鉄卓のブログ「きままに」

「写真」「ウォーキング」「旅」「縄文」をきままに楽しく。
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「月岡古墳・日岡古墳」に会う【JR九州筑後吉井駅 鉄卓のフォト・ウォーク2022-7】

2022-05-27 | JR九州ウォーキング
2022年5月22日(日)

今日は久大本線筑後吉井駅(福岡県うきは市)。



今日のウォーキング開催駅はここだけ。
受付開始時間に少し遅れる時間の列車に乗ったが、思ったほど混んではいなかった。
座れはしなかったが。ゆっくりと立って行けた。



乗って来た普通列車とその後に筑後吉井駅に入って来たゆふいんの森号。



スイーツ店巡りということで、お店の開店時間に合わせてのことだろうが受付時間がいつもの8時半からではなく、9時半から。
スタートしてもう既に暑い。

今の時期のものは少ないが、うきははフルーツの産地。
その雰囲気の中を歩いて歩いて。















遠くに見えるお寺にはウォーキングで一度行ったことがあるなあと思いながら更に歩いていく。









昨年10月のうきは駅(筑後吉井駅の隣駅)ウォーキングで訪れた「ぶどうのたね」へ。



上りになっている小さな道の両側にカフェ、和菓子、雑貨、服飾店など8つのお店が並んでいる。



昨年は、キョロキョロと眺めただけだが、今日は和菓子葡萄家でお菓子を買った。



さらに上ると諏訪神社がある。



神社からの眺め。



買ったお菓子をいただく。
和菓子はあまり食べないけど、めずらしいものを食べた。
元気貰って、さあ、歩こうと下る。



歩いて歩いて。



川沿いへ出て歩く。







歩いてきた川沿いは桜並木。
桜が満開の頃歩いたことがある。



歩いて歩いて。







ふと、歌手村田英雄生家の碑。



そのすぐ横には若宮神社。





神社の東西には装飾古墳がある。



東側にあるのは日岡(ひのおか)古墳。
6世紀後半に作られた古墳。
装飾古墳で壁面には赤・白・緑の三色で同心円文、蕨手文、三角文などの幾何学的な文様が描かれているという。







西側にあるのは月岡(つきのおか)古墳。
5世紀半ばごろ造られた古墳。
出土した長持形石棺は、近畿地方の有力者と同様の物だったことから、大和政権に深い関わりのある人物が埋葬されていたと考えられている。







大和政権に関わりのある人物の月岡古墳は5世紀半ば。
菊池川流域、筑後川流域に集中している装飾古墳の日岡古墳は6世紀後半に造られている。
この間、この地方では6世紀前半に磐井の乱があった。
筑紫の君・磐井を中心とする九州の勢力と大和政権とが戦った。
磐井は筑紫の御井郡で倒されたといわれている。
久留米駅と筑後吉井駅の中間には御井駅がある。
月岡古墳と日岡古墳とが造られる間に、ここ周辺では九州の勢力と大和政権との戦いがあったのだ。

さて、古墳時代から令和に戻り歩こう。

暑い中を歩いてきた。
目で涼しさを感じる新緑と清流。



ここから水とふれあいの小道を歩く。





小川の向う側には白壁の家並みが続いている。





白壁の町並みのカフェやスイーツ店をチラリチラリと見ながら歩く。
やがて、ゴールの筑後吉井駅に着いた。

久留米駅方面から駅に入って来たゆふ号。
日田方面から久留米方面へ向かうゆふいんの森号を待ち合わせ停車。



やがてゆふいんの森号が通過。
その後から来た久留米駅行きの普通列車に乗車。

久留米駅で一旦改札口を出て、コンビニでチョコモナカジャンボを買って、改札口を通ってホームへ。
食べ終わったころ熊本方面行の普通列車が到着。

今日のウォーキングを終える。

「今年は30回」に会う【JR九州玉名駅 鉄卓のフォト・ウォーク2022-6】

2022-05-25 | JR九州ウォーキング
2022年5月21日(土)

