鉄卓のブログ「きままに」

「写真」「ウォーキング」「旅」「縄文」をきままに楽しく。
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「大興善寺の紅葉」に会う【JR九州基山駅 鉄卓のフォト・ウォーク2017-18】

2017-11-29 | JR九州ウォーキング
2017年11月23日(木)

今日は基山駅コースに参加。


(今日のマップ)

基山駅コースは大興善寺(だいこうぜんじ)の春のつつじ、秋の紅葉の時期と年2回開催されるが、参加は久しぶりの気がする。

マップにある距離は約11km。このコースに最初に参加したのは平成22年の4月。マップにある距離は約13km。JR九州は株式を上場してから、博多駅コースのゴール地点のような街の再開発事業などに積極的に投資を進める一方、利用客の少ない新幹線駅ホームの無人化など鉄道部門の人員削減を進めている。ウォーキングではコース距離の短縮が・・・。

基山駅をスタートし真っ直ぐ歩いて突き当たったところで右に曲がっていたのを左に曲がる。直ぐに右へ曲がって、後は大興善寺へ向かって一直線。一直線と云っても都会のように区画整理がされているわけではないので真っ直ぐな道という事ではない。くねってはいるが右や左の道に曲がらないという一直線。


(基山駅スタート受付け)


(基山小学校)


(秋光川沿いを歩く)


(道沿いで)

基山グリーンパークの角に出る。以前はグリーンパークのところを歩いてきて、ここの角で右に曲がって大興善寺へ向かっていた。ここからは以前と同じコースを歩く。


(道路を真っ直ぐに横切る。)

ホタルの里・秋光川沿いを歩く。


(秋光川)


(秋光川)


(道沿いの田)


(道沿いで)


(歩く)


(道沿いで)


(道沿いで)


(道沿いで)


(道沿いで)


(道沿いで)


(道沿いで)

地元の皆さんがぜんざいやおでんの販売をされている。ぜんざい100円をいただく。農産物の販売もされていたので、ミニキャロットと落花生を買う。200円と500円だった。


(ぜんざいを)


(地元農産物の販売)

少しだけお腹を満たし、先へ進む。


(道沿いで。帰りは川の向こう側の道を歩く)


(道沿いで)


(道沿いで)


(歩く)


(道沿いで)

大興善寺の階段へ。寒いからかいつものような人出ではないようだ。


(大興善寺の階段)

127段の石段を上る。

息を切らし、上り切って仁王門に立つと、「オォーッ」と唸りたくなる紅葉が拡がる。しばし立ち止まる人ひと。写真撮るのが難しい。

大興善寺は開創1300年。記念法要が行われていた。


(大興善寺)


(大興善寺)


(大興善寺)


(熊野神社)


(熊野神社の鳥居と大興善寺の平和の鐘)


(大興善寺)


(大興善寺)

境内で写真を撮って、お寺の裏山に拡がる「契園(ちぎりえん)」へ。契園は福岡県筑紫野市と佐賀県基山町にまたがる「契山(ちぎりやま)」ふもと基山町側の山林植物園。有料エリアでウォーキング参加者は100円割引の400円。「恋人の聖地」にも選ばれている。春はつつじ、秋は紅葉を楽しませてもらえる。

今年は、境内の方が紅葉は綺麗だなぁ、と思いつつ写真を撮って廻る。


(大興善寺契園)


(大興善寺契園)


(大興善寺契園)


(大興善寺契園)


(大興善寺契園)


(大興善寺契園)


(大興善寺契園)

園内を一周して大興善寺を後にする。階段ではなく、坂道の方を下る。


(大興善寺)


(道沿いで)


(道沿いで)


(道沿いで)

下ったところの広場で例年どおり、農事組合法人ちぎりの里の豚汁販売があっている。丁度お昼ごろだったので、豚汁とご飯のセット400円をいただく。


(豚汁とご飯のセット)

いただいた後はいつもの二連水車見学。


(二連水車の一つ)

後は、秋光川沿いの来たときの対岸沿いの道を基山駅へ向かって歩く。歩く。途中、道沿いで柿の販売があっていたので、3個200円を買う。


(道沿いで)


(暑くなってきた)


(道沿いで柿を買った)


(道沿いで)


(道沿いで)

酒ブティック丸久には少しだけ寄る。


(基山町中央公園)


(酒ブティック丸久)

