鉄卓のブログ「きままに」

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「FGT走行試験線」に会う【JR九州新八代駅 鉄卓のフォト・ウォーク2021-1】

2021-03-21 | JR九州ウォーキング
2021年3月21日(日)

昨日3月20日、コロナ感染拡大で中止されていたJR九州ウォーキングの2021年春編がスタートした。
例年だと1月の半ば過ぎ早春編から始まるので約2か月遅れの開催となった。

私は今日がスタート日。鹿児島本線新八代駅(熊本県八代市)へ。



くまモンの「行ってらっしゃい」で8時45分過ぎにスタート。



新八代駅の在来線ホーム。ホームには新八代駅発の肥薩おれんじ鉄道の列車。



雨の中、傘をさし、コンパクトデジカメでフォトウォーク。



九州新幹線は新八代駅―鹿児島中央駅間が先行開業し、10年前に博多駅―熊本駅―新八代駅―鹿児島中央駅の全線が開業した。
全線開業前までは、福岡から鹿児島へは、博多駅―新八代駅間は鹿児島本線をリレーつばめが走り、新八代駅のホームで新幹線に乗り換えていた。

今日は、全線開業10周年記念で、今は使用されていない鹿児島本線から新幹線ホームへのアプローチ線を歩く。
そのアプローチ線を歩く参加者。



これからアプローチ線へ。10年前の写真のパネルの展示があっていた。





このアプローチ線は、フリーゲージトレイン(FGT)の走行試験にも使われた。
九州新幹線長崎ルートは佐賀県の要望で武雄温泉駅―新鳥栖間は在来線を走ることで計画された。

在来線と新幹線では線路の幅が違う。同じ車両で線路の幅が違う新幹線も在来線も走る車両は日本では走っていない。
JR九州は、車両の開発で走行試験をアプローチ線で繰り返したが、技術的に早期の開発は困難として長崎ルートでの使用を断念した。

私はリレーつばめが走っていたアプローチ線というより、フリーゲージトレインの走行試験が行われた線路ということの方に興味が湧く。

ここで幅が違う線路間の移動試験が繰り返されたのだろう。

















ヘルメットを被ってアプローチ線を歩く。









鹿児島本線を走る列車を眺める。



今は、柵がされているが、九州新幹線新八代駅のホームへ入るところ。



新幹線が通過したが上手く撮れていない。



線路を離れて、新八代駅へと向かう。





「松中信彦スポーツミュジアム」は何回か見学しているのでパス。



「八代よかとこ物産館」に寄り道。少々買い物して、新八代駅に10時頃ゴール。



ゴールの後頂いた。



フリーゲージトレイン(FGT)の試験車両。
2018年10月28日、九州新幹線の 車両基地「熊本総合車両所」で撮影。





FGTの開発に成功していれば、JR九州の新たな目玉になっていたであろうと思うと残念でならない。
今日見学した走行試験の場所も鉄道ファンが訪れるところになっていたはずだ残念残念。

歩いたのは約4キロ。あっという間のウォーキングで、昼前に自宅に戻った。
で、今日のウォーキングを終える。


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