今日は鹿児島本線玉名駅(熊本県玉名市)。



8時40分頃スタート。



繫根木神社は寄らずに直進する。



今日のウォーキングのメイン、花しょうぶまつりは30回目の開催。



高瀬船着場跡へ。
加藤清正は菊池川流域で作られた米を集積し、大阪へと運ぶために港と米蔵を造り、細川藩時代にそれを発展させた。
60キロの米俵。うーん。



船積みのため米俵を転がした跡を下りて菊池川の河川敷へ。



菊池川を渡る鹿児島本線の上り列車は2両編成。



河川敷の駐車場のところには、マリーゴールド。



花しょうぶまつりの高瀬裏川へ。

ここに来て、いつも最初に撮るのは紫陽花。



そして花しょうぶ。秋丸眼鏡橋と。



高瀬裏川花しょうぶが奇麗に咲き誇るのは5月の末から6月の初めにかけて。
今年はウォーキングの開催日がそれよりも1週間早いので不安があったが・・・。
やはり、咲いているのはチラホラのところが多い。

高瀬眼鏡橋。





いつもはカメラマンが大勢なので花を撮るのに苦労するけど、今日はカメラマンもほぼ見かけない。













小崎橋。









高瀬蔵に裏から入り、表へと出る。
中では玉名の物産展が開かれていた。





高瀬の商店街にあるお茶屋さん。
来たときはいつも寄る。



いつもの抹茶ソフト。
コロナで久しぶり。
じろじろ見ていく人もまだ少ない10時前、店先の椅子で一人食べる。



商店街を出て、歴史博物館こころピアへと歩く。



1921(大正10)年、国の史跡に指定された石貫穴観音横穴と石貫ナギノ横穴群に関する展示があっている。
菊池川流域は装飾古墳が多いが、横穴古墳もあるんだ。



博物館を出て、玉名温泉街へと歩いて行く。

しらさぎの足湯へ。





今日はウォーキングの開催場所も多く、玉名駅コースの参加者はそれほど多くはないようだ。
ゆっくりと足湯に浸かる。
脚がぽっかぽかしてほんのり赤くなってくる。



先へと行こう。

2000年の歴史を持つといわれる疋野神社へ。









神社を後にゴールへと向かう。





途中、玉名市観光物産課によるレモネードのお振舞。









玉名ラーメンを食べに遠くから来る人も多いが、無人販売機もあるようだ。





11時20分頃、ゴールの玉名駅へ。
玉名市マスコットのタマにやんがお出迎え。



花しょうぶはまだまだで少し物足りなかったなぁ。
西郷小兵衛戦死の地碑、雁行寺、蓮華院五重塔などに寄らないコースだったので歩く距離も少し物足りなかったなぁ。

で、今日のウォーキングを終える。

「金魚すくい」に会う【JR九州南荒尾駅 鉄卓のフォト・ウォーク2022-5】

2022-05-08 | JR九州ウォーキング
2022年5月3日(火・祝)

今日は、鹿児島本線南荒尾駅(熊本県荒尾市)。



ゴールデンウィークなのに、今日のウォーキング開催地はここだけ。
受け付けには長い列が出来ている。
コロナで各地のイベントが中止になっていて、イベントに合わせて開催されるウォーキングも少なくなっているようだ。

このコース久しぶりに参加だなぁ、と思いながらスタート。

ラムサール条約は正式には「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」という。
荒尾干潟は2012(平成14)年7月に登録されいてる。