駅へ真っ直ぐは向かわず「基峰鶴酒造」へ寄る。「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2015」の大吟醸・吟醸の部で金賞を受賞しているけど、そんな宣伝文句は酒蔵の中には無かった。私は純米酒の方が好きなので、「特別純米山田」を買った。1600円。仕込み水を使ったコーヒー100円で一休憩。


(基峰鶴酒造)


(特別純米山田を買う)


(基峰鶴酒造でコーヒー)

基山駅はもうすぐ。駅の手前で、ミニカップでコーヒーのサービスがあっていたので寄る。またまたコーヒー。バウンドケーキが売ってあったので、一緒にいただく。100円。「コーヒーのサービスをもう一杯どうぞ。」と言われたけど私はコーヒーをそんなに飲まないので遠慮した。


(また、コーヒー)

駅へ着いたが、今日のゴールは駅から直ぐの「基山モール商店街」。イベントがあっていて、いろんなお店が並んでいる。食べるのも、買うのも、ウォーキング途中でいっぱい楽しんだので、ゴール受付して駅に向かった。


(ゴールは基山モール商店街)


(基山駅)

下りホームの向かい側は、甘木鉄道の「基山駅」。この前は、あのホームから基山鉄道で太刀洗駅へ行って「前方後方墳」などを巡るウォーキングに参加した。その時を思い出しながら今日のウォーキングを終える。


(甘木鉄道)

距離が短くなって、「ハム工房花てぼ」、「きびっとの森公園」、「すなぼりガラス工房対翠社」、「竹炭工房かいろう窯」に寄らなくなった。「きびっとの森公園」、「竹炭工房かいろう窯」は地元で自然環境の保全活動をされている方々とウォーキング参加者の交流の場でもあったので残念に思う。

「六本松421」に会う【JR九州博多駅 鉄卓のフォト・ウォーク2017-17】

2017-11-27 | JR九州ウォーキング
2017年11月11日(土)


(今日のマップ)

今日は博多駅コースに参加、と書きつつブログを書きだしたのは26日日曜日。大相撲九州場所の千秋楽で白鵬が優勝。初日の前日がウォーキングだった。

ウォーキングのスタートは少し遅めの9時半過ぎ。8時半前は長蛇の列だったと思うけど、この時間の受付はスムーズに終わる。


(博多駅スタート受付け)


(博多駅)

住吉通りから住吉神社へ入ると、土俵があってお相撲さんがいた。浅香山部屋(元大関魁皇)が部屋を構えている。朝の稽古は終わった後の様だ。今日のJR九州ウォーキング田川伊田駅コースでは貴乃花部屋の見学がコースに組まれていて早くいけばチャンコのご馳走もあるようだ。明日12日の城戸南蔵院前駅コースでは錣山(しころやま)部屋(元関脇寺尾)土俵見学がコースに組み込まれている。


(住吉神社)


(浅香山部屋の力士たち)

この時期、福岡はお相撲さんで賑わう。「あんこうやふぐなどの鍋物はお相撲さんが食べるので品薄になって値段が高くなる。食べるのはお相撲さんが博多から引き上げてからが良い。」とかなり前に福岡の知人から聞いたことがある。

住吉神社を出て、那珂川の柳橋を渡って博多の台所「柳橋連合市場」へ。卸売市場ではなく小売店舗が集まっている。現在、お客さんの半数以上は料亭やホテルなどのプロの料理人が占めているという。


(柳橋)


(柳橋から)

行列が出来ていた。商品券が当たる抽選が行われていたが、長い列なのでパスした。今日のリュックは買物する余裕がない。


(柳橋連合市場)


(柳橋連合市場)


(柳橋連合市場)

渡辺通りに出て、信号を渡る。通りに面する九電の電気ビル裏の「いくわの小径」を歩いて、再び渡辺通りへ。翌12日の福岡マラソンのため渡辺通りは通行できない時間帯がある、との案内板が立てられている。


(ホテルニューオオタニ)


(いくわの小径)


(いくわの小径)


(渡辺通り)


(渡辺通り)

先にスタートしていた歩友Mさんに追い付く。ゴールまでご一緒していただく。

渡辺通りから国体道路へ左折して、ビルと公園に囲まれた「警固神社」へ。警固神社の国体道路側にあった屋台で、何度か飲んだのは30年以上前になる。


(警固神社)

