鉄卓のブログ「きままに」

「写真」「ウォーキング」「旅」「縄文」をきままに楽しく。
(本ブログに掲載している写真の無断使用・転載を禁じます。)

明けましておめでとうございます。【2024年】

2024-01-06 | 日記
2024年1月1日(祝)

明けましておめでとうございます。
今年も元日は三社参りウォークでした。

初めは健軍神社へ。



お御籤は「大吉」です。



気分良く次へと向かいます。

途中、熊本市電「市立体育館前」電停のところにある水前寺江津湖公園内に移転復元し、昨年9月に公開された「ジェーンズ邸」があります。
ジェーンズ邸は「熊本洋学校教師館」が正式の名称のようですが、「ジェーンズ邸」と呼ぶ人が多いと思います。

他所にありましたが熊本地震で全壊し、ここに移転復元されました。
最初に建った現在の第一高校から4回目の移転復元です。

明治4(1871)年、熊本洋学校が設立されました。
アメリカ陸軍士官学校出身のジェーンズが教師として招かれました。
そのジェーンズの住まいとして建てられたのが「ジェーンズ邸」です。

熊本洋学校の生徒の中には海老名弾正や徳富蘇峰などがいます。
5年間で閉校になっています。

その後、明治10年の西南戦争では、有栖川宮親王の宿舎として使われ、博愛社(現日本赤十字社)の成立が認可された場所になります。



2社目、藤崎宮へ。
お御籤は「吉」です。



藤崎宮参道では例年のように甘酒で温もりました。

3社目は熊本城内にある加藤神社へ。
お御籤は「末吉」です。

三社三様の運勢です。

天気が良かったので三社とも例年より人出が多かったです。



この三社参りウォーキングの一番の楽しみは加藤神社から宇土櫓を眺めることです。
その宇土櫓は、一昨年から、熊本地震の損傷による解体修復工事に入っています。
昨年の元日は、櫓を覆うための基礎工事中でしたが、今年は櫓全体が覆われ全く見えません。



三社参りウォーキングを終え、帰宅してしばらくすると能登半島の地震の報道がありました。
被害は甚大です。
熊本地震を経験した者として、心痛めています
お悔やみ申し上げます。
お見舞い申し上げます。

「一目一万本」に会う【JR九州基山駅 鉄卓のフォト・ウォーク2023-7】

2023-04-25 | JR九州ウォーキング
2023年4月22日(土)

今日は鹿児島本線基山駅(佐賀県三養基郡基山町)。



春の基山コースは久しぶりだなと思いながら基山駅をスタート。



いつもの基山小学校の二宮金次郎像。



それからはお花を眺めたり。



川を眺めたり。



歩いて行く。













山も眺めながら。





春を歩いて行く。



「ミキファームきやま」に着く。

夏場には果実・ライチの摘み取りができる、ハウスの中を見学するだけ。





ハウスを出て直ぐ、何故だかわからないが、いつも三菱倉庫と畑を撮りたくなる。



先へと歩く。











ようやく着いた。
大興善寺の階段。



上って山門をくぐったら、目に飛び込んできた新緑。
しばし立ち止まる。



大興善寺に併設の「熊野神社」。



大興善寺の裏山「契園」に。

今年はつつじの開花がドンピシャ。
マスク越しにも香りが漂う。







園の一角にある「一目一万本」のつつじを見ようと人が集まっている。
スマホやカメラを向ける人、記念の写真を撮る人。

一瞬の間にシャッターを押す。



一目一万本を後に園内を廻る。







園内遊歩道の一番高いところに来た。



下って行く。





石の上にも百年の木。



こんなのにも会った。









契園を出て、境内へ。



階段ではなく、坂を下って行く。













「トートト工房」で天然酵母のパンを買って昼食。
3個セットで500円。



お腹を満たし、先へと歩く。







「すなぼりがらす対翠社」に着く。



猫も作品と一緒にお出迎え。





宝満神社。





町営球場ではおっさん達が嬉しそうに野球をしている。





「酒ブティック丸久」、



「喜峰鶴酒造」に寄って



ゴール基山駅に。



基山駅コースでは、交通系ICカードを使ったスタンプラリーがあっている。
ゴールでお菓子を頂く。

今日は風もあって気持ちよく歩けた。
各駅停車の乗り継ぎで帰路。
ウォーキングを終える。

〔4月15日JR九州香椎駅  鉄卓のフォト・ウォーク2023-6〕
〔4月23日JR九州肥後大津駅  鉄卓のフォト・ウォーク2023-8〕
のブログはお休みします。

