鉄卓のブログ「きままに」

「写真」「ウォーキング」「旅」「縄文」をきままに楽しく。
(本ブログに掲載している写真の無断使用・転載を禁じます。)

「一目一万本」に会う【JR九州基山駅 鉄卓のフォト・ウォーク2023-7】

2023-04-25 | JR九州ウォーキング
2023年4月22日(土)

今日は鹿児島本線基山駅(佐賀県三養基郡基山町)。



春の基山コースは久しぶりだなと思いながら基山駅をスタート。



いつもの基山小学校の二宮金次郎像。



それからはお花を眺めたり。



川を眺めたり。



歩いて行く。













山も眺めながら。





春を歩いて行く。



「ミキファームきやま」に着く。

夏場には果実・ライチの摘み取りができる、ハウスの中を見学するだけ。





ハウスを出て直ぐ、何故だかわからないが、いつも三菱倉庫と畑を撮りたくなる。



先へと歩く。











ようやく着いた。
大興善寺の階段。



上って山門をくぐったら、目に飛び込んできた新緑。
しばし立ち止まる。



大興善寺に併設の「熊野神社」。



大興善寺の裏山「契園」に。

今年はつつじの開花がドンピシャ。
マスク越しにも香りが漂う。







園の一角にある「一目一万本」のつつじを見ようと人が集まっている。
スマホやカメラを向ける人、記念の写真を撮る人。

一瞬の間にシャッターを押す。



一目一万本を後に園内を廻る。







園内遊歩道の一番高いところに来た。



下って行く。





石の上にも百年の木。



こんなのにも会った。









契園を出て、境内へ。



階段ではなく、坂を下って行く。













「トートト工房」で天然酵母のパンを買って昼食。
3個セットで500円。



お腹を満たし、先へと歩く。







「すなぼりがらす対翠社」に着く。



猫も作品と一緒にお出迎え。





宝満神社。





町営球場ではおっさん達が嬉しそうに野球をしている。





「酒ブティック丸久」、



「喜峰鶴酒造」に寄って



ゴール基山駅に。



基山駅コースでは、交通系ICカードを使ったスタンプラリーがあっている。
ゴールでお菓子を頂く。

今日は風もあって気持ちよく歩けた。
各駅停車の乗り継ぎで帰路。
ウォーキングを終える。

〔4月15日JR九州香椎駅  鉄卓のフォト・ウォーク2023-6〕
〔4月23日JR九州肥後大津駅  鉄卓のフォト・ウォーク2023-8〕
のブログはお休みします。

「縄文人も見た滝」に会う【JR九州豊後森駅 鉄卓のフォト・ウォーク2023-5】

2023-04-12 | JR九州ウォーキング
2023年4月9日(日)

今日は久大本線豊後森駅(大分県玖珠郡玖珠町)





駅をスタートして直ぐに豊後森機関車庫へ。
機関車庫を見る機会はめったにない。



転車台。





先へと進もうとしたとき列車が来た。



しばらく線路や玖珠川沿いを歩く。













左折して足手荒神社に。







後にして直ぐ、瑞巌寺摩崖仏。



制作されたのは鎌倉時代か室町時代かはっきりしないそうだ。



先へと歩く。



直ぐにあったのは、二日市洞穴。
縄文時代、約1万年以上前から日々とが暮らしていた。
炉が造られた跡や、土器や石器、人骨などが発見されている。

縄文遺跡というと定住跡が多いが、こういう遺跡もあるんだ。





すぐ横には室園稲荷大明神。



先へと進む。



見上げたり。



下を見たり。



松木自然石板碑。











ようやく着いた。石板碑から長かった。
きつかっただけ、感動も大きい。
おー凄い。





滝の近くまで行きたかったけど、後のどれくらいの時間がかかるのかが分からない。
お腹も空いてきたので先へ急ぐことにし、来た道を引き返す。

撮ってくださいといわんばかり。



私たちも撮ってとお花たち。













来た道と別れ、歩いてきて、ようやく着いた。
八鹿酒造「やしか!祭」。



試飲コーナーで飲み比べした後、なしかカクテル。



しぼりたて原酒はコップ半分100円。
甘いものとも合った。
美味しい。



ゴール恵良駅は八鹿酒造の目の前。



「なしか」は「何故か」の意味。
常識にとらわれず、「なしか」と問える年寄りにならなくては・・・。

酔っぱらって今日のウォーキングを終える。

〔3月26日JR九州行橋駅  鉄卓のフォト・ウォーク2023-3〕
〔4月8日 JR九州門司港駅 鉄卓のフォト・ウォーク2023-4〕
のブログはお休みします。

「博多でも筑後でも桜」に会う【JR九州博多駅・西牟田駅鉄卓のフォト・ウォーク2023-1・2】

2023-04-02 | JR九州ウォーキング
2023年3月25日(日)

