たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

懐かしい映画と映画音楽・その63

2024年09月30日 17時47分17秒 | 懐かしいあの曲

gooブログの「アクセス解析」の「アクセスされたページ」欄を、時々覗くことがある。「アクセス数」を気にしてでのことではなく、すっかり忘れてしまっているような、随分前に書き込んだ古い記事にアクセスが有ったりするのを、楽しみにチェックしている風なのだ。そんな記事に目