2018年10月28日(日)
JR九州ウォーキング今日は熊本駅から南へ有佐駅。
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(今日のマップ)
時間を勘違いして有佐駅に早く着いてしまった。8時前、駅前に人が集まってきた。やっぱし早く来る人がいると思っていると、皆さん揃いのJR九州のジャンパーを着用。今日のコースの係りの人たちだった。
8時頃からミーティングが始まり、終わってそれぞれの持ち場へと出発された。人気のコースだと早くから行列が出来て、スタート時間を早くしてもらえないかと思う事もあるけど、安全のためには係りの人たちが持ち場へ着かれないとスタートを早くすることは出来ないだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/48/9e0839f84a83ff18edfbb61494815dce.jpg)
(有佐駅)
早めに来た人たちが受付を済ませてスタートを始めたので、私も受付け済ませてスタート。有佐駅は熊本県八代市で、歩き出すとすぐに熊本県八代郡氷川町(ひかわちょう)に入る。
前に一度参加したコースだけどもう何年前になるだろうか。歩いていると風景が少しずつ思い出される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/c4/e221c3c1293ff6a3c4baaca2641213cb.jpg)
(松尾宮)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/2a/ecc450cba471a152ec2661955bd0bdea.jpg)
(松尾宮を出て)
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(水が綺麗)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/b4/9d99f7691a92f3bdc8f54cfa61050391.jpg)
(志賀神社)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/2f/c0abb2562a26e3b5fcc909a20cbf945d.jpg)
(三神宮)
歩きながら、このまま進もうかどうしようか不安がよぎる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/86/2281568fbf050cce8e0c9edb25465370.jpg)
(水辺の散歩道)
氷川町出身の元プロ野球選手・監督の「秋山幸二ギャラリー」はまだ開館前の時間で通り過ぎる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/8a/5b8427bff39b0ae263d13aff897d6bdd.jpg)
(秋山ギャラリー)
永川沿いに出て歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/92/7b95dda9ccfd834bc6d394601713d16b.jpg)
(氷川沿いを歩く)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/03/aca469696a39918a8ddba026d417f336.jpg)
(左折して橋を渡る)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/9a/627d90899b38f8f487c1876163d999a1.jpg)
(橋の上から「統合堰」)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/e6/27275e64e1a7d7bc75bb73ed8f99bb99.jpg)
(渡った橋は「こいこいはし」)
秋の光景、空気を躰に感じながら歩く。気持ちがいい。けど不安がよぎる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/8f/2deddcfd5d79a710d33d46bbf2e5ba2a.jpg)
(雲)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/ab/d7778509e2c9f234da00036191a39d15.jpg)
(映った柿)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/b8/66b447e7ab5ed133f727cc84fe5e0387.jpg)
(柿)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/40/a7a280b501132aa27e1eb391ca019053.jpg)
(道沿いで)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/03/4149fd405dc97580c54a98fa6bbcf239.jpg)
(道沿いで)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/aa/6ebd2c3b0e82f8817752faf2fad5c90f.jpg)
(柿)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/45/96d3293d8af25831a26006723c9c43f7.jpg)
(道沿いで)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/8c/a318013601bb4df575c29499fb4fe909.jpg)
(柿)
町指定文化財で室町時代の作といわれる「六地蔵」が立っている。その左手に小路があって、奥には「毘沙門天」と「五輪塔」がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/04/547f3db67c0c7e3b6563cd16cf6ae0a9.jpg)
(立神六地蔵)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/46/522175068eed5d2bd88a70628fafe70f.jpg)
(立神毘沙門天)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/c9/ebb879134f1aeaa57e25d85b79d74f8d.jpg)
(立神五輪塔)
ずーっと不安な気持ちで歩いてきた。いよいよその「吊り橋」のところまできた。見上げると帰りたくなる。帰るには今来た道を引き返さなくてはならない。そうするのも恥ずかしい。ぐずぐずするな覚悟を決めよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/55/1d161af5f889fc50e07d5a6f5dc04c56.jpg)
(最初に渡る吊橋「火の国橋」)
神社の裏の階段を上って、吊り橋に出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/3d/61241609fd2433c70199523b056694bd.jpg)
(立神熊野座神社)
怖い!
