鉄卓のブログ「きままに」

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「いい湯だな」に会う【JR九州玉名駅 鉄卓のフォト・ウォーク2019-15】

2019-10-28 | JR九州ウォーキング
2019年10月20日(日)

今日は、JR九州鹿児島本線玉名駅(熊本県)。

玉名駅からシャトルバスで約1時間。山鹿市と菊池市の間の丘陵にある「鞠智(きくち)城」がスタート地点。


(今日のマップ)


(今日のマップ)

633年、大和朝廷は、朝鮮半島で新羅と対立していた百済の支援に兵を派遣。百済の白村江(はくすきのえ)での戦いで唐・新羅の連合軍に敗れ、百済は滅亡する。

大和朝廷は唐の侵攻に備え北部九州に大野城・基肄(きい)城などの山城を建設し、当時、九州支配の中心だった大宰府の守りを固める。

鞠智城もその山城の一つとして建てられ、大宰府やその周囲の城に武器や食料を供給する支援基地であったと推測されている。平成16年に国史跡に指定されている。

一帯は歴史公園として整備され、今日は「鞠智城の日」というイベントがあっている。

スタート受付けで牛乳1パックをいただく。
バスでご一緒になったウォーキング仲間のJさんのお誘いで、イベントで開催されている「鞠智城クイズラリー」に参加。
鞠智城のシンボル八角形鼓楼から順に公園内を廻る。


(シンボル 八角形鼓楼)


(食糧倉庫 米蔵)


(防人の住まい 兵舎)

長者山展望広場休憩所から灰塚展望所へ。


(高台へ)

灰塚でのクイズ、答えは(じ)。


(クイズ)

眺め、凄い。
雲仙普賢岳も望める。金峰山の山並みも。くっきりと。

現代の建築物を取り去ると、古代も同じような光景だったのではなかろうか。しばし佇む。

クイズの各所にはボランティアで説明する方も配置されている。
お話では、狼煙の実験で、鞠智城から大宰府まで1時間弱で到達したそうだ。


(灰塚展望所からの眺め)


(雲仙普賢岳も)


(金峰山の山並みも)


(戻りの道から)


(戻りの道)


(戻って来た)


(鞠智城温故創生乃碑)

クイズラリーを終え、古代米の稲刈り体験をしよう、ということに。
刈った稲は持ち変えることが出来る。


(八角形鼓楼)


(稲刈り体験)


(持ち帰りできる)

イベントを見学。


(イベント会場)

鞠智城の公園は山鹿市菊鹿町、これから菊池市中心部に向かって下る。Jさんは先に、私は、写真撮りながら。


(下る)


(下りの道沿い)

後からスタートしたMさんに追いつかれる。Mさんも先へ。


(池の尾トンネル)


(もう一つトンネルがあった)


(下りで)


(下りで)

菊池の平野へ下りて、田園の中を歩く。


(道沿いで)


(道沿いで)


(道沿いで)


(道沿いで)


(道沿いで)


(道沿いで)


(道沿いで)

春日神社。マップには記載されていないが、ここで一休憩されているウォーカーも多かった。


(春日神社)

住宅街へ入って、すぐに目についた。
田原坂で敗れた薩軍は、ここ菊池に撤退。官軍と熾烈に戦い、大津へと退く。


(薩軍碑)

菊池市の中心部へ。

御所通りにある樹齢650年ともいわれる椋の木。南北朝時代、南朝方征西将軍懐良親王のお手植えともいわれている。


(将軍木(しようぐんぼく))

道の反対側には大きな銀杏の木もある。


(銀杏の大木)

銀杏の木の横に建っているのは国登録有形文化財の旧松倉家住宅主屋。


(旧松倉家住宅主屋)

真っ直ぐ進み、菊池神社の参道へ。春、桜の季節がいい。階段を上って神社へ。七五三の参拝もあっている。


(菊池神社参道)

菊池神社は菊池一族の第12代菊池武時、第13代武重、第15代武光が主祭神として祀られている。
菊池一族は、平安時代の後半から戦国時代の頃まで約450年間、菊池地方を中心に栄えた武士の一族。


(菊池神社)

15代武光は、南北朝時代、南朝・後醍醐天皇が征西将軍に任命した皇子の懐良親王(かねながしんのう)を菊池に迎え、南朝方の中心として九州を平定する大勢力になった。


(境内にある武光像)

菊池神社を後に、多目的グランドを通って東福寺へ。


(多目的グランドで)


(多目的グランドで)


(階段を上る)

東福寺の階段を下りる。「今日は坂や階段の上り下りが結構あったなぁ」と、眺める。


(東福寺)

筑地の井出沿いを歩きゴールへと向かう。


(筑地の井出)


(筑地の井出)

菊池温泉街の中を通り、ゴールの市民広場に着いた。


(ゴール)

ゴールではのっべい汁のおもてなし。


(のっべい汁いただく)

市民広場では「マルシェ」の催しもあっていて、会場で先にゴールしていたJさん、Mさんと再会。
スタート時に菊池温泉の無料入浴券を貰っていたので、Jさんにお勧めの旅館を聞き、目の前にあった「望月旅館」へ。Mさんとドボン。

沸かさず、うすめず、循環させず、の湯に浸かる。

お湯の感想うまくて表現できないので、マップから引用「さらりとした肌触りの後に、しっとりと肌に馴染む良質な湯」。日本名湯百選に選ばれている。

湯の温度も心地よい。
疲れた体に湯がじわじわと。


(菊池温泉街の入口)

帰りもシャトルバスで、菊池温泉から山鹿温泉経由で約1時間、玉名駅に戻る。そして熊本駅へ。
ようやくビール。今日のウォーキングを終える。


(受付でクリアファイル、パンフレット等、クイズラリーでハンドタオルとバッジをいただく)


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