警固神社からくねくねと曲がって、福岡の老舗百貨店・岩田屋の裏手にある「ジョーキュウ醤油」に寄る。お茶などをいただく。買い物をする女性ウォーカーも多かったので、人気のあるお醤油さんかもしれない。Mさんが買い物をしている間、店の外に出たら目の前に古書店がある。入ろうとしたら開店は11時からで外から眺めただけ。いつか来よう。


(ジョーキュウ醤油)


(ジョーキュウ醤油)


(ジョーキュウ醤油)


(天神の古書店)

国体道路に戻って、けやき並木を歩く。


(国体道路)


(国体道路)

舞鶴公園へ入る。福岡城址でもある。


(福岡城址)


(舞鶴公園から)

舞鶴公園を抜けて、大濠公園へ。池の周辺は約2キロメートル。明日の福岡マラソンのトレーニングだろうか走っている人も多い。


(大濠公園)

工事中の福岡市美術館、NHK福岡放送局の横を通り、護国神社へ。


(護国神社)


(護国神社)

神社を出る時に別の歩友Mさんと一緒に。

直ぐに六本松。六本松には九州大学教養部があった。大学から教養部が無くなった後は六本松キャンパスとして使われていたが、平成22年に福岡市西区の伊都キャンパスに移転している。

ここ一帯は学生の町だったので、狭い路地を入ったところに安い飲み屋さんがたくさんあった。私はこの界隈で飲んだことはあまりなかったが、たまたま1年前知人に誘われて、昔ながらの安い飲み屋さんと最近建ったのであろうオシャレなビルの中にある飲み屋さんを梯子した。パリーグのCSがあっていてソフトバンクが日本ハムに負けた試合のテレビ中継も見れた。

9月26日、跡地にスーパーマーケットや青果店、ドラッグストア、蔦屋の旗艦店、医療機関などが入る複合施設「六本松421」が開業した。福岡市科学館や九大法科大学院も入る。隣接する分譲マンションや有料老人ホームも含め、JR九州が開発した。これからは近代的な街に変貌していくだろう。


(六本松再開発ビル群)

ゴールはその中にある六本松公園。

公園の周りは裁判所(福岡高等裁判所、福岡地方裁判所、福岡簡易裁判所、福岡家庭裁判所)や検察庁、弁護士会館が立ち並ぶことになる。

建設中の裁判所の建物を見ながら今日のウォーキングを終える。


(ゴール六本松公園と建設中の裁判所)

ゴール後は、「六本松421」の中をブラリ。建物の住所「六本松4丁目2番1号」から名づけられたとか。福岡市科学館は無料の展示だけ見た。有料展示は孫を連れての機会にとっておく。

ブラリを終えて、地下鉄で天神へ。福岡市役所前に設けられた、翌日の福岡マラソン・ファンラン5Kmの参加受付を済ませる。今日は福岡泊まり。

「幹周りが13.3m、高さは29mの樟」に会う【JR九州植木駅 鉄卓のフォト・ウォーク2017-16】

2017-11-13 | JR九州ウォーキング
2017年11月4日(土)


(今日のマップ)

今日は植木駅コースに初めて参加。地元だけど今日のコースはすべて歩くのはもちろん初めて通るところばかり。

8時15分頃には駅に着く。受付はまだ始まってなくて熊本のおばちゃんたちと並んで待つ。

顔見知りの方に行橋~別府100Kウォークの話をしていると、徐々にまわりの人たちも興味深かそうに話の中に入ってくる。

「どれくらいかかったの。」
「22時間55分くらい。」
ウォー。
「一番は13時間くらい。」
ウォー。
「最高齢は90歳。」
ウォー。
「24時間55分くらいで完歩された。」
ウォー。

幾たびか歓声が上がったころ受付が始まった。

植木駅は熊本市北区にある。以前は熊本県鹿本郡植木町。平成22(2010)年に熊本市と合併した。


(植木駅)

写真の住宅は植木町時代の町営住宅。全国的に有名な植木スイカをイメージし屋根が丸くなっている。


(町営住宅)

受付を済ませ、トイレに行っている間におばちゃんたちは先きに。写真を撮りながら歩いているとドンドン遠くなっていく。

(出だしで遅れる)


(道沿いで)

少し上ってしばらく歩くと、大きな木が見えてきた。熊本県の指定天然記念物「寂心(じゃくしん)さんの樟(くす)」。
寂心は、戦国時代、肥後の国の武将で菊池氏(きくちし)の重臣、鹿子木親員(かのこぎ ちかがず)の法名。加藤清正が築いた熊本城よりも前にあった隈本城の城主。天文18(1549)年に没している。この年、フランシスコ・ザビエルは日本に上陸している。