下を見ない。真っ直ぐ前だけを見て歩こう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/3b/4c61b83ed27a7ab34557e3aa206390cf.jpg)
(火の国橋)
渡った後を眺める。怖かったぁ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/4f/3ce71044b163f3b050830191edb8a6eb.jpg)
(火の国橋)
氷川の河原に出て、下からも眺めても、怖い!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/64/ed31fef51c0364fb55950bac5530d883.jpg)
(河原から火の国橋)
川の流れを見ていると怖かった心も和む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/68/506d516ee3212929fab08f9382c274d9.jpg)
(氷川)
と、次の吊り橋が。
もう、いや。かんべんしてよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/c3/aaba930de7558806fe2c740b7cd53c51.jpg)
(2つ目に渡る「龍神橋」)
2つ目の吊り橋へここを上る。気持ちは晴れない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/19/0c92c81fe2e1bb38d8067ad2acc1c05c.jpg)
(上る)
2つ目の吊り橋を眺めていると、後から来た人が先に渡りだした。その後を渡る。
前を行く人が吊り橋を少し揺すった。「やめて!」と叫びたくなる。座り込んでしまいそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/eb/e74a781ee7f5bd088496e11a2eb4b042.jpg)
(龍神橋)
なんとか渡った。苦行が終る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/05/9c39e0ee210c0a073454478470c66978.jpg)
(渡り終わって)
龍神橋を渡り終えたあたり一帯は公園になっていて、キャンプなどの設備も整っている。管理棟には秋山幸二選手・監督のミニギャラリーもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/5c/19a67c7dd4a80468e115437e6cb9d53f.jpg)
(立神橋公園管理棟)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/36/7e93f7e71c26ea6e4829d3115c64973d.jpg)
(秋山幸二選手のミニギャラリー)
氷川町から八代市東陽町(旧八代郡東陽村もっと古くは種山村)へ入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/79/06f32c047c7a708a25f555ff3dc47319.jpg)
(歩く)
東陽町は江戸末期から大正初期まで全国に数多くの眼鏡橋を架けた日本一の石工集団・種山石工(たねやまいしく)発祥の地。
手がけた橋として有名なのは、東京の旧二重橋、日本橋、万世橋、鹿児島では甲突川五石橋などがある。熊本では山都町にある通潤橋(つうじゅんきょう)が全国的に有名だが、最近の若者には美里町の二俣橋が、太陽の光が水面に反射してハートが出来る石橋として、恋人の聖地として有名になっている。
種山地区に「東陽石匠館(せきしょうかん)」が建っている。近くには種山石工の祖・林七の孫で通潤橋や東京の万世橋を作った橋本勘五郎の生誕地などもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/3b/d0ef2fb4288731b861c5e39e4e7f210c.jpg)
(東陽石匠館)
館内には支保工模型、種山石工集団、石橋の出来るまで、当時の石工の仕事ぶりなどが展示してあり、石橋の技術や美しさを学ぶことが出来る。
以前、このコースに参加した時は「東陽石匠館」は寄り所に入っていなかった。JR九州ウォーキングのホームページに是非「東陽石匠館」をコースに入れて欲しい、ということを投稿していた。それが考慮されたかどうかは分からないが、今年のコースに入っていたので、吊橋を2つも渡る怖い思いをしても参加した。あの時は、怖くてもう2度とこのコースには参加しまいと思ったのだが。
これからもこのコースは永く続いて欲しい。そして、「東陽石匠館」に多くの人が来てもらいたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/95/c09d1f890d3fbdf4e484b8880ed70d51.jpg)
(支保工の模型)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/07/555e4a9f46cb34b068109dc416ee1ead.jpg)
(通潤橋建設に要したお金)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/6b/cd663a04dc35a42a464b88c4285b567c.jpg)
(館内の展示)
東陽石匠館の近くにも石橋はあるので見ることができる。ゆるやかな坂道を上って、1800年初頭、林七の作と伝えられている鍛冶屋中橋へ行って見学。その上の鍛冶屋上橋は入口のところまで行ったが柵がしてあったので橋までは行かなかった。いのししが出没するので柵がしてあるらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/a3/d0d460e6448fc66a469ffcafb2b9fe5b.jpg)
