たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「テイク・ファイブ(Take Five)」(再)

2020年08月14日 08時45分54秒 | 懐かしいあの曲

小学生、中学生の頃は、ひ弱で運動神経に欠けていて 走るのも・跳ぶのも苦手、「体育(体操)」の通信簿は 常に最低だった気がするが、「体育(体操)」に続いての苦手科目は「音楽」だったような気がする。
戦後間もない頃、北陸の山村の1学年1クラスの小さな小中学校の音楽室には 古ぼけたピアノが1台、足踏みオルガンが1台有るのみ、他に楽器といったら 壊れ掛けた木琴、鉄琴、カスタネット、トライアングル位しかなく、専ら 教科書を見ながらの合唱、音楽の楽しさを味わったことが無かったような気がする。
ラジオしか無かった時代、物心付いた頃からは ラジオから流れてくる歌謡曲や民謡を聴き なんとなく覚えたが、歌謡曲や民謡は「大人の歌」という意識が有り、大ぴらに歌ったことも無かった。
高校生になり、曲りなりにも受験勉強をするようになり、自分の部屋等無いため、座敷の一角を囲って個室?に造りあげ、立て籠もった一時期が有ったが、深夜、秘かに ラジオの深夜放送に耳を傾けるようにもなった。
それまでは あまり聴いていなかった「洋楽」が中心だったように思うが、知識も情報も無く、曲名も演奏者もよく分からないまま、何故か 脳裏に焼き付いたり、印象に残った曲も数曲有る。多少 音楽の楽しみが分かり始めていたのかも知れない。

記憶曖昧だが 学生寮に入寮中のこと、まだまだ「音楽」に傾注していた分けではないが ある日 音楽通の友人から 4分の5拍子の曲って 知ってるかい?」等と 話し掛けられたことが有った。
もちろん、初めて知る情報であり、目から鱗・・、その彼から 講釈を受けたような気がする。
「テイク・ファイヴ(Take Five)」というジャズ曲だった。
就職直後、その記憶がまだ残っていて、薄給にも拘らず、ドーナッツ盤(定価500円)を買ってしまったが そのレコード、長年仕舞い込んだままになっていて、50数年経った今でも、残っているから我ながら呆れるばかりだ。

今更になってネットで調べてみると
「テイク・ファイブ」は アメリカの代表的ジャズピアニスト ディブ・ブルーベック(Dave Brubeck)の長年のパートナー、アルト・サックス奏者のポール・デスモンドが作曲、1959年(昭和34年)に ディブ・ブルーベック・カルテットが リリースしたアルバム「タイム・アウト」に収録されていたジャズ曲。

「テイク・ファイブ(Take Five)」、演奏・ディブ・ブルーベック・カルテット (YouTubeから共有)

残っているドーナツ盤は デイブ・ブルーベック・カルテット演奏物ではなく スチュアート・レンジャー楽団演奏物であるが・・、

 

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