(ウォーキング日和)


(寂心さんの樟)


(寂心さんの樟)


(寂心さんの樟)

寂心の墓石をその根元に巻き込んでいると伝えられていることから、「寂心さんの樟」と呼ばれるようになった。

幹周りが13.3m、高さは29m、枝張りは50m、樹齢は約600年。周りに遮るものがないので枝をひろげひときわ大きく見える。初めて見たけど見惚れてしまう。

熊本のおばさんたちの姿はもう見えなくなってしまった。

少し下って、井芹川の上流に出る。ここからは川沿いのサイクリングロードを歩く。日差しを遮るものは無い。熊本地震で被災した護岸工事が行われている。


(気持ち良く歩く)


(有明海に流れる井芹川上流)


(川沿いのサイクリングロードに入る)


(護岸工事)


(護岸工事)

3月に一部開通した熊本西環状道路の下硯川高架橋が見えてきた。


(遠くに下硯川高架橋)


(下硯川高架橋)

橋の下を通ると、田んぼの真ん中に「熊本保健科学大学」の建物が見えてくる。


(川沿いで)


(鹿児島本線の列車)


(熊本保健科学大学)


(熊本保健科学大学)

大学のところを歩いて、フードパルへの坂を上る。フードパルへは寄らずにまっすぐ歩く。


(上りの道沿いで)


(道沿いで)

竹林の中を歩いて「西浦の荒神さん(西浦荒神社)」へ。子供のころから今でも「西浦の荒神さん」はよく耳にするけど参拝したのは初めてだと思う。子供の頃親に連れて行ってもらった記憶も無い。

西浦荒神社のホームページには「西浦荒神社は荒神様をおまつりしております神社であり、三寳荒神社ともいいます。鎮座地が熊本市の西浦という地区ですので、西浦の荒神さんと呼ばれ、昔から大変信仰の厚い神社であります。三寳荒神の三寳(宝)とは、御祭神が火の神様の奥津彦神、奥津姫神、土の神様の埴安姫神の三柱でありますので、三柱の尊い神様という意味でもありますが、仏教の三寳からきているとも考えられます。」と記されている。


(竹林の中を歩く)


(西浦荒神社・三宝大荒神)


(西浦荒神社・総社宮)


(西浦荒神社・総社宮)

ぐるりと廻って「フードパル熊本」へ。


(道沿いで)


(東側の参拝入り口)


(道沿いで)

「フードパル熊本」は、工場見学ができ、食品を作る体験を楽しむことができ、つくりたての食品を味わえる、今までにない生活者交流型の食品工業団地。

今日は、創業20周年の記念イベントがあっている。出来た当初は、「え、なんでこんなところに。」とおもったけど、もう20年。上記の説明は施設の中核「熊本市食品交流会館」のホームページから引用。会館の前ではお祝いの餅投げがあっていた。構えたカメラに餅が当たって、どこかへ。


(熊本市食品交流会館前の餅投げ)

初めて来たのでグルリと廻って、熊本ワインでワインを買う。デパートなどでも買えるのだが、折角来たのでここで買おう。新酒ワインはウォーキング参加者には5%の割引があったが、辛口を買った。


(フードパル熊本)


(フードパル熊本)


(フードパル熊本)


(フードパル熊本。フリマもあっていた。)


(フードパル熊本)

少し重くなったリュックを背に下る。しばらく歩くと、あれ!矢印も幡も見えない。ウォーカーも見えない。道を間違えたようだ。保健科学大学を目指せば大丈夫だろうと、コースとは別な道を大学の方角に向かって下りる。大学の裏に出たところでコースに合流。


(コースはずれた道沿いで)


(コースはずれた道沿いで)


(コースはずれた道沿いで)


(コースはずれた道沿いで、池に入らないように)


(熊本保健科学大学の裏に出た)

ゴールは大学の直ぐそば「西里駅」。駅に近い田んぼの中に大学が出来たけど、校舎がぽつんとあるだけで、駅の周辺はまったく変わっていない。食事するようなところは無い。

ホームに熊本のおばさんたちの姿も無い。30分に1本位しか列車は来ないけど、もう一つか二つ前の列車で帰ったのであろう。


(西里駅。右のホームが熊本駅方面、左のホームが玉名・大牟田方面)


