」にある歩道を渡る。


(市立体育館前電停)

 渡った所も公園。


(水前寺江津湖公園水前寺地区)

 歩道を渡って、右へ歩き、消防署の角から左へ曲がる。
 しばらく歩くと、臨時にしか使われない水前寺成趣園の入口に突き当たる。
 右へ曲がる。
 少し歩くと、夏目漱石旧居がある。


(突き当たって右へ)


(夏目漱石旧居。新屋敷にあった第三の家を移転)

 熊本洋学校教師館ジェーンズ邸は、熊本地震で倒壊し、今は片づけられている。


(ジェーンズ邸が建っていたところ)

 何度も来たところなので、すぐに後にする。
 水前寺成趣園裏沿いの狭い道を通る。
 以前は、もっと狭かったけど、少し広くなっている。

 狭い道を出たところで、左折。
 少し歩くと、駐車場のところに水前寺成趣園の北門入口がある。そこから入園。
 水前寺成趣園内を散策。
 のんびりと、と思うけど、暑い。お昼頃でお腹も空いてきた。
 さっさと歩く。


(北門入口の案内)

 古今伝授の間(こきんでんじゅのま)は、細川家の初代・細川幽斎が、後陽成天皇の弟君八条宮智仁親王に古今和歌集の奥儀を伝授した場所であることから、この名前がついている。大正元年(1912年)に京都から移築されている。
 
 数年前だか、古今伝授の間で将棋の大きな対局があっていて、羽生さんを見かけたことがある。


(古今伝授の間)


(園内で)

 園の北側には細川家の歴代がまつられる出水神社もある。


(出水神社)

 水前寺成趣園は桃山式の回遊庭園。


(公園の正面入口から入ったところ)

 公園を出て、参道の土産物屋さんで、いきなり団子をいただいた。1個110円。お茶も出してくれる。熊本の「いきなり団子」は、テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」でも数か月前に紹介されていた。


(参道の土産物屋)

 真っ直ぐ歩いて、電車通りに出る。


(電車通りから水前寺公園に行く案内)

 熊本市電。運が良ければ、ななつ星をデザインした水戸岡悦治デザインの超低床電車「COCORO」にも会える。


(「国分電停」の熊本市電)

 「国分電停」を過ぎて、「新水前寺駅前電停」に着いた。
 JR新水前寺駅は高架駅。熊本市電の電停とJR九州の駅が雨に濡れずに繋がっているのは熊本駅とここだけ。


(新水前寺駅前電停。左上がJR九州新水前寺駅)

 新水前寺駅にゴール。


(新水前寺駅)

 暑い日だったけど、午前中だったのと、水辺を歩いたので気持ち良かった。

 江津湖は上江津湖と下江津湖の2つが連なっている。コースで歩くのは、上江津湖の半分強。江津湖全体の3分の1弱位しか歩いていない気がする。少し消化不良の感がある。
 

 ◇「駅から始まるいつでも散策」の詳細はJR九州鉄道営業㈱のホームページ、駅におかれているパンフレットを見て下さい。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コメント有難うございます。 (かもめ783さんへ)
2018-06-18 20:50:45
こんばんは。

私は、初めて歩きました。

上熊本駅はどうですかね。
屋根で繋がっていれば、本文訂正です。
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懐かしく拝見しました。 (かもめ783)
2018-06-18 20:39:23
こんばんは(^o^)
かれこれ3回以上歩きました。
地震のあとに水前寺公園の水が入った時は
無料で園内散策出来ました。
江津湖は私も好きなところです。

ところで市電とJR九州が濡れずに行ける
場所に上熊本駅前はないですかね?
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