鉄卓のブログ「きままに」

「写真」「ウォーキング」「旅」「縄文」をきままに楽しく。
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「ようやく満開」に会う【JR九州竹松駅 鉄卓のフォト・ウォーク2022-10】

2022-06-09 | JR九州ウォーキング
2022年6月4日(土)

今日は大村線竹松駅(長崎県大村市)。



JR九州の西九州新幹線は今秋9月23日に長崎駅~武雄温泉駅間で部分開業する。
開業直前ウォーキングが長崎駅、武雄温泉駅、諫早駅で開催され、今日は竹松駅スタートで新大村駅の駅舎見学がある。



スタートして間もなく踏切を渡る。
大村線を走る列車。西九州新幹線の高架が並行している。



歩いて、工事中の新大村駅へ。



駅舎内を見学する。
改札口を入って正面に見えるこれなんだろう。
後から分かった。



ホームはどこの駅もあまり変わらない。



隣駅は諫早駅と嬉野温泉駅か。



改札口のところ。
在来線(大村線)の駅も新設されるようだ。



ウォーキングでまた来るのだろうなと思いながら駅舎を後にする。

地元の期待も大きい。



しばらく歩いて新幹線の線路が見えるところに来た。
開業したら、ここで新幹線を撮る人が増えるかもしれない。



新幹線とはお別れして先へと歩く。





神社の階段だけが見える。
長い階段だと嫌だなと思いつつ、入っていく。



それほどでもなかった。



ほっとして左折したところに富松神社。



一茶の句碑もある。
灯ちらちら疱瘡小家の吹雪哉



左折しないで直進し階段を上ったところには市杵島神社。



神社を後にして歩く。



ゴール大村駅のホームが見える。
でも、まだ道半ば、先へと進もう。



いくつか角を曲がった。
大村線の線路の下もくぐって歩いて行くと。

あ、新大村駅で見たあれだ。
五色塀。
色とりどりの海石を漆喰で塗り固めた大村藩独特の塀だそうだ。



そこから直ぐ。
国指定名勝の旧円融寺庭園。



階段の下で。





階段を上ると、枯山水の庭園がある。
江戸初期に、斜面を利用して400個以上の石を組み合わせ造られている。





幕末に活躍した大村藩勤王同盟三十七士の石碑もある。



階段をゆっくりと下りて、次へと歩きだして直ぐに出会ったお花たち。







旧楠本正隆屋敷へ。
幕末から明治にかけて活躍し、新潟県令、東京府知事、衆議院議長など歴任した政治家楠本正隆が明治3年に建築した屋敷。







武家屋敷通りを歩いて行く。





ここらあたり一帯はおおむら歴史の散歩道。



大村藩の藩校、五教館御成門、通称「黒門」。
文字どおり藩主が来校した時の専用の門。



直ぐに大村公園へ。

満開の花しょうぶが迎えてくれた。

先々週の高瀬裏川の花しょうぶはまだまだだった、先週の宮地嶽神社でもまだまだだった。
今週、ようやく満開に会った。









花しょうぶの系統は大きく分けると江戸系、伊勢系、長井系と肥後系があるようだ。



花しょうぶを見ながら大村寿司で昼食。





池を眺めながら大村公園を後にする。



大村公園から大村駅までは結構長い道のりだ。

商店街は少し寂しい。



そうこう思いながら歩いていたら、ゴール大村駅に着いた。



諫早駅へ戻り、予定のかもめの発車まで時間があったので、新しくなった駅舎を見て回った。

春編は明日まであるが天気予報は雨。
最近は雨の中のウォーキングは辛い。
明日は不参加にしよう。

私の春編最後のウォーキングを終える。

「苅田町の古代」に会う【JR九州苅田駅 鉄卓のフォト・ウォーク2022-9】

2022-06-06 | JR九州ウォーキング
2022年5月29日(日)

今日は日豊本線苅田(かんだ)駅(福岡県京都郡苅田町)。



苅田町は、無法松ツーデーマーチが開催される北九州市と行橋~別府100キロウォークのスタート会場の行橋市の間に位置している。
日産自動車の工場がある。


(苅田駅の待合室にあった地図)

苅田駅のウォーキングには初めて参加。
駅の西口へ出て歩き始める。



左折して右手に井ノ口池。





すぐに、宇原神社。



境内の池ではカメが日向ぼっこ。こんなに暑いのに。



神社前の田んぼでは田植えが終わっていた。
この田は神社と関係あるのだろうか。



東九州自動車道の下をくぐり、殿川ダムへと上って行く。
ダムの堤。



ダム湖へ出てダム湖沿いを歩いて行く。



石仏がずらりと並んでいるところを歩いて行く。



天台宗の相円寺への上り口に着いた。
石の階段がある。
何段くらいあるのか予備知識なし。



最初の頃はまだ余裕があって写真も撮った。



石段がだんだんと険しくなっていく。
不規則な石段を、もう着くだろうもう着くだろうと上るがまだまだある。
上り下りのウォーカーで交通渋滞も起こる。

なんとかここまで来た。



もう少し石段を上らねばならないようで。

ようやく、本堂に着いた。



下りが怖い。
石段の幅が狭いところもいっぱいある。
足を滑らさないか、用心用心しながら下る。
下り終えてホッとして石段を見上げる。

ダム湖に沿って来た道を戻って、次へと向かう。



ダム湖の堤から苅田の町を見下ろす。
煙突は火力発電所か?