「縄文人も見た滝」に会う【JR九州豊後森駅 鉄卓のフォト・ウォーク2023-5】

2023-04-12 | JR九州ウォーキング
2023年4月9日(日)

今日は久大本線豊後森駅(大分県玖珠郡玖珠町)





駅をスタートして直ぐに豊後森機関車庫へ。
機関車庫を見る機会はめったにない。



転車台。





先へと進もうとしたとき列車が来た。



しばらく線路や玖珠川沿いを歩く。













左折して足手荒神社に。







後にして直ぐ、瑞巌寺摩崖仏。



制作されたのは鎌倉時代か室町時代かはっきりしないそうだ。



先へと歩く。



直ぐにあったのは、二日市洞穴。
縄文時代、約1万年以上前から日々とが暮らしていた。
炉が造られた跡や、土器や石器、人骨などが発見されている。

縄文遺跡というと定住跡が多いが、こういう遺跡もあるんだ。





すぐ横には室園稲荷大明神。



先へと進む。



見上げたり。



下を見たり。



松木自然石板碑。











ようやく着いた。石板碑から長かった。
きつかっただけ、感動も大きい。
おー凄い。





滝の近くまで行きたかったけど、後のどれくらいの時間がかかるのかが分からない。
お腹も空いてきたので先へ急ぐことにし、来た道を引き返す。

撮ってくださいといわんばかり。



私たちも撮ってとお花たち。













来た道と別れ、歩いてきて、ようやく着いた。
八鹿酒造「やしか!祭」。



試飲コーナーで飲み比べした後、なしかカクテル。



しぼりたて原酒はコップ半分100円。
甘いものとも合った。
美味しい。



ゴール恵良駅は八鹿酒造の目の前。



「なしか」は「何故か」の意味。
常識にとらわれず、「なしか」と問える年寄りにならなくては・・・。

酔っぱらって今日のウォーキングを終える。

〔3月26日JR九州行橋駅  鉄卓のフォト・ウォーク2023-3〕
〔4月8日 JR九州門司港駅 鉄卓のフォト・ウォーク2023-4〕
のブログはお休みします。

「博多でも筑後でも桜」に会う【JR九州博多駅・西牟田駅鉄卓のフォト・ウォーク2023-1・2】

2023-04-02 | JR九州ウォーキング
2023年3月25日(日)