JR九州ウォーキングに、今年、初めて参加する。

スタートは鹿児島本線博多駅(福岡市)。



9時受付開始だが、早めに着いた。

案の定、長い列が出来ている。
歩友さんの顔もチラホラ。



9時少し前から始まった受付を済ませ、博多駅から海岸の方へ延びる大博通りを進む。



程なくして、東長寺。
境内に入ると桜が迎えてくれる。





東長寺を出て、再び大博通りを進む。
信号が赤から青へ変わる瞬間、車が途絶えた。



左折して、冷泉公園。
桜は、もう直ぐ満開。



川端商店街を通る。



キャナルシティの横を通る。



瀬の川橋を渡る。



柳橋連合市場の中を通る。
ここは、外国の観光客に人気があった。
コロナで厳しい時期があったであろう。



天ぷら屋さんで、切れ端を売っていたので買った。
切れ端は好きだ。巻きずしも切れ端が好き。



そこから、直ぐ。
ゴールはホテルニューオオタニ。
距離は3キロ弱。

何、この距離とゴール場所、と思ったら、
ホテルニューオオタニのアプリを登録して、平日ランチペア券を当てようのキャンベーンがあっていた。

先を急ぐ。

ホテル横のバス停からバスに乗り博多駅へ戻る。
駅では駆け足。
予定の新幹線にギリギリ間に合う。
筑後船小屋駅から西牟田駅へ向かう。

羽犬塚駅で「ななつ星」に出会う。



今日、2つ目は鹿児島本線西牟田駅(福岡県筑後市)。





井原堤水辺公園へと進む。



博多より南だが、桜の満開まではもう少し。









藪数天満神社の所の桜。



先へと進む。









職場の花見も場所取りをしなくてよさそうだ。



公園名はわからなかったけど、通りに沿って桜。
ベンチもあり、花見の人たちがチラホラ。



窓ヶ原公園のところを過ぎたあたりで、後ろの方から声がしてきた。
顔馴染の皆さんだった。

少しお話しながら歩いたけど、今年初めてのウォーキングでへばっていて、ついていけない。



サザンクス筑後から左折して、市民の森公園の方へ。





公園には、羽犬の像が建っていて、羽犬塚の名の由来が書いてある。



秀吉にまつわる説だが、どう猛な犬とかわいがっていた犬と2つの説があるという。



ここで、お昼。
朝、博多駅で買っていたお弁当を食べる。
リュックの中で揺られてきたので崩れていたが美味しかった。



ゴールの羽犬塚駅は直ぐ。
2つのコースの合計でも10キロほどだったが疲れた。
ゴールではお菓子の販売もあっていて、最中を買った。
写真撮るのを忘れて、直ぐに食べた。美味しかった。



もうひと踏ん張り。
筑後船小屋駅へ戻って、ホークスファームの本拠地「タマホームスタジアム筑後」に。
ホークス3軍対火の国サラマンダーズの試合があっている。
火の国サラマンダーズは九州の独立リーグの熊本のチーム。
ホークスの守護神だった馬原氏が監督をしている。



投手と打者の間のボール見えるかな。



久しぶりに一日遊んだ。
疲れたけど楽しかった。
明日もある。

今日のウォーキングを終える。

「焼酎・ワイン・柿柿柿」に会う【JR九州田主丸駅 鉄卓のフォト・ウォーク2022-17】

2022-11-15 | JR九州ウォーキング
2022年11月12日(土)