(にしさと駅)

列車に乗り2つ目の上熊本駅で下車、駅内のお店でパンを買う。100Kウォークの練習で何度か上熊本駅前のベンチでお昼のおにぎりやパンを食べたのを思い出しながら今日もベンチでお昼。

食べ終えて熊本市電上熊本駅に行ったら「COCORO」が着いていた。

「COCORO」はJR九州のクルーズトレイン「ななつ星」をはじめ「ゆふいんの森」「A列車で行こう」などの観光列車と同じ水戸岡鋭治さんが設計した路面電車。

運行開始から3年程が経っているが、乗るのは2回目だと思う。


(COCORO)


(COCORO車内)

ラッキーで今日のウォーキングを終える。

「458人の死者を出した三川坑」に会う【JR九州大牟田駅 鉄卓のフォト・ウォーク2017-15】

2017-11-09 | JR九州ウォーキング
2017年11月3日(金)

今日は大牟田駅コースに参加。


(今日のマップ)


(雲仙普賢岳。長洲駅付近で)

1回目は動物園に、2回目は昨年万田坑に行って3回目の参加になる。


(スタート大牟田駅)


(道沿いで)


(道沿いで)

3回とも行先は違うけど「三池カルタ・歴史資料館」に先ず寄るのは同じ。カルタの歴史、カルタと三池の関わりなど学べる。様々なカルタも展示してある。

3回目なので急ぎ足で見学。退室する時にプレゼントの抽選があったけど外れ。


(三池カルタ・歴史資料館)

今日は西の三池港の方に向かう。


(道沿いで)


(道沿いで)

世界文化遺産三池港展望所からの三池港を眺める。三池港は、三池炭鉱の石炭積出港として明治41年に開港した。昭和46年からは福岡県が港湾管理者となっている。平成18年からは国際コンテナ定期航路が就航し、国際物流拠点となっている。雲仙の麓、島原港までは50分の航路で結ばれている。


(三池港展望所)


(三池港展望所から)

展望所から歩いて、三池港ふれあい広場へ。「三池港浪漫フェスタ」が開催されている。先着500名様のプレゼントはもう終わっていた。


(道沿いで)


(道沿いで)


(三池港で)


(三池港。遠くは雲仙普賢岳)


(三池港岸壁)


(三池港あいあい広場より雲仙普賢岳)


(三池港)


(三池港浪漫フェスタ会場)

港には「環境整備船船内見学会」の案内板が、珍しそうだなと見学することに。港に係留していたのは国土交通省九州地方整備局熊本港湾・空港整備事務所の海洋環境整備船「海煌」。長い役所名には見覚えがある。先日の三角駅ウォーキング生き帰りの列車から事務所の建物が見えた。川尻駅付近だったと思う。

船は有明海・八代海・橘湾で環境調査、海面清掃、自然災害後の流木などの回収などを行っている。

熊本地震では熊本港で給水稼働を行っている。当時、港での給水活動を新聞の報道で知ったが、その船の活動は、この見学会で初めて知った。


(海洋環境整備船「海煌」)


(海洋環境整備船「海煌」)


(海洋環境整備船「海煌」)

折り返して、三池炭鉱三川坑跡へ。


(道沿いで)


(道沿いで)


(道沿いで)


(道沿いで)


(道沿いで)


(三池炭鉱三川坑入口)

昭和38(1963)年11月9日、三池炭鉱三川坑で炭じん爆発事故が起こった。死者458人、負傷者675人、CO中毒患者839人。

私は中学生だった。文化祭の時期で、緊急に新聞記事を貼りだし、募金活動をしたことを覚えている。

それから十何年か後、その時、三川坑で働いていた人と知り合った。爆発が起きたのは、その方が次に坑内に入る番で待機している時だった。「石炭を掘って運び出すために待機していたんですよ。」「それが、死体を運ぶことになったんですよ。」と無念な表情で話されるのを何度もお聞きした。

浴場なども見学できた。ロッカーで服を脱ぎ、風呂に浸かり、ロッカーで着替えて帰りに着く人々の姿が目に浮かぶ。その中に知人の顔も。


(三池炭鉱三川坑で)


(炭鉱電車)


(寂しそう)


(ロッカー)


(着替えている人たちの姿が目に浮かんできた)