JR九州ウォーキングに、今年、初めて参加する。

スタートは鹿児島本線博多駅(福岡市)。



9時受付開始だが、早めに着いた。

案の定、長い列が出来ている。
歩友さんの顔もチラホラ。



9時少し前から始まった受付を済ませ、博多駅から海岸の方へ延びる大博通りを進む。



程なくして、東長寺。
境内に入ると桜が迎えてくれる。





東長寺を出て、再び大博通りを進む。
信号が赤から青へ変わる瞬間、車が途絶えた。



左折して、冷泉公園。
桜は、もう直ぐ満開。



川端商店街を通る。



キャナルシティの横を通る。



瀬の川橋を渡る。



柳橋連合市場の中を通る。
ここは、外国の観光客に人気があった。
コロナで厳しい時期があったであろう。



天ぷら屋さんで、切れ端を売っていたので買った。
切れ端は好きだ。巻きずしも切れ端が好き。



そこから、直ぐ。
ゴールはホテルニューオオタニ。
距離は3キロ弱。

何、この距離とゴール場所、と思ったら、
ホテルニューオオタニのアプリを登録して、平日ランチペア券を当てようのキャンベーンがあっていた。

先を急ぐ。

ホテル横のバス停からバスに乗り博多駅へ戻る。
駅では駆け足。
予定の新幹線にギリギリ間に合う。
筑後船小屋駅から西牟田駅へ向かう。

羽犬塚駅で「ななつ星」に出会う。



今日、2つ目は鹿児島本線西牟田駅(福岡県筑後市)。





井原堤水辺公園へと進む。



博多より南だが、桜の満開まではもう少し。









藪数天満神社の所の桜。



先へと進む。









職場の花見も場所取りをしなくてよさそうだ。



公園名はわからなかったけど、通りに沿って桜。
ベンチもあり、花見の人たちがチラホラ。



窓ヶ原公園のところを過ぎたあたりで、後ろの方から声がしてきた。
顔馴染の皆さんだった。

少しお話しながら歩いたけど、今年初めてのウォーキングでへばっていて、ついていけない。



サザンクス筑後から左折して、市民の森公園の方へ。





公園には、羽犬の像が建っていて、羽犬塚の名の由来が書いてある。



秀吉にまつわる説だが、どう猛な犬とかわいがっていた犬と2つの説があるという。



ここで、お昼。
朝、博多駅で買っていたお弁当を食べる。
リュックの中で揺られてきたので崩れていたが美味しかった。



ゴールの羽犬塚駅は直ぐ。
2つのコースの合計でも10キロほどだったが疲れた。
ゴールではお菓子の販売もあっていて、最中を買った。
写真撮るのを忘れて、直ぐに食べた。美味しかった。



もうひと踏ん張り。
筑後船小屋駅へ戻って、ホークスファームの本拠地「タマホームスタジアム筑後」に。
ホークス3軍対火の国サラマンダーズの試合があっている。
火の国サラマンダーズは九州の独立リーグの熊本のチーム。
ホークスの守護神だった馬原氏が監督をしている。



投手と打者の間のボール見えるかな。



久しぶりに一日遊んだ。
疲れたけど楽しかった。
明日もある。

今日のウォーキングを終える。

明けましておめでとうございます―2023年

2023-01-06 | 熊本の話題
2023年1月1日(日)

明けましておめでとうございます。
本年も当ブログをよろしくお願いします。

1年元気に歩けますよう、今年も三社参りウォーキングしました。

一社目は健軍神社へ。
これまで、おみくじには縁がなかったけど、おみくじを引きました。



「小吉」でした。



健軍神社を後にして、電車通りへ出ると、熊本市電の「COCORO」に会いました。
JR九州のななつ星などをデザインしている三戸岡悦治さんがデザインした電車で、熊本市電開業90周年を記念して導入されています。

元日のウォーキングではこれまで会うことはありませんでしたが、今年は会えました。



少しだけ寄り道し、九州学院のところへ。
プロ野球セリーグで三冠王を達成したヤクルトスワローズ村上選手の母校です。



門の前の通りは通称「九学通り」です。
門のすぐそばに金色の郵便ポストがあります。



2021年の東京オリンピックで金メダルに輝いた選手のゆかりの地に設置されているそうですが、
熊本は野球チームの一員だった村上選手を称えてここに設置されています。



二社目は藤崎八旛宮へ。



おみくじは「大吉」でした。



神社を後にし、参道でいつものように甘酒をいただきました。



三社目、加藤神社へ。

おみくじは、箱へ入れるようになっています。
後ろは宇土櫓。



おみくじは「末吉」でした。



宇土櫓は10年かけての解体修復工事に入っています。
足場の基礎工事中です。



三つの神社で引いたおみくじは「小吉」「大吉」「末吉」でした。
どれが当たるか分かりません。
山あり谷ありかもしれませんが、元気にウォーキングできればと願っています。

宇土櫓が10年後に修復完成するまで、元日のウォーキングでレポートできればとも願っています。

「焼酎・ワイン・柿柿柿」に会う【JR九州田主丸駅 鉄卓のフォト・ウォーク2022-17】

2022-11-15 | JR九州ウォーキング
2022年11月12日(土)