今日は久大本線田主丸駅(福岡県久留米市)。



田主丸駅に降りるとホームで「お迎え河童」が迎えてくれる。



駅舎も河童。



スタートして歩く道は「河童ロード」。



暦では冬だが、秋色の道を歩いて行く。







少し上って山苞(やまづと)の道へ出て直ぐに「樹蘭マルシェ」。
農産物の直売所とスイーツのお店がある。

今日は久しぶりに同行者有りウォーク。
同行者は、柿を使ったスイーツを買っていた。





続いて向かうは「紅乙女酒造」。



高いところへ来ている。



紅乙女酒造にあった天然水。



紅乙女酒造はごま焼酎をはじめ麦、芋、米の焼酎など造っている。
以前来たときごま焼酎を買った記憶がある。
今日は試飲だけさせてもらう。



店の前では農産物か100円で売られている。



紅乙女酒造の森の貯蔵庫。





貯蔵庫の片隅では河童が・・・。



先へと進む。



森の散歩道を少し上って行く。



右手には葡萄畑。



森林浴を楽しみながら「巨峰ワイナリー」へ。



先に地下貯蔵庫を見学する。
何年もするワインが貯えられている。



お店で試飲。



珍しいネーミングの巨峰ワインがある。
今年1番初めに収穫された巨峰で一番初めに仕込まれたワインのようだ。

同行者ワインを買う。



お店を後にし、下って行く。



山苞の道へ出て、道沿いは柿。



里芋の無人販売もある。
同行者100円入れて里芋を買う。



少し歩いたら、突然、大きな古墳が現れた。



田主丸大塚古墳。
6世紀後半ごろに造られたとみられている。6世紀前半の磐井の乱から半世紀ほど後である。
墳丘長103メートル。
古墳時代後期では九州最大規模の前方後円墳。



墳丘の表面には葺石が施されているが、一般的な古墳とは違った造りになっているようだ。





見晴らしのいいところに造られている。
住んでいる人々、道や川を往来する人々を見守るのか、見上げてもらい威厳を見せるのか。
古墳の主は、磐井とはどんな関係にあった人物だろうか。

ゴールの筑後吉井駅まではここから数キロだが、その筑後吉井駅から数キロ行ったところには日岡古墳、月岡古墳があった。
その古墳の主たちとの関係は・・・などいろいろ思う。





古墳を後にし、山苞の道を左折して「高山果樹園」へ。
柿の販売があっている。

同行者は柿を買う。
写真の柿は量が多いので少なめの柿を買ったようだが、2個おまけしてもらって増えていた。



石垣神社のところから右折。



うきは市へと入っていく。



道沿いは柿。



この後、左折して、お菓子の直売所「あわしまる」へ行ったが、行列が出来ていて中には入らなかった。

いくつか曲がって、地元の農産物販売所「にじの耳納の里」へ。
お握り弁当を買って昼食。

そして、ゴールの筑後吉井駅へ。



「ゆふいんの森号」が通過して行った。



この後、ホームに入って来た普通列車で久留米駅へ。

立冬が過ぎたが暑かった、坂もあった、同行者は買い物をたくさんした。
今日のウォーキングを終える。

たまには1句(7)
「冬紅葉 静かに眠る ワイン倉」

「三毛門南瓜」に会う【JR九州宇島駅 鉄卓のフォト・ウォーク2022-16】

2022-11-06 | JR九州ウォーキング
2022年10月3(日)

今日は、日豊本線宇島駅(福岡県豊前市)。



宇島駅から三毛門駅、吉富駅に寄って中津駅にゴールするハロウィン・ウォーク。
逆の中津駅から宇島駅のコースも設定されている。





宇島駅横の広場でハローウィンの催しは準備中のようだ。



もうすぐ10時。



先へと進んで行くと、こんな自販機があった。



海沿いを歩いて行く。





着いたのは「うみてらす豊前」。



お魚の直売所だ。鱧もいる。



その場で揚げて販売されている。
逆コースを歩いて買い物して帰れば良かったかなと思った。



少し戻って、先へと歩く。



宇島神社。
先ほどの自販機にあった宇島祇園はここのお祭りのようだ。





踏切を渡って左折。しばらく歩いて、左折して三毛門駅(福岡県豊前市)。



駅の横の広場でハロウィンの催しが始まっている。



三毛門はかぼちゃは、450年程前、ポルトガル人から大友宗麟にかぼちゃの種が献上され、その後、三毛門村の武将が譲り受けて三毛門村に広まった。
日本最古の南蛮渡来種。