ダム湖の横にある四季の広場は地元の人たちによって管理されているようだ。







今はアジサイの時期。











ダムを下って行く。
蜂の巣箱で舞っているのは蜂かな?



東九州自動車道をくぐって、一直線に歩いて行く。



郵便局から左折。
すぐに、石塚山古墳の標識が。



浮殿神社への階段がある。



拝殿。



裏へ回ってみる。
前方後円墳の後円部分にあたる雰囲気がある。





ここが後円部のようだ。
そうすると拝殿があったところは前方部かな。



階段を下ってすぐのところに古墳の説明板があった。

この後に訪れた歴史資料館むにあった説明書によると古墳の築造年代は出土した遺物などから3世紀末から4世紀初頭と考えられる。
規模は全長130メートル、後円部は80メートルを測り、前方部が2段、後円部が3段築造とある。

3世紀後半から4世紀前半は前方後円墳が造られ始めたころで、初期の頃の前方後円墳として有名な奈良県桜井市のある箸墓古墳のすぐあとぐらいだろうか。
その頃の古墳としては九州最大規模という。

九州の苅田町にこれだけ大きな古墳を造るだけの勢力を持った人物がいたということだ。

江戸時代に埋葬物が出土している。
海を渡って来た銅鏡(三角縁神獣鏡)7面などは国の重要文化財に指定され、最初に訪れた宇原神社に保管されているという。

宇原神社は古墳の近くにあって、後に現在地へ移転したらしい。



古墳を後にする。
暑い中を歩いてきた。
木陰の中は気持ちいい。





古墳のすぐ横にある苅田町歴史資料館へ。

熊本でも出土している縄文時代後期の鐘ヶ崎式土器、西平式土器などが展示してあって興味深かった。



ゴールの苅田駅東口へ。



ゴール受付終了後、西小倉駅へ。
リバーウォーク北九州の中にあるZENRIN MUSEUMへ。地図の博物館。
16世紀から20世紀の西洋製・日本製の地図の変遷を楽しむことができる。
鉄道開業150周年企画展として鉄道網から読み解く近代日本が開催されていた。



お昼の御馳走もゴール後のビールも無かったけど、いろいろと学んだ。
満足感一杯でソニック、新幹線と乗り継ぎ帰路。
今日のウォーキングを終える。

「光の道」に会う【JR九州福間駅 鉄卓のフォト・ウォーク2022-8】

2022-06-01 | JR九州ウォーキング
2022年5月28日(土)

今日は鹿児島本線福間駅(福岡県福津市)。



同行者と博多駅で待ち合わせて9時前に福間駅へ。
受付が9時からということで、受付を待つ長い列が予想されたが、予想以上の列。



受付が始まって15分程かかってようやくスタートできた。

宮地嶽神社を目指し歩く。







宮地嶽神社の階段の上からの眺め。
2月と10月、海へと続く参道が夕陽に照らされる光の道として全国に名が知られている。





拝殿前の花しょうぶは、まだ、ほとんど咲いていない。



裏の方へと廻ると、紫陽花が奇麗に咲いている。







奥の宮八社の一つ三寶荒神。





稲荷神社。



少し下ったところにある菖蒲園。
前に来たときはもう少し咲いていたように思う。





神社を後に、階段ではなく、坂を下りる。

参道のお店であつあつの松ヶ枝餅。
大宰府は梅ヶ枝餅だが、ここは松ヶ枝餅。



お店の中で食べたら、こんなのが貼ってあった。



先へと歩いていく。



津屋崎千軒の町並みは、最初来た時とはずいぶん変わった。
いろんなお店を見学したけど、ほとんどが閉まっている。
空き地になっているところもある。

ウニを買ったことがあるお店は健在のようだ。



波折神社に寄る。



そして、津屋崎の海岸へ。

漁港のところにあるおさかなセンターうみがめで寿司のお弁当を買って、漁港を眺めながらのお昼。





猫たちが寄って来た。



お昼を済まして、津屋崎の海岸を歩いて行く。

テントのお宿か?











一旦海岸が見えなくなり、海の家などが並ぶ通りを歩いて、再び海岸が見えるところに出た。

遠くに見えるのは、朝鮮通信使を接待した相島。
朝鮮通信使は江戸幕府へ使節として行くのだが、九州には上陸しないので、九州ではあまり話題に出ない。





道沿いを歩いて行く。



保安林が切れたところで海岸へと出る。

ここは宮地嶽神社の階段の上から見た、光の道の延長線上にある宮地浜。
夕陽が見れる角度が示されている夕陽時計があった。





道路に戻って直進。
次に保安林が切れたところはビーチハウス。





戻って、道路を歩いて行く。
福間海浜公園へ。





戻って、海岸から離れて角を曲がるところで、販売されているあさりの産地が表示してあった。

熊本県産あさりの偽装表示が問題になったが、熊本県は産地証明支援システムを構築し、安心して買ってもらえる仕組みづくりを始めている。
システムに乗ったあさりが全国に販売されるのも近い。



角を曲がった後はゴール福間駅まで一直線。

ゴール受付後、直ぐに博多駅方面行の列車に乗車。



宮地嶽神社は木々の間を風が通り抜け気持ちよかった。
海岸沿いも風や海を眺めながらで気持ちよかった。
海岸を離れ、福間駅までの歩道は遮るものも無く、目に涼しいものも無く、照り返しだけがあって、暑かった。
博多駅に着いてからのビールが美味かった。
今日のウォーキングを終える。