今日は久大本線田主丸駅(福岡県久留米市)。



田主丸駅に降りるとホームで「お迎え河童」が迎えてくれる。



駅舎も河童。



スタートして歩く道は「河童ロード」。



暦では冬だが、秋色の道を歩いて行く。







少し上って山苞(やまづと)の道へ出て直ぐに「樹蘭マルシェ」。
農産物の直売所とスイーツのお店がある。

今日は久しぶりに同行者有りウォーク。
同行者は、柿を使ったスイーツを買っていた。





続いて向かうは「紅乙女酒造」。



高いところへ来ている。



紅乙女酒造にあった天然水。



紅乙女酒造はごま焼酎をはじめ麦、芋、米の焼酎など造っている。
以前来たときごま焼酎を買った記憶がある。
今日は試飲だけさせてもらう。



店の前では農産物か100円で売られている。



紅乙女酒造の森の貯蔵庫。





貯蔵庫の片隅では河童が・・・。



先へと進む。



森の散歩道を少し上って行く。



右手には葡萄畑。



森林浴を楽しみながら「巨峰ワイナリー」へ。



先に地下貯蔵庫を見学する。
何年もするワインが貯えられている。



お店で試飲。



珍しいネーミングの巨峰ワインがある。
今年1番初めに収穫された巨峰で一番初めに仕込まれたワインのようだ。

同行者ワインを買う。



お店を後にし、下って行く。



山苞の道へ出て、道沿いは柿。



里芋の無人販売もある。
同行者100円入れて里芋を買う。



少し歩いたら、突然、大きな古墳が現れた。



田主丸大塚古墳。
6世紀後半ごろに造られたとみられている。6世紀前半の磐井の乱から半世紀ほど後である。
墳丘長103メートル。
古墳時代後期では九州最大規模の前方後円墳。



墳丘の表面には葺石が施されているが、一般的な古墳とは違った造りになっているようだ。





見晴らしのいいところに造られている。
住んでいる人々、道や川を往来する人々を見守るのか、見上げてもらい威厳を見せるのか。
古墳の主は、磐井とはどんな関係にあった人物だろうか。

ゴールの筑後吉井駅まではここから数キロだが、その筑後吉井駅から数キロ行ったところには日岡古墳、月岡古墳があった。
その古墳の主たちとの関係は・・・などいろいろ思う。





古墳を後にし、山苞の道を左折して「高山果樹園」へ。
柿の販売があっている。

同行者は柿を買う。
写真の柿は量が多いので少なめの柿を買ったようだが、2個おまけしてもらって増えていた。



石垣神社のところから右折。



うきは市へと入っていく。



道沿いは柿。



この後、左折して、お菓子の直売所「あわしまる」へ行ったが、行列が出来ていて中には入らなかった。

いくつか曲がって、地元の農産物販売所「にじの耳納の里」へ。
お握り弁当を買って昼食。

そして、ゴールの筑後吉井駅へ。



「ゆふいんの森号」が通過して行った。



この後、ホームに入って来た普通列車で久留米駅へ。

立冬が過ぎたが暑かった、坂もあった、同行者は買い物をたくさんした。
今日のウォーキングを終える。

たまには1句(7)
「冬紅葉 静かに眠る ワイン倉」

「三毛門南瓜」に会う【JR九州宇島駅 鉄卓のフォト・ウォーク2022-16】

2022-11-06 | JR九州ウォーキング
2022年10月3(日)

今日は、日豊本線宇島駅(福岡県豊前市)。



宇島駅から三毛門駅、吉富駅に寄って中津駅にゴールするハロウィン・ウォーク。
逆の中津駅から宇島駅のコースも設定されている。





宇島駅横の広場でハローウィンの催しは準備中のようだ。



もうすぐ10時。



先へと進んで行くと、こんな自販機があった。



海沿いを歩いて行く。





着いたのは「うみてらす豊前」。



お魚の直売所だ。鱧もいる。



その場で揚げて販売されている。
逆コースを歩いて買い物して帰れば良かったかなと思った。



少し戻って、先へと歩く。



宇島神社。
先ほどの自販機にあった宇島祇園はここのお祭りのようだ。





踏切を渡って左折。しばらく歩いて、左折して三毛門駅(福岡県豊前市)。



駅の横の広場でハロウィンの催しが始まっている。



三毛門はかぼちゃは、450年程前、ポルトガル人から大友宗麟にかぼちゃの種が献上され、その後、三毛門村の武将が譲り受けて三毛門村に広まった。
日本最古の南蛮渡来種。