舞台では、子供たちの演奏があっていたが、人でいっぱい。
出店の前も人でいっぱい。
会場は賑やか。
狭い広場なのでカメラは向けにくい。





次の吉富駅へと向かおう。







吉富町のフォーユー会館ではガールマルシェがあっていて、キッチンカーとかが出ていた。



吉富駅(福岡県京都郡吉富町)へ。
駅前での出店とかは無いようだ。





山国川を渡ると中津城が見える。



こちらの方角から中津城へ入るのは初めてになる。
神社があった。



西南の役に西郷軍に参加した、中津隊の隊長増田栄太郎らを顕彰する「西南役中津隊之碑」。



中津城は、見上げるだけで後にする。



南部小学校の門。中津藩家老生田家の門が当時のまま使われている。



中津駅すぐ横の日之出町商店街もハロウィン。
先へと進むと、商店街の各お店が店先でお弁当屋らお菓子屋ら販売している。
人がいっぱい。
催し広場でも、演奏の準備がされている。



人混みの中を通り抜けて、中津駅(大分県中津市)へゴール。



中津駅を中心のスタンプラリーに挑戦。



抽選場所では、孫たちと同じ年頃の子たちも多く並んでいる長い列に並び順番を待つ。
いよいよ抽選。昨日の嬉野のリベンジとガラポンを廻す。白い球がコロリ。
黒田官兵衛のタオルを頂いた。



お昼を過ぎてお腹が空いた。
商店街の居酒屋の出店で弁当を買って、商店街の裏で座れるところを探し、昼食。
今日のウォーキングを終える。

たまには1句(6)
「三毛門の かぼちゃほほ笑み ハロウィン」

「西九州新幹線」に会う【JR九州嬉野温泉駅 鉄卓のフォト・ウォーク2022-15】

2022-11-01 | JR九州ウォーキング
2022年10月29日(土)

今日は西九州新幹線嬉野温泉駅(佐賀県嬉野市)



博多駅を出発した、特急「リレーかもめ」に新鳥栖駅で乗車する。
武雄温泉駅で、ホームの向かい側で待っていた西九州新幹線「かもめ」に乗り換える。
乗り換え時間は3分。
予定通り発車し、6分程の乗車で、次の駅の嬉野温泉駅に着く。
下車したら、「かもめ」は長崎へと向かって出発した。



嬉野にこれまで鉄道は通っていなかった。
明治時代、長崎へ鉄道を敷設する計画の時には嬉野温泉を経由する計画があったようだが、住民から「駅ができると、泥棒や浮浪者が増える」という反対があり、鉄道が敷かれなかった。(弓削信夫「九州の鉄道おもしろ史」西日本新聞社発行より)
嬉野は素朴で豊かな町だったのではないかと思う。

今年は鉄道開業150周年の年だが、最初に鉄道が計画された各地で、今では信じられないようないろんな反対の声があったようだ。

受付を済ませ、スタート。



国道へと出て歩く。
お祭りがあるようだ。
後でわかったが、今日は「嬉野温泉秋祭り」でいろんな催しがあっていた。



バス停の待合所。



左へ右へと曲がって、美肌の神様「豊玉姫神社」へ。
肌の病に効果があるとか。





神社の裏から出て、国道へ戻る。
少し歩いて、右手の「西公園」へ。

高台の公園で少し急な坂を上った。
途中、一休みする人もいる。



上では「西公園マルシェ」があっていて出店なども用意されている。



下る。



国道へ戻り、歩いて行く。
嬉野はお茶の名産地。
お中元やお歳暮には、「嬉野・八女・知覧」のお茶セットなども人気がある。



さらに歩いて行くと、「轟の滝公園」という看板が気になった。
立ち寄りの矢印も旗も無いが、ちょっと寄って行こう。



橋があって滝が見えた。

橋の下には滝の向う側から歩いてくるウォーカーが。
寄り道するところではなかったらしい。
真っ直ぐに歩いて、先の方からここには来るようになっているようだ。

どうしようと思ったが、橋の下に降りて、コースを歩くことにする。

後でマップを確認すると、寄らずに真っ直ぐに歩いて「うれしの茶交流館チャオシル」まで行き、そこから別な道を通り轟の滝公園に入るようになっている。
寄り道しようとすると、だいたい歩く距離が長くなるが、今日は寄り道しようとして歩く距離が短くなってしまった。