南荒尾駅から歩いて10分程、「荒尾干潟水鳥・湿地センター」が出来ていた。



館内は干潟や野鳥に関する情報が展示してある。





2階からの眺め。



外に出て、堤防。





有明海沿いを歩く。
この時間干潟は見れなかった。



対岸は長崎県の島原半島雲仙の山並み。



雲仙を右手に眺めながら、防風林の中を歩いたり、海岸沿いを歩いたりして長洲へと向かって歩いていく。

マップには「感動うぉーキングコース」と書かれている。





野鳥の会の人が案内している。



飛び交う野鳥たち。









熊本県の長洲港と島原半島の多比良港を結ぶフェリーが行き交う。





海を眺め、雲仙の山並みを眺め、花を眺め、風を感じながら歩いて行く。





長洲町へと入る。









長洲大橋を渡る。



長洲は全国有数の金魚の町。



長洲港みなと憩いの広場へ。



フェリー乗り場の駐車場は乗車を待つ車の列ができていた。
ここからは海岸沿いを離れて歩いて行く。

5月3、4日は長洲金魚まつり。
金魚と鯉の郷広場へ。





祭り会場では、いくつもの業者による金魚の販売があっている。







会場の一角ではウォーキング参加者専用の金魚すくいが設けてある。無料だ。



さぁやるぞ。
も、成果は0匹。
あーぁ。



広場には金魚の館もあり、金魚が展示してある。









いろんな食べ物のテントがあったが、目についたのはこのネーミング。
「きゃあ」は「あさり貝」のこつばい、と書いてある。
有明海産のあさり、長洲のめぐみがたっぷり詰まった弁当。

熊本弁で「きゃあ」は、強調する接頭語。
まだ、10時台だが、「長洲きゃあめし弁当」をきゃあ食くおう。



会場を後にして駅へと向かう。



長洲駅にゴール。



久しぶりに金魚すくいも出来たし、早々とお昼も済ませたし、帰ろう。

今日のウォーキングを終える。

「そういうことだったのか」に会う【JR九州上熊本駅 鉄卓のフォト・ウォーク2022-4】

2022-05-03 | JR九州ウォーキング
2022年4月29日(金・祝)

今日は鹿児島本線上熊本駅(熊本市)。



午前中は雨で、ときおり強い雨も、午後は雨が上がるという今日の天気予報。

8時半から11時の間がJR九州ウォーキングの受付時間。
できるだけ雨を避けようと、11時頃にスタートする。



駅に隣接して熊本市電の電停がある。



車庫も。



電車通りを傘をさしてひたすら歩く。
段山のところで電車通りに沿って左折する。

少し歩くと、左手、薬師坂の上に、樹齢1000年はあろうかという国指定天然記念物の藤崎台のクスノキ群の一部が見える。
昨年8月、強風で、枝の一部が折れ、その枝を調べると、西南戦争で薩軍の鉄砲の銃弾が埋もれているのが発見された。
この辺りから撃ったのだろうか。



少し歩いて、藤崎台球場への坂を上る。
左手に藤崎台のクスノキ群と藤崎台球場が見える。



右折し、熊本県護国神社。



くねくねと曲がって、熊本城二の丸広場へ。
熊本城大小天守閣と宇土櫓が見える。



この時期、二の丸広場の若葉の中を歩くのは気持ちがいい。
ここ左手には県立美術館レストランのテラス席がある。
若葉を眺めながらコーヒーを飲む時間もいい。



戌亥櫓は復旧工事が始まっている。



加藤神社へ。
神社の若葉に囲まれて大小の天守閣。



城彩苑に下りたら、熊本城おもてなし武将隊のイベントがあっている。



御幸橋のところにある馬具櫓も復旧工事が始まっている。



国重要文化財の熊本城長塀。
長塀の前を流れる坪井川に住む鯉たちがいるが、今日は泳いでいる姿を見れない。



坪井川を挟んだ長塀通りを歩行く。



さらに坪井川沿いを歩いて行くと、川を挟んで高橋公園の横井小楠の銅像が見える。



さらに川沿いを歩き、左手の城東小学校を過ぎて、右折。
少し歩くと、西部電気工業ビルに着いた。
くまもと花はくの会場の一つ、胡蝶蘭オブジェ。



そこからは上通り並木坂へと入っていく。
スタートする前に、この辺りでお昼頃になりそうと思っていたら、そのとおりに。
通りにある小さな洋食屋さん山海堂に、20年ぶりぐらいに入って、ナポリタン食べようと思っていたのだが・・・。
3月31日で閉店と貼り紙。
残念、残念。