舞台では、子供たちの演奏があっていたが、人でいっぱい。
出店の前も人でいっぱい。
会場は賑やか。
狭い広場なのでカメラは向けにくい。





次の吉富駅へと向かおう。







吉富町のフォーユー会館ではガールマルシェがあっていて、キッチンカーとかが出ていた。



吉富駅(福岡県京都郡吉富町)へ。
駅前での出店とかは無いようだ。





山国川を渡ると中津城が見える。



こちらの方角から中津城へ入るのは初めてになる。
神社があった。



西南の役に西郷軍に参加した、中津隊の隊長増田栄太郎らを顕彰する「西南役中津隊之碑」。



中津城は、見上げるだけで後にする。



南部小学校の門。中津藩家老生田家の門が当時のまま使われている。



中津駅すぐ横の日之出町商店街もハロウィン。
先へと進むと、商店街の各お店が店先でお弁当屋らお菓子屋ら販売している。
人がいっぱい。
催し広場でも、演奏の準備がされている。



人混みの中を通り抜けて、中津駅(大分県中津市)へゴール。



中津駅を中心のスタンプラリーに挑戦。



抽選場所では、孫たちと同じ年頃の子たちも多く並んでいる長い列に並び順番を待つ。
いよいよ抽選。昨日の嬉野のリベンジとガラポンを廻す。白い球がコロリ。
黒田官兵衛のタオルを頂いた。



お昼を過ぎてお腹が空いた。
商店街の居酒屋の出店で弁当を買って、商店街の裏で座れるところを探し、昼食。
今日のウォーキングを終える。

たまには1句(6)
「三毛門の かぼちゃほほ笑み ハロウィン」

「西九州新幹線」に会う【JR九州嬉野温泉駅 鉄卓のフォト・ウォーク2022-15】

2022-11-01 | JR九州ウォーキング
2022年10月29日(土)

今日は西九州新幹線嬉野温泉駅(佐賀県嬉野市)



博多駅を出発した、特急「リレーかもめ」に新鳥栖駅で乗車する。
武雄温泉駅で、ホームの向かい側で待っていた西九州新幹線「かもめ」に乗り換える。
乗り換え時間は3分。
予定通り発車し、6分程の乗車で、次の駅の嬉野温泉駅に着く。
下車したら、「かもめ」は長崎へと向かって出発した。



嬉野にこれまで鉄道は通っていなかった。
明治時代、長崎へ鉄道を敷設する計画の時には嬉野温泉を経由する計画があったようだが、住民から「駅ができると、泥棒や浮浪者が増える」という反対があり、鉄道が敷かれなかった。(弓削信夫「九州の鉄道おもしろ史」西日本新聞社発行より)
嬉野は素朴で豊かな町だったのではないかと思う。

今年は鉄道開業150周年の年だが、最初に鉄道が計画された各地で、今では信じられないようないろんな反対の声があったようだ。

受付を済ませ、スタート。



国道へと出て歩く。
お祭りがあるようだ。
後でわかったが、今日は「嬉野温泉秋祭り」でいろんな催しがあっていた。



バス停の待合所。



左へ右へと曲がって、美肌の神様「豊玉姫神社」へ。
肌の病に効果があるとか。





神社の裏から出て、国道へ戻る。
少し歩いて、右手の「西公園」へ。

高台の公園で少し急な坂を上った。
途中、一休みする人もいる。



上では「西公園マルシェ」があっていて出店なども用意されている。



下る。



国道へ戻り、歩いて行く。
嬉野はお茶の名産地。
お中元やお歳暮には、「嬉野・八女・知覧」のお茶セットなども人気がある。



さらに歩いて行くと、「轟の滝公園」という看板が気になった。
立ち寄りの矢印も旗も無いが、ちょっと寄って行こう。



橋があって滝が見えた。

橋の下には滝の向う側から歩いてくるウォーカーが。
寄り道するところではなかったらしい。
真っ直ぐに歩いて、先の方からここには来るようになっているようだ。

どうしようと思ったが、橋の下に降りて、コースを歩くことにする。

後でマップを確認すると、寄らずに真っ直ぐに歩いて「うれしの茶交流館チャオシル」まで行き、そこから別な道を通り轟の滝公園に入るようになっている。
寄り道しようとすると、だいたい歩く距離が長くなるが、今日は寄り道しようとして歩く距離が短くなってしまった。