(石匠館近くの石橋の案内)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/b1/d8e62f0fa4c4594abf6a2231598344e1.jpg)
(鍛冶屋中橋)
引き返す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/52/3eb9d532c7c24141391ce2578bbb8a9e.jpg)
(紅葉の盛りまではもう少し)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/a1/d64b18925767d7d303ff434254e4cc23.jpg)
(今年の秋は桜が咲いているのが多いとか)
熊本県の生姜生産は高知県に次いで全国2位の生産規模で、その中心が東陽地区。そのお祭りもあっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/96/a968794cb4045d2b7bb11862002c074b.jpg)
(しょうが祭り会場で)
帰りは、有佐駅まで歩くのがロングコース。バスに乗るのがショートコース。後の予定もあるので、ショートコースで帰る。バスの中からロングコースを歩いている人を見ると、ばつが悪い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/d6/0024913a93cabd160687cc66edff1ad1.jpg)
(帰りのバス)
有佐駅でゴール受付して、すぐに来た上り列車で富合駅へ。「新幹線フェスタ2018 in 熊本」が開催されているJR九州熊本総合車両所まで歩いて5分ほど。
JR九州熊本総合車両所には「FGT(フリーゲージトレイン)」の実験車両が置いてある。FGTは九州新幹線長崎ルートで、新鳥栖-武雄温泉駅間は在来線を、武雄温泉駅-長崎駅間は新たな新幹線を走らせることを計画し、在来線の1067mm狭軌と新幹線の1435mm標準軌との直通運転を可能にしようと開発が進められた。
九州新幹線が全線開通する前は、鹿児島中央-新八代間が先行開通し、博多駅-新八代間は在来線の特急列車が走り、新八代駅のホームで乗り換えていた。新八代駅には在来線と新幹線の線路があったので、新八代駅で試験が繰り返された。
安定走行には技術的な課題も多く、今では開発が断念されている。そして、九州新幹線長崎ルートを今後どのようにして開業していくかの方向性も見えていない。
FGTの実験車両もいつまでここにいるのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/ac/fa1354f8c0117f066dffb96089a4b197.jpg)
(新幹線フェアで「FGT」)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/25/aa62af2feb027fd206d5c6872a7c1584.jpg)
(新幹線フェアで「FGT」)
九州新幹線800系。6両編成でおもに「つばめ」として九州新幹線内を走っている。動いている姿を多くの人たちが写真や動画に撮っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/a6/fee22c175137983cc9c5995de58ee1d8.jpg)
(九州新幹線800系)
会場は小さな子どもを連れた人たちが多く、年寄りが一人でウロウロ見学しいると場違いな感じがした。今日のウォーキングはビールにありつけないまま終わる。
JR九州ウォーキング今日は熊本駅から南へ有佐駅。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/55/489089968b9e9d452dd2884a37648675.jpg)
(今日のマップ)
時間を勘違いして有佐駅に早く着いてしまった。8時前、駅前に人が集まってきた。やっぱし早く来る人がいると思っていると、皆さん揃いのJR九州のジャンパーを着用。今日のコースの係りの人たちだった。
8時頃からミーティングが始まり、終わってそれぞれの持ち場へと出発された。人気のコースだと早くから行列が出来て、スタート時間を早くしてもらえないかと思う事もあるけど、安全のためには係りの人たちが持ち場へ着かれないとスタートを早くすることは出来ないだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/48/9e0839f84a83ff18edfbb61494815dce.jpg)
(有佐駅)
早めに来た人たちが受付を済ませてスタートを始めたので、私も受付け済ませてスタート。有佐駅は熊本県八代市で、歩き出すとすぐに熊本県八代郡氷川町(ひかわちょう)に入る。
前に一度参加したコースだけどもう何年前になるだろうか。歩いていると風景が少しずつ思い出される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/c4/e221c3c1293ff6a3c4baaca2641213cb.jpg)
(松尾宮)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/2a/ecc450cba471a152ec2661955bd0bdea.jpg)
(松尾宮を出て)
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(水が綺麗)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/b4/9d99f7691a92f3bdc8f54cfa61050391.jpg)
(志賀神社)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/2f/c0abb2562a26e3b5fcc909a20cbf945d.jpg)