上通りアーケードへと入る。



熊本のソウルフード蜂楽饅頭のお店。
おじちゃんおばちゃんたちがいつも元気に黙々と手際よく饅頭を作っている。
チラリと眺めるだけでも元気が貰える。



電車通りを渡って下通りアーケードへ。



PCR検査は何人か待っている人がいた。



コロナで、この辺りを歩くのも久しぶりだなぁ、とキョロキョロしながら歩いて行く。
と、いつの間にか、北九州の資さんうどんの店が。



下通と新市街の角にあるマクドナルド(角マックというらしい)を右に曲がると、新市街アーケード。



こんな展示もあっている。



平和を願って。



熊本のうどん屋さん。
立田口駅コースで駅横のお店でお昼を食べた。



新市街アーケードを出るところにくまモン。



電車通りを渡り、サクラマチクマモト前の広場へ。
ここは、くまもと花とみどりの博覧会「街なかエリア」のメイン会場。
お昼をサクラマチクマモトの中で済ませてお花たちを撮ろう。





















上通り、下通り、新市街と三つのアーケードの中を歩いてきた。
上通りアーケードに入る時は雨が降っていたが、アーケードの中を歩いているときに雨もやみ、青空も見えてきた。



お花たちの写真を撮り、会場を後にする。
新町を通り、昨年11月にも来た北岡自然公園へ。

マスクを外し、若葉の空気を吸う。
気持ちいい。











今日は、スタートを遅らせたので、熊本日日新聞朝刊を読む時間があった。
ここ北岡自然公園にまつわる内容の記事「不自然カーブ史跡守る」があった。

下の写真は公園を出てからの前の道を熊本駅方面に向かって撮ったもの。
道が折れ曲がっているが、以前はまっすぐの道路だったような、という新聞社への投稿を元にした調査の内容だ。

北岡自然公園は細川家の墓所があり、国の史跡に指定されている。
九州新幹線はわずかではあるがこの公園の上を通る。
工事中は、文化庁と協議し、元に復旧することを条件に公園の中に仮りの道を設けていた。
仮設の道は、折れ曲がっていなくて真っ直ぐな道になっていた。
工事が終わって、仮設の道は撤去され、公園は復旧された。
新幹線沿いの道は、ここだけ公園の外周に沿った折れ曲がった形になった。
ということのようだ。

記事はさらに。
周辺の新幹線の高架の脚は20メートルおきに並んでいる。
国指定の史跡公園内には高架の脚を設けることは出来ないので、公園のところだけ70メートル離れた脚をアーチ形の鉄道橋で、間隔が開いた分の荷重を支えている。
というようなことも書いてある。

新幹線に乗るといつも不思議に思っていたことがある。
博多駅方面行に乗ると、熊本駅を出て直ぐに、短いが上の写真にある橋梁を渡る。
この下に川があったかなと不思議に思っていた。

なるほど、そういうことだったのか。

ウォーキングの日は、いつも朝早くあわただしく出ていく。
朝刊は見出しを眺めるくらいで記事を読むことなどほとんどない。
今日はたまたま時間があり、新聞に目を通した。

ウォーキングで行く予定のところのその日のイベントの記事を目にすることはありそうだが、
他の日に掲載されてもいい話題が、たまたま朝刊を読めた今日の記事にあるとは。



公園を後にしてゴールへと向かって歩いていると、五福公民館で歩行測定会があっていたので参加する。
靴を脱いで、いつものように歩いてください、ということで歩いた。
結果は歩行バランス年齢が68歳、歩行スピード年齢が88歳だった。
いつものようには、多分、家の中をいつも歩いているように歩いたのだと思う。

そして、14時30分過ぎに熊本駅にゴール。



3月27日の新水前寺駅コースは「水辺エリア」、
4月9日の竜田口駅コースは「まち山エリア」、
そして今日の上熊本駅コースは「街なかエリア」、
くまもと花とみどりの博覧会ウォーキングの三つのコースに参加した。

自分は、どちらかと言えば、道沿いに咲いている花を撮るのが合っている、と思った。

今日のウォーキングを終える。
くまもと花はくウォークもこれで終わり。