正規のコースから見た轟の滝。





川沿いを歩いて行く。





川沿いを上がって、道へ出て少し歩いて、橋を渡る。





商店街の本通りに出て、スタンプラリーを楽しみながら、「湯宿広場」へ。
足湯があったが、もう一つ珍しいもの「あし蒸し湯」があった。



あし蒸し湯と書いてあるフタを開け、ここに足を入れる。



足の上に別の蓋をする。



タオルで覆うと出来上がり。
じわじわと温かくなる。
気持ちいい。
いつまでも、入っていたい。



足蒸し湯に入っていると、お神輿が通って行く。



長く入っていたいが諦めて出て、少し歩くと、右手に「シーボルトのあし湯」。
ここにも入ろう。



熱くもなく、ぬるくも無く、いつまでも入っておれそう。

まだまだ先がある。早めに出た。



通りから右に入って橋を渡り、嬉野温泉公園へ。



ここで、ウォーキング参加者へはサービスで湯豆腐を頂いた。
一般は100円で販売されているようだった。



隣のテントではおこわの販売があっていたので、ここでお昼。



スタート受付を済ませた後に、地元の高校生が「街歩きスタンプラリー うれしのクイズアドベンチャーwith嬉高生」を配布していた。
ここまで神社、公園、商店街のお店などでクイズに答えて、スタンプを押してもらってきた。
お茶や温泉に関するオーソドックスな問題もあったが、商店街のお店では「このお店は、婦人服、子供服、紳士服のどれを販売しているでしょうか」というような問題や、お店の中に入ってから「このお店の名前の漢字はどれでしょう」という二択の問題があって、お店の外に出て確認したり、問題に答えて、そのお店の商品を買ったらスタンプが一個増えますなどがあったり、高校生が自分たちで問題を作ったのだろうけど、楽しかった。

この公園が抽選会場。
ガラポン廻したが残念。



商店街に戻ろう。

公園のすぐ横にあった「嬉野温泉公衆浴場『シーボルトの湯』」



商店街では、クイズスタンプラリーを楽しむ人たちでにぎわっている。







商店街を外れて、後はゴールへ。







風もあり、気持ちよく歩いて嬉野温泉駅に戻ってゴール。
高校生たちから頂いた。
写真には撮っていなかったけど、西公園でクイズに答えて「うれしの含み茶」も頂いた。

今日の祭りは高校生が大勢で担っていた。
若い人たちが活躍しているのを見るのは楽しい。



駅構内にはこんなものが。



「折り紙で作った電車の最多展示数」でギネス世界記録達成。
19,120枚あるそうだ。
おめでとう!



西九州新幹線「かもめ」で武雄温泉駅へ、「リレーかもめ」に乗り換える。
今日のウォーキングを終える。

たまには1句(5)
「あし蒸し湯 じわじわと来て 秋の風」

「世界遺産の古墳群」に会う【JR九州福間駅 鉄卓のフォト・ウォーク2022-14】

2022-10-13 | JR九州ウォーキング
2022年10月8日(土)

今日は鹿児島本線福間駅(福岡県福津市)。



改札口を出るとお迎えしてくれる「ふくふくちゃん」。
福津市商工会のキャラクターらしい。



福間駅をスタート。



福間駅のコースではいつも宮地嶽神社に寄るが今日は寄らないコース。



道なりに歩いて、カメリアホールへ。
福津市の総合文化センターで歴史資料館もある。



福津市の通史展示や津屋崎の古墳から出土したものなどが展示してある。



復元されたものであるが、宮地嶽神社にある古墳から発見された国宝の大刀。大きかった。





津屋崎には古墳が多く存在するようだ。





船上での武器のようだ。



新原・抜山古墳群を紹介するコーナーもあったようだが、見過ごしている。

館を後にして国道沿いを歩いて行く。
マップを見ると、長い道のりになりそうだ。

今日はお花たちと出会わないなぁと思いながら歩いていると、古墳らしきものが。

須多田ニタ塚古墳。
周囲にも古墳が点在し須多田古墳群を形成している。





そこから、まだまだ歩かねばならないようだ。







コスモスがお出迎え。ようやく、古墳群のところへ。



平成29年、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が世界遺産に登録された。
ここ、「新原・奴山古墳群」は、その世界遺産を構成する一つ。
5世紀から6世紀にかけて築かれた前方後円墳5基、円墳35基、方墳1基の41基が現存している。

いただいた福津市のパンフレットには
「台地中心部には、前方後円墳や大型円墳が造られ、その周辺に中小の円墳が分布しています。前方後円墳はヤマト王権とのつながりの強い有力者の墓であることを示すことから、王権のもとで朝鮮半島への航海や沖ノ島での祭祀を担うことによって勢力を拡大させた古代豪族宗像氏の性格をよく表す古墳群として世界遺産に登録されました」
とある。