正規のコースから見た轟の滝。





川沿いを歩いて行く。





川沿いを上がって、道へ出て少し歩いて、橋を渡る。





商店街の本通りに出て、スタンプラリーを楽しみながら、「湯宿広場」へ。
足湯があったが、もう一つ珍しいもの「あし蒸し湯」があった。



あし蒸し湯と書いてあるフタを開け、ここに足を入れる。



足の上に別の蓋をする。



タオルで覆うと出来上がり。
じわじわと温かくなる。
気持ちいい。
いつまでも、入っていたい。



足蒸し湯に入っていると、お神輿が通って行く。



長く入っていたいが諦めて出て、少し歩くと、右手に「シーボルトのあし湯」。
ここにも入ろう。



熱くもなく、ぬるくも無く、いつまでも入っておれそう。

まだまだ先がある。早めに出た。



通りから右に入って橋を渡り、嬉野温泉公園へ。



ここで、ウォーキング参加者へはサービスで湯豆腐を頂いた。
一般は100円で販売されているようだった。



隣のテントではおこわの販売があっていたので、ここでお昼。



スタート受付を済ませた後に、地元の高校生が「街歩きスタンプラリー うれしのクイズアドベンチャーwith嬉高生」を配布していた。
ここまで神社、公園、商店街のお店などでクイズに答えて、スタンプを押してもらってきた。
お茶や温泉に関するオーソドックスな問題もあったが、商店街のお店では「このお店は、婦人服、子供服、紳士服のどれを販売しているでしょうか」というような問題や、お店の中に入ってから「このお店の名前の漢字はどれでしょう」という二択の問題があって、お店の外に出て確認したり、問題に答えて、そのお店の商品を買ったらスタンプが一個増えますなどがあったり、高校生が自分たちで問題を作ったのだろうけど、楽しかった。

この公園が抽選会場。
ガラポン廻したが残念。



商店街に戻ろう。

公園のすぐ横にあった「嬉野温泉公衆浴場『シーボルトの湯』」



商店街では、クイズスタンプラリーを楽しむ人たちでにぎわっている。







商店街を外れて、後はゴールへ。







風もあり、気持ちよく歩いて嬉野温泉駅に戻ってゴール。
高校生たちから頂いた。
写真には撮っていなかったけど、西公園でクイズに答えて「うれしの含み茶」も頂いた。

今日の祭りは高校生が大勢で担っていた。
若い人たちが活躍しているのを見るのは楽しい。



駅構内にはこんなものが。



「折り紙で作った電車の最多展示数」でギネス世界記録達成。
19,120枚あるそうだ。
おめでとう!



西九州新幹線「かもめ」で武雄温泉駅へ、「リレーかもめ」に乗り換える。
今日のウォーキングを終える。

たまには1句(5)
「あし蒸し湯 じわじわと来て 秋の風」

熊本城宇土櫓を見に行った【熊本の話題】

2022-10-23 | 熊本の話題
2022年10月22日(土)

熊本地震(2016年)で損壊した熊本城宇土櫓の解体復旧工事が始まるとのことで宇土櫓を見に行きました。
熊本城からそれ程離れていないところで生まれましたが、小学校の高学年までは天守閣は無く、宇土櫓を見て育ちました。

宇土櫓は、3層5階地下1階、高さ19mの多層櫓で、国指定重要文化財です。
他のお城を見た時、「宇土櫓の方が立派ばい」と思ったりしていました。

熊本地震発生の時は、宇土櫓がどうなったのかが気になりました。

宇土櫓は、今から400年以上前の慶長年間(1596~1615年)に建てられたとされていますが、はっきりした築造年は分かっていません。
今回の解体で、築造年が分かるものが出てこないかも注目されます。