(三神宮)
歩きながら、このまま進もうかどうしようか不安がよぎる。
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(水辺の散歩道)
氷川町出身の元プロ野球選手・監督の「秋山幸二ギャラリー」はまだ開館前の時間で通り過ぎる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/8a/5b8427bff39b0ae263d13aff897d6bdd.jpg)
(秋山ギャラリー)
永川沿いに出て歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/92/7b95dda9ccfd834bc6d394601713d16b.jpg)
(氷川沿いを歩く)
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(左折して橋を渡る)
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(橋の上から「統合堰」)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/e6/27275e64e1a7d7bc75bb73ed8f99bb99.jpg)
(渡った橋は「こいこいはし」)
秋の光景、空気を躰に感じながら歩く。気持ちがいい。けど不安がよぎる。
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(雲)
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(映った柿)
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(柿)
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(道沿いで)
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(道沿いで)
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(柿)
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(道沿いで)
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(柿)
町指定文化財で室町時代の作といわれる「六地蔵」が立っている。その左手に小路があって、奥には「毘沙門天」と「五輪塔」がある。
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(立神六地蔵)
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(立神毘沙門天)
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(立神五輪塔)
ずーっと不安な気持ちで歩いてきた。いよいよその「吊り橋」のところまできた。見上げると帰りたくなる。帰るには今来た道を引き返さなくてはならない。そうするのも恥ずかしい。ぐずぐずするな覚悟を決めよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/55/1d161af5f889fc50e07d5a6f5dc04c56.jpg)
(最初に渡る吊橋「火の国橋」)
神社の裏の階段を上って、吊り橋に出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/3d/61241609fd2433c70199523b056694bd.jpg)
(立神熊野座神社)
怖い!
下を見ない。真っ直ぐ前だけを見て歩こう。
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(火の国橋)
渡った後を眺める。怖かったぁ!
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(火の国橋)
氷川の河原に出て、下からも眺めても、怖い!
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(河原から火の国橋)
川の流れを見ていると怖かった心も和む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/68/506d516ee3212929fab08f9382c274d9.jpg)
(氷川)
と、次の吊り橋が。
もう、いや。かんべんしてよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/c3/aaba930de7558806fe2c740b7cd53c51.jpg)
(2つ目に渡る「龍神橋」)
2つ目の吊り橋へここを上る。気持ちは晴れない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/19/0c92c81fe2e1bb38d8067ad2acc1c05c.jpg)
(上る)
2つ目の吊り橋を眺めていると、後から来た人が先に渡りだした。その後を渡る。
前を行く人が吊り橋を少し揺すった。「やめて!」と叫びたくなる。座り込んでしまいそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/eb/e74a781ee7f5bd088496e11a2eb4b042.jpg)
(龍神橋)
なんとか渡った。苦行が終る。
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(渡り終わって)