(お風呂。裸の人たちがワイワイガヤガヤと話す声が聞こえてきそうだった。)


(第二斜坑で)


(第二斜坑で)


(塞がれた第二斜坑)

パンフレット類が置いてあるところで案内している方に知人が働いていたこと、爆発の時には待機していたことなどを話したら、当時の写真や坑内の図などを持ってきて、いろんな話をしていただいた。炭じん爆発を防止するには3つの安全対策があったが、当時会社はどの対策もとっていなかった。などなど。

話を聞きいている徐々に涙腺が緩くなる。

爆発が起きた第一斜坑は埋められてしまって更地になっている。臭いものには蓋。

「そっちを残さないとですね。」と怒ってしまった。「ぜひ、当時の話も伝えていってください。」とお願いをしてしまった。

次へ。マップには、抜け道から「旧三井倶楽部」へ。と書いてある。

切り絵みたいなのが展示してあったのだが、目には涙が溜まったままなので、しっかり見えない。直ぐに、後にした。

涙腺が緩んだまま歩く。「石炭産業科学館」に着く。名前の通り石炭産業の科学が学べる。筑豊の直方や田川にも石炭関係の博物館があるけど、ここが一番新しい。泥臭いのはやはり筑豊の方。パンフレットあったのかなぁ。抽選200名のプレゼントは外れる。


(諏訪川)


(道沿いで)


(道沿いで)


(石炭産業科学館)

お昼を過ぎ、暑くなってきて、お腹も空いて、涙腺はまだ緩んだまま大牟田駅をめざして歩く。


(道沿いで)


(道沿いで)


(道沿いで)

大牟田駅の西側、西鉄大牟田駅側に着く。陸橋を渡り、JR大牟田駅へゴールする。ゴールでのガラポン抽選会も外れ。


(陸橋を渡る)


(JR大牟田駅ホームより西鉄大牟田駅ホーム)

駅のうどん屋で昼食。大牟田駅に来るとなぜかジャンボチョコモナカが食べたくなる。いつものように駅のコンビニで買って、列車に乗って帰路。今日のウォーキングを終える。


(帰りの車内で)

JR九州ウォーキングのホームページで参加したコースを登録すると、歩いた距離が表示される。鹿児島中央駅からようやく青森駅に着いた。


(青森駅へ着いた)

「前方後方墳」に会う【甘木鉄道基山駅 鉄卓のフォト・ウォーク2017-14】

2017-11-05 | JR九州ウォーキング
2017年10月29日(土)


(今日のマップ)

甘木鉄道は国鉄がJR各社になる1年前の昭和61(1986)年に国鉄甘木線を継承して開業した。JR九州基山駅に隣接する基山駅と甘木駅を運行している。

今日のJR九州ウォーキングの受付はその甘木線基山駅。

受付を済ませ、甘木鉄道基山駅のホームでしばらく待つと、列車が入ってきた。スタートの太刀洗駅に向かう。


(甘木鉄道基山駅。左隣はJR九州基山駅のホーム)


(甘木鉄道の路線と今日のフリーきっぷ)

2年前に参加した時は、甘木駅がスタートだった。今日は密かに期待していることがあるが、少し不安になる。

駅に着いたら不安が的中した。「女王卑弥呼」のお出迎えが無い。ここ太刀洗駅は福岡県朝倉郡筑前町にある。甘木駅は朝倉市にあり、「女王卑弥呼」の選出は朝倉市のイベントで選出されている。


(大刀洗駅)

ガッカリしてスタート。

天気も雨模様。傘をさして歩き出すが、台風の影響で風も強い。傘が折れないように用心しながら歩いて、「熊野神社」に着く。ここでようやく傘をたためた。


(熊野神社)

神社を出て、城山里道散策コースを、天気が良かったら気持ちよく歩けるのにと思いながら歩く。


(城山里道散策コース)


(今日の矢印は甘木鉄道と筑前町が設置して、歩く順番に番号があった。)

しばらく歩くと、ショートコースとロングコースに別れるところがあり、ロングコースに向かう。雨の心配は無さそう。良かった。


(ロングコースの道沿いから)

見えてきた前方後方墳「焼ノ峠古墳」。


(焼ノ峠古墳)


(道沿いで)


(焼ノ峠古墳)

後方部が丸型ではなく角型になっているのが前方後方墳。東日本や出雲に多いといわれている。九州では珍しい。


(案内板)