国道から右折して、最初にあったのは、22号古墳。
5世紀後半に築かれ、全長80mあり古墳群最大規模を誇る。
前方後円墳の前方が短くなっていて、帆立貝式古墳とも呼ばれている。



木が茂っているところが後円部。手前の草むらが前方部、開墾によって残っていない。



並ぶようにしてある21号墳は円墳。



廻って行こう。15号墳は円墳。





21号墳のところに来た。

古墳の上に百塔板碑があるようだ。



鎌倉時代中期に建てられているようだ。



古墳の上に建っている。





先へと進む。



25号古墳は5世紀後半に築かれた古墳群最大の円墳。





30号古墳は6世紀中頃に築かれた全長54mの前方後円墳。
前方部は畑により削られ平らになっている。





展望台の方へと進む。



途中、説明があった。



古墳群は、当時、入海に面した台地上にある。
赤い線が古墳群。



古墳の分布図。
国道を右へ曲がって古墳群に入ったが、国道の左側にも古墳があるようだ。



古墳が一列に並んでいる横を歩いて展望所に着く。
正面は大島。宗像大社中津宮がある。





当時のイメージ図。
入海の台地上に面している。



新原・奴山古墳群は5世紀から6世紀に築かれている。
7世紀に入ると遣唐使の派遣が始まる。
古墳群の主たちは、遣唐使の船を台地の上から見送ったであろう。
宗像三神の祭祀は遣唐使の無事な航海も含まれるようになって、ヤマト王権が深くかかわるようになっていっただろうと思う。

古墳群の展望所を後にする。

お馬さんがいた。



歩いてきた国道へ出た。



すぐに、あんずの里。



今日はここがゴール。



福間駅へはシャトルバスで帰る。



博多駅方面の列車がすぐに来た。

スタート時にめんべいをいただいたのを思い出した。
福津めんべいは対茶漬け風味、先週の添田町めんべいは柚子ごしょう風味だったようだ。



今日のウォーキングを終える。

たまには1句(4)
「遣唐使 見送る古墳 秋桜」

「動物園の中の絵本美術館」に会う【JR九州吉野駅 鉄卓のフォト・ウォーク2022-13】

2022-10-10 | JR九州ウォーキング
2022年10月2日(日)

今日は鹿児島本線吉野駅(福岡県大牟田市)