龍神橋を渡り終えたあたり一帯は公園になっていて、キャンプなどの設備も整っている。管理棟には秋山幸二選手・監督のミニギャラリーもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/5c/19a67c7dd4a80468e115437e6cb9d53f.jpg)
(立神橋公園管理棟)
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(秋山幸二選手のミニギャラリー)
氷川町から八代市東陽町(旧八代郡東陽村もっと古くは種山村)へ入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/79/06f32c047c7a708a25f555ff3dc47319.jpg)
(歩く)
東陽町は江戸末期から大正初期まで全国に数多くの眼鏡橋を架けた日本一の石工集団・種山石工(たねやまいしく)発祥の地。
手がけた橋として有名なのは、東京の旧二重橋、日本橋、万世橋、鹿児島では甲突川五石橋などがある。熊本では山都町にある通潤橋(つうじゅんきょう)が全国的に有名だが、最近の若者には美里町の二俣橋が、太陽の光が水面に反射してハートが出来る石橋として、恋人の聖地として有名になっている。
種山地区に「東陽石匠館(せきしょうかん)」が建っている。近くには種山石工の祖・林七の孫で通潤橋や東京の万世橋を作った橋本勘五郎の生誕地などもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/3b/d0ef2fb4288731b861c5e39e4e7f210c.jpg)
(東陽石匠館)
館内には支保工模型、種山石工集団、石橋の出来るまで、当時の石工の仕事ぶりなどが展示してあり、石橋の技術や美しさを学ぶことが出来る。
以前、このコースに参加した時は「東陽石匠館」は寄り所に入っていなかった。JR九州ウォーキングのホームページに是非「東陽石匠館」をコースに入れて欲しい、ということを投稿していた。それが考慮されたかどうかは分からないが、今年のコースに入っていたので、吊橋を2つも渡る怖い思いをしても参加した。あの時は、怖くてもう2度とこのコースには参加しまいと思ったのだが。
これからもこのコースは永く続いて欲しい。そして、「東陽石匠館」に多くの人が来てもらいたい。
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(支保工の模型)
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(通潤橋建設に要したお金)
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(館内の展示)
東陽石匠館の近くにも石橋はあるので見ることができる。ゆるやかな坂道を上って、1800年初頭、林七の作と伝えられている鍛冶屋中橋へ行って見学。その上の鍛冶屋上橋は入口のところまで行ったが柵がしてあったので橋までは行かなかった。いのししが出没するので柵がしてあるらしい。
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(石匠館近くの石橋の案内)
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(鍛冶屋中橋)
引き返す。
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(紅葉の盛りまではもう少し)
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(今年の秋は桜が咲いているのが多いとか)
熊本県の生姜生産は高知県に次いで全国2位の生産規模で、その中心が東陽地区。そのお祭りもあっていた。
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(しょうが祭り会場で)
帰りは、有佐駅まで歩くのがロングコース。バスに乗るのがショートコース。後の予定もあるので、ショートコースで帰る。バスの中からロングコースを歩いている人を見ると、ばつが悪い。
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(帰りのバス)
有佐駅でゴール受付して、すぐに来た上り列車で富合駅へ。「新幹線フェスタ2018 in 熊本」が開催されているJR九州熊本総合車両所まで歩いて5分ほど。
JR九州熊本総合車両所には「FGT(フリーゲージトレイン)」の実験車両が置いてある。FGTは九州新幹線長崎ルートで、新鳥栖-武雄温泉駅間は在来線を、武雄温泉駅-長崎駅間は新たな新幹線を走らせることを計画し、在来線の1067mm狭軌と新幹線の1435mm標準軌との直通運転を可能にしようと開発が進められた。
九州新幹線が全線開通する前は、鹿児島中央-新八代間が先行開通し、博多駅-新八代間は在来線の特急列車が走り、新八代駅のホームで乗り換えていた。新八代駅には在来線と新幹線の線路があったので、新八代駅で試験が繰り返された。
安定走行には技術的な課題も多く、今では開発が断念されている。そして、九州新幹線長崎ルートを今後どのようにして開業していくかの方向性も見えていない。
FGTの実験車両もいつまでここにいるのだろうか。
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(新幹線フェアで「FGT」)
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(新幹線フェアで「FGT」)
九州新幹線800系。6両編成でおもに「つばめ」として九州新幹線内を走っている。動いている姿を多くの人たちが写真や動画に撮っている。
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(九州新幹線800系)
会場は小さな子どもを連れた人たちが多く、年寄りが一人でウロウロ見学しいると場違いな感じがした。今日のウォーキングはビールにありつけないまま終わる。