焼ノ峠古墳の説明文には、「3世紀後半(古墳時代前期)の前方後方墳で、平面形状は前方部が撥形に開き、後方部は北側がやや広くなる梯形になります。」と書かれている。


(人が立っている所が後方。手前の一段低いところが前方。)

古墳は盛土ではなく、丘陵の地山を削り出し整形、後方部の二段目は盛土で盛ってある。名前の通り標高56mの峠にあり、墳丘の上からの眺めは素晴らしい。


(後方上からの眺望)


(後方上からの眺望)


(案内板あたりからの眺望)

葬られているのはこの地方の豪族であろうが、この珍しい古墳に誰が葬られているかはわかっていない。

珍しいことが好きな人物だったのか、出雲など他の地方の出身者なのか、峠に立って眺めたとき、「ここに葬って。」と言っただけなのか、他の動機があったのだろうか。

ボランティアガイドの方とお話ししていたら「ここにこられるところに虚空蔵菩薩(こくぞうさん)の案内があったでしょう。」と。秋月藩にまつわる事件と霊を慰めるのに虚空蔵菩薩を祀ったお話をしていただいた。

また、その前から、この地には霊が出るといわれていたがその霊も出なくなったと伝えられていることも。

それから、例年1月に虚空蔵さんのお祭りがあって、5円玉をいただき、良いことがあったら翌年倍返しして感謝をするそうな。「私、毎年しています。」とにこやかにお話しされた。

今日のウォーキングで一番楽しみにしていた焼ノ峠古墳を後に。


(道沿いで)


(道沿いで)


(道沿いで)


(道沿いで)

峠を下って、ショートコースとも合流。多目的運動公園で開催されている地元の農産物が販売されている「城山マルシェ」の中を通り、花立山温泉を過ぎたあたりで平地に。


(「城山マルシェ」会場)


(花立山温泉方向へ)


(花立山温泉)


(花立山温泉)

田畑の中を歩き、太刀洗飛行場の掩体壕(えんたいごう)に。敵から飛行機を守るための格納庫として造られている。戦時中は屋根の上に土を被せその上に草などを生やして隠れるようにしてあった。幾つも作られたが残っているのはここだけ。


(掩体壕)

まだまだ田畑の中を歩く。


(歩く)


(田畑の中を)

スタート後歩いた道に合流し、太刀洗駅に戻り、そのまま通過。キリンビールコスモス園へ。1000万本のコスモスが咲いているはずだか、昨日からの雨風で、写真を撮っている人も少ない。


(左手がキリンビールコスモス園)

お腹も空いたので、写真よりは食事。いや、ビール。

食べるものも欲しいと思って、出店を見ると、唐揚げのお店は列が出来ているがそれ以外の店には列が無い。ハンバーガーの店があったので「暇そうだね。」と話しかけ、「何人か並ぶと行列もできるんだろうけどね。」「そうなんですよ。」などと話しているうちに出来上がり。ボリュームも味も年寄り向きではなかったがビールは美味しかった。

食べているときに少し雨が降ったが、食べ終わったころには止んでしまった。傘を差して見学している人たちを入れてのコスモスを撮りそこなった。

コスモス畑を廻りながら写真を撮る。2010年に初めて参加した時は、コスモス畑一面緑色でうまり、コスモスの花はあっちに一輪、こっちに一輪だった。2015年は満開のコスモスが出迎えた。今年は昨日からの風雨で写真映えする姿ではない。


(今年のコスモス園)


(今年のコスモス園)


(今年のコスモス園)


(今年のコスモス園)


(2010年のコスモス園)


(2015年のコスモス園)

ゴール太刀洗駅へ。

駅前には旧陸軍太刀洗飛行場の歴史を伝える「太刀洗平和祈念館」が建っている。これまで2回じっくりと見学したことがある。帰りの時間もあるので今日は入らなかった。


(太刀洗平和祈念館)

ゴールしたけど、「女王卑弥呼」のお見送りもなかった。過去の参加では2回ともゴール後に「女王卑弥呼」にツーショットの写真をお願いし、撮ってもらった。今年も期待していたけど・・・・・。


(大刀洗駅)

今日のコースポイント、雨のボーナスポイント、新幹線ポイントの3つ。12ポイントたまったので10ポイントのバッジに交換した。


(10ポイント押したスタンプ帳とバッジを交換し、2ポイントのスタンプ帳を貰った。)

