蝶にも疎い爺さん、子供の頃から目の当たりにしていた モンシロチョウ、モンキチョウ位は、なんとか同定出来そうだが、その他の蝶については、実際に目にしても、ことごとく 「君の名は?」である。数年前までは、全く興味も関心も無く、蝶の写真を撮るなんてこともしていなかったような気がするが、ブログをやるようになってからのこと、数多の方々の蝶の写真等を見て、無知ぶりを痛感、次第に興味関心が湧き、以後、名前を知らない蝶でもなんでも、見掛けると、やたら写真を撮ってきたりするようになっている。帰ってきてから、息子達が子供の頃に使っていた「小学館昆虫図鑑」で調べたり、ネットで確認したりして、少しずつ分かる蝶も増えてはきているが、一度分かっても、そのそばから忘れてしまう老脳。ネット等から参照した情報を、記憶力減退老脳に代わる記憶補助として、ブログ・カテゴリー「鳥・昆虫」に 書き留め置こう等と思っているところだ。蝶に詳しい方からは 「なーんだ、そんな蝶も知らなかったの?」と笑われそうだが 爺さんにとっては新知識、新情報、自分のための備忘録的鳥図鑑になる。
先月、9月7日に、ふっと、猫額庭で飛び回り、たまたま、木蓮の枝、外壁に止まった蝶を見掛け、急いで、コンデジで、カシャ!、カシャ!していたが、どうも、「ヒメジャノメ(姫蛇目)」という名の蝶であることが分かった。もちろん、初めて知る蝶名、またすっかり忘れてしまわない内に、改めて書き留め置くことにした。
2021年9月7日に撮っていた「ヒメジャノメ(姫蛇目)」
ヒメジャノメ(姫蛇目)
タテハチョウ科、コジャノメ属、
特徴 成虫の前翅長は 1.5cm~3cm
「コジャノメ」とよく似ているが、「ヒメジャノメ」の翅裏を縦に走る
白色帯は、まっすぐに入っている。
「コジャノメ」は、翅の付け根を中心に弧を描くように入り、
しかも、やや紫掛かっている。
分布 中国、台湾、朝鮮半島、日本、ベトナム、タイ等、東南アジアに
分布している。
生態 成虫は 6月~10月頃、都市郊外、農村、人家の周辺、草原、畑等
日当たりの良い場所で見られるが、成虫が,花にくることは
ほとんど無く、腐果、鳥獣糞、樹液に集まる傾向が有る。
幼虫で越冬し、翌年に蛹になる。