解体から復旧まで10年もかかるそうです。
この歳になると、10年は長いです。











10月20日天守閣より撮った宇土櫓。



天守閣の中にあった宇土櫓の模型。


「世界遺産の古墳群」に会う【JR九州福間駅 鉄卓のフォト・ウォーク2022-14】

2022-10-13 | JR九州ウォーキング
2022年10月8日(土)

今日は鹿児島本線福間駅(福岡県福津市)。



改札口を出るとお迎えしてくれる「ふくふくちゃん」。
福津市商工会のキャラクターらしい。



福間駅をスタート。



福間駅のコースではいつも宮地嶽神社に寄るが今日は寄らないコース。



道なりに歩いて、カメリアホールへ。
福津市の総合文化センターで歴史資料館もある。



福津市の通史展示や津屋崎の古墳から出土したものなどが展示してある。



復元されたものであるが、宮地嶽神社にある古墳から発見された国宝の大刀。大きかった。





津屋崎には古墳が多く存在するようだ。





船上での武器のようだ。



新原・抜山古墳群を紹介するコーナーもあったようだが、見過ごしている。

館を後にして国道沿いを歩いて行く。
マップを見ると、長い道のりになりそうだ。

今日はお花たちと出会わないなぁと思いながら歩いていると、古墳らしきものが。

須多田ニタ塚古墳。
周囲にも古墳が点在し須多田古墳群を形成している。





そこから、まだまだ歩かねばならないようだ。







コスモスがお出迎え。ようやく、古墳群のところへ。



平成29年、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が世界遺産に登録された。
ここ、「新原・奴山古墳群」は、その世界遺産を構成する一つ。
5世紀から6世紀にかけて築かれた前方後円墳5基、円墳35基、方墳1基の41基が現存している。

いただいた福津市のパンフレットには
「台地中心部には、前方後円墳や大型円墳が造られ、その周辺に中小の円墳が分布しています。前方後円墳はヤマト王権とのつながりの強い有力者の墓であることを示すことから、王権のもとで朝鮮半島への航海や沖ノ島での祭祀を担うことによって勢力を拡大させた古代豪族宗像氏の性格をよく表す古墳群として世界遺産に登録されました」
とある。

国道から右折して、最初にあったのは、22号古墳。
5世紀後半に築かれ、全長80mあり古墳群最大規模を誇る。
前方後円墳の前方が短くなっていて、帆立貝式古墳とも呼ばれている。



木が茂っているところが後円部。手前の草むらが前方部、開墾によって残っていない。



並ぶようにしてある21号墳は円墳。



廻って行こう。15号墳は円墳。





21号墳のところに来た。

古墳の上に百塔板碑があるようだ。



鎌倉時代中期に建てられているようだ。



古墳の上に建っている。





先へと進む。



25号古墳は5世紀後半に築かれた古墳群最大の円墳。





30号古墳は6世紀中頃に築かれた全長54mの前方後円墳。
前方部は畑により削られ平らになっている。





展望台の方へと進む。



途中、説明があった。



古墳群は、当時、入海に面した台地上にある。
赤い線が古墳群。



古墳の分布図。
国道を右へ曲がって古墳群に入ったが、国道の左側にも古墳があるようだ。



古墳が一列に並んでいる横を歩いて展望所に着く。
正面は大島。宗像大社中津宮がある。





当時のイメージ図。
入海の台地上に面している。



新原・奴山古墳群は5世紀から6世紀に築かれている。
7世紀に入ると遣唐使の派遣が始まる。
古墳群の主たちは、遣唐使の船を台地の上から見送ったであろう。
宗像三神の祭祀は遣唐使の無事な航海も含まれるようになって、ヤマト王権が深くかかわるようになっていっただろうと思う。

古墳群の展望所を後にする。

お馬さんがいた。



歩いてきた国道へ出た。



すぐに、あんずの里。



今日はここがゴール。



福間駅へはシャトルバスで帰る。



博多駅方面の列車がすぐに来た。

スタート時にめんべいをいただいたのを思い出した。
福津めんべいは対茶漬け風味、先週の添田町めんべいは柚子ごしょう風味だったようだ。



今日のウォーキングを終える。

たまには1句(4)
「遣唐使 見送る古墳 秋桜」