帰りの列車を待っている間に歩友のMさんご一家がゴールに。元気なご一家と基山駅まで楽しくご一緒させていただく。


(列車が出るころ筑前町のゆるキャラが見送りに。)

コスモスと「女王卑弥呼」は残念だったけど、「終わりよければすべてよし」で今日のウォーキングを終える。

「つながった新天草1号橋」に会う【JR九州三角駅 鉄卓のフォト(?)・ウォーク2017-13】

2017-11-01 | JR九州ウォーキング
2017年10月28日(土)


(今日のマップ)

前日の天気予報は雨。雨量も多そうだったので、どうしょうかと迷っていたが、朝、目が覚めたらまだ雨は降っていない。

よし、行こうと。

リュックも無し、カメラも無し、傘だけ持って自宅を出る。

三角線(愛称「あまくさみすみ線」)から雲仙の山並みはうっすらと見えるだけ。三角駅に着いたのは9時頃。


(三角駅前フェリーターミナル「海のピラミッド」)

傘を差さずにスタートしたが、三角小学校のスクールバス乗り場あたりで傘を差すことに。それからはゴールまで傘を差したままのウォーキングに。

三角西港までは人が行き交うには歩道が狭いところもある。車もスピードを出して通るので、傘を差していると飛ばされそうにもなる。

新天草1号橋「新天門橋」(仮称)の工事で、橋桁がつながったとの新聞報道があっていたので楽しみにしていたが、車が多い道路の歩道で足を止め、傘をさして写真撮るのは危ない。スマホから撮るのも止めた。

三角西港の駐車場入口のところから右手に上る。いつもの九州海技学院(旧宇土郡役所)、法の館(旧簡易裁判所)などは見学せずに通るだけで展望所への山道を上る。


(展望台への上り口、いのしし注意の案内も)

展望所で橋桁が繋がった新天草1号橋の写真をようやく撮る。


(展望所からの工事中の新一号橋、その向こうが現一号橋)

それからは下り。三角権現社へ廻るハードコースを歩く。三角権現社からは雲仙の山並みが綺麗に見えるのだけど今日は見えない。


(三角権現社から雲仙方面、何も見えない)

三角権現社の階段は雨で滑るので危ないと思って降りたら、ツルっといった。手すりを持っていたので助かった。


(三角権現社の階段)

三角西港へ出ても、トイレの他はどこにも寄らなかった。浦島屋前の広場ではイベントも予定されていて準備がされていたがこの雨では寄る人も少なかったのではなかろうか。


(三角西港から新一号橋と現一号橋)


(浦島屋前の広場ではイベントも寂しげ)

来た道を帰る。三角東港に廻り、三角駅前にある「サンサンうきっ子みすみ」でみかんのプレゼントをいただく。三角駅のコースでみかんをいただくとみかんの季節到来を感じる。


(みかんをいただく)

三角駅へゴール。今日はポイント2倍コースだったのでスタンプ2個、それに雨の日ボーナスポイントがついて合計3個スタンプを押してもらった。


(三角駅)

みかんのプレゼントをいただくところでお会いした歩友から「A列車」の時間を教えてもらっていたので、窓口で指定席を買った。

「A列車」は、JR九州の熊本駅-三角駅間を走る観光特急「A列車で行こう」号のこと。JR九州によると「『16世紀の天草に伝わった南蛮文化』をテーマにデザインされたドラマティックな特急。」で全席指定席。向谷実氏がアレンジしたジャズ「A列車で行こう」がBGMとして流れる。


(「A列車で行こう」)

ゴール後、三角駅でお会いした別の歩友から見送っていただき、「A列車」は三角駅を出発した。熊本駅まで約40分の豪華な旅。車内にはバーが設けられ、ハイボールなどが楽しめる。観光客には地元のデコポンハイボールが人気。2回目の乗車だったので、青リンゴのハイボールを注文。

有明海越しに熊本市西部にある金峰山を眺め、ハイボールを飲みながら、今日の傘を差してのウォーキングを終える。


(青リンゴのハイボール)

今年はカメラで写真を撮らなかったので、コースの紹介は昨年のブログを見てください。新天草1号橋の1年前の工事進捗と比べて見てもらえればと思います。

「新一号橋」に会う【JR九州三角駅 鉄卓のフォト・ウォーク2016-19】2016年10月29日


JR九州の観光特急列車についてはこちらを見てください。
https://www.jrkyushu.co.jp/trains/index.html