9時の受付開始前に着いたら、行列が出来ていた。



大牟田市のゆるキャラ「ジャー坊」。名前の由来は知らない。



ジャー坊に見送られてスタートする。





西鉄の踏切を渡る。





着いたのは法雲寺。
立花藩第2代藩主・立花忠茂夫人の菩提寺。
夫人の戒名「法雲院殿貞照」から寺の名がついている。





福岡県の指定文化財の石造六地蔵。



夫人の墓。
墓所に奉供してある霊水をイボの患部につけると完治するという言い伝えからイボ観音様ともいれている。
夫人は仙台藩・伊達政宗の孫娘にあたる。



法雲寺を後にして歩く。





池の中を覗くと・・・。



すぐに、「四郎國光」。
開祖は江戸柳河藩御藩鍛冶であった信濃守武藤久廣。
現在は、毎回出品している新作刀展覧会で「優秀賞」「努力賞」など入賞を果たしている。







再び西鉄の線路を渡り、直線道路に出る。

西鉄の観光列車・水都。
福岡天神と大牟田間を走っている。



暑くなってきた。
木陰は無く、風も無い。
家々の陰で日差しをさけながら歩かねばならない。
見通しが良い直線の道を歩くと、疲れも倍加する。

それでも、時々、お花たちに癒されながら歩く。









JR九州の踏切を渡り、しばらく歩いて、JR九州の銀水駅。
古い駅舎は、まだ、健在のようだ。



暑い暑い、見通しのいい道を、まだまだ歩いて行かねばならない。



コロナの巣ごもり需要で、いろんな食べ物の自動販売機が出来ている。



公園があった。一休みするウォーカーも多い。



大牟田市役所が見える。
建て替えの計画もあるようだが、反対の意見もあるようだ。



大牟田駅はゴールせずに通過。





まだまだ、まっすぐに歩く。



警察署前の信号でようやく左折。

カルタックスおおむたの中には「三池カルタ資料館」があるが、今日は寄り処となっていないようだ。



そこから少し歩いて、ようやく動物園。
ここまで長かった。

入園料はマップ提示で無料。



アムールヒョウ。
ひょうの中で最も寒いところに生息しているという。



「ともだちや絵本美術館」は、動物園の奥の方にある。
初めて来た。
開館1周年だそうだ。
これまで10万人以上の来館者があった。



絵本ギャラリーでは、内田鱗太郎作、山本孝絵の「カミさま全員集合!」山本鱗太郎作、降矢なな絵の「ありがとうともだち」などの原画展があっていた。

のんびりホールはテーブル席などがあったが、昼食時で家族連れなどが食事をしていた。
絵本も置いてあるので、時間によっては子供たちが絵本を読んでいるであろう。



ともだちルームは
絵本を自由に読めるスペースで、絵本の読み聞かせもある。
この時間も、読み聞かせがあっていて、子供たちが熱心に聞いていた。



しばらくして、絵本美術館を後に、動物園の出口へ向かう。

今日は暑い、へばった。



大牟田駅へ引き返し、ゴール。



チョコモナカジャンボが美味しかった。
今日のウォーキングを終える。

たまには1句(3)
「秋の空 絵本を選ぶ 子の瞳」

「少しだけ廃線跡」に会う【JR九州西添田駅 鉄卓のフォト・ウォーク2022-12】

2022-10-07 | JR九州ウォーキング
2022年10月1日(土)

今日は日田彦山線西添田駅(福岡県田川郡添田町)。



西添田駅のコースは初めて参加する。
ここまで4回乗り換えてきた。
以前は、乗り換えもまた楽し、の気分だったが、最近は、乗り換えが多いのが辛くなってきている。

受付を済ましたら、粋な歓迎に迎えられた。



駅舎を眺めながら線路を渡る。



直ぐにあったモニュメント。



児童の絵もある。



彦山川の橋を渡る。



少し上って歩いて行く。





着いたのは山口油屋福太郎の添田町めんべい工場。
福岡県の代表的なお土産である。



工場直売のお得なものは売り切れていた。
まだ、めんべいは買ったことが無かったので、三種類買う。



敷地内に碑が建っていたので見たら、ここは閉校になった田川商業高校の跡地のようだ。
工場も校舎を利用しているのかもしれない。



そこから、それ程は離れていないところに中島家住宅。
江戸時代の商家で国の重要文化財に指定されている。





そこのお庭で。



中島家住宅を後にして真っ直ぐ歩いて行く。





左へと曲がり、上り道。

岩石城武将の碑がある。



さらに上って行くと岩石城(がんじゃくじょう)。
保元2(1157)年、平清盛がその臣大庭平三郎影親に命じて築いた。



お城は建っていなかったようだが町の美術館として城を模した建物が建っている。



最上階からの眺望。
美術館の展示には山頭火の句もあった。



引き返し、下って行く。
ちらほらと紅葉も始まっている。



下り坂の谷になっているところには寺院もあるようだ。



寄り道せずに先へと歩く。

10月に入ったのに暑い日だが、時折歩く木陰は風も通って気持ちがよい。







わずかな距離だが、道の駅・廃線跡に行って、ゴール添田駅へ向かう人たちと、道路のあっちとこっちで出会うところがあった。
何人かの歩友を見かけ、お互いに手を振り、挨拶。

英彦山川へ出て、川沿いを歩く。







道の駅が見えてきた。



怖い怖い。渡りたくないなぁ。



ドキドキしながらなんとか渡って、道の駅勧遊舎ひこさんへ。



廃線になった駅舎ものまま残っている。





道の駅でお握りを買って、引き返して廃線跡へ。

ひこさん駅への線路。残すのだろうか。



添田駅の方へ。列車が走っていたトンネルの中を歩く。





ひんやりとしたトンネルを出る。



この先へと歩く予定だったようだが、ここまでに変更されている。
廃線跡を歩いたのは少しだけだった。



ゴール添田駅まではそれほど遠くはなかった。



線路としての日田彦山線はここ添田駅が終着駅。



日田彦山線活性協議会からはめんべいをいただいた。



平成29年の九州北部豪雨で被災した日田彦山線。
全線の鉄道による復旧は断念し、添田駅から夜明駅間は廃線となる。
その間と、久大本線の夜明駅から日田駅までにはBRT(バス高速輸送システム)が走ることになった。

愛称は「BRTひこぼしライン」。
「日田彦山線の星」から「彦」と「星」を使って名付けられている。

彦山駅~宝珠山駅間は線路敷地、添田駅~彦山駅間と宝珠山駅~夜明・日田駅間は一般道を走る。
夜明~日田間は久大本線と並行する。
車両は小型電気バス4台、中型ディーゼルバス2台を使用する。

開業は2023年夏の予定。

駅に置かれている説明板でそんなことが分かった。





駅横広場の山伏像のところでお握りの昼食。



今日のウォーキングを終える。

たまには一句(2)
「廃線や バスくる日いつ 秋日差し」

「ここにくまモン、ここにもくまモン」に会う【JR九州八代駅 鉄卓のフォト・ウォーク2022-11】

2022-09-28 | JR九州ウォーキング
2022年9月25日(日)

今日は鹿児島本線八代駅(熊本県)



JR九州ウォーキング秋編は先週より始まっているが、今日が最初の参加。



八代は熊本の工業都市。



引き込み線跡の緑の回廊へ。





八代城総構え石垣跡の説明板もある。



緑の回廊を外れ、本町アーケードへ。



早い時間だったからか人通りは少ない。

出会ったのはくまモンくまモン。















アーケードの途中でベンチのくまモンから
「さっから いっぴゃあ こらすばってん どこさん 行くとな」
「そん角ば 右さん行って 八代宮たい」
で右折。



八代城址にある八代宮へ。





八代で最初の城は南北朝時代から戦国時代にかけて築かれた古麓城。
その後、肥後の南半分の領主となった小西行長が麦島に新たな城を築いた。

関ヶ原の戦い後、加藤清正が肥後の全域を支配し八代城は熊本城の支城となる。
1619年の地震で壊れ、1622年に加藤家2代加藤忠弘の時代に松江に新たな八代城が築かれた。

それから400年。

1615年、徳川幕府は一国一城令を出している。
肥後藩には熊本城と麦島の八代城があったが、特例として一国二城を認められた。
さらに、地震で壊れた後に、新たに城を築くことを認めた。稀な例のようだ。

薩摩藩を意識したことからだろうか。

加藤家が改易された後は豊前の細川家が肥後藩の藩主となる。
八代城には細川三斎(忠興)が入城。

三斎が亡くなった後は細川家家老の松井興長が城代となり、以後松井家が代々務める。



お堀の周囲を巡る。

夜は竹あかりも催されているようだ。

右は加藤家の紋「蛇の目」、左は細川家の紋「九曜」。











くまモン、何かをお願いしているのだろうか?



「これを読んで」かな。



お堀のすぐ横の広場は「八代城築城400年まつり」のメイン会場。

八代宮へ向かうお堀の橋のところにはお祭りでは馴染の綿菓子やイカ焼きなど屋台が並んでいた。
お堀と広場の間の道路には今どきのキッチンカーがズラリと並んでいた。



再び、お城へ。





城内へ。









お堀の周囲へ。





城の横に建つ八代市役所。
熊本地震で損傷し、モダンな建物に再建されている。

以前の建物はお城跡の風景に馴染んでいたが、少し違和感がある。



築城400年のイベントがあっている、お城をぐるりとした。

2年半ほどコロナで各地のイベントが中止になっている。
イベントに合わして開催されるJR九州ウォーキングも開催数が減ってきている。

今日は久々にイベントに合わされたウォーキング。
イベントの参加者はまだ少ない時間帯だったけど、皆さん明るく楽しまれている様子だ。

「祭りは やっぱ 良かなー 良かなー」。



ゴールへと向かう。

ここにもくまモン。そして秋山幸二選手の手形。



光徳寺。
西南戦争では官軍の本営が置かれた。



水準点を示す石碑もあった。



ゴールを目指して歩く。



循環バスにくまモンはいなかった。





マップに記載されていた竹原神社はどこにあったんだろう。
見逃している。
道沿いにあったのだろうか。

そうこう思いながら歩いていると、
田んぼでは稲刈りが始まっている。





八代~熊本空港間のバスからはくまモンが手を振っている。



そして、ゴール新八代駅へ。



駅近くのよかとこ物産館でお弁当を買い、駅の売店でビールを買って、駅西口のがめさん公園で一人乾杯。
秋編の始まりを祝う。

今日は意識して探したのではないけど、くまモンがあっちこっちに。
探せばもっといただろう。
あれ、新八代駅のくまモン撮ってなかった。
また次の機会に。

今日のウォーキングを終える。

たまには1句。
「四百年 はじける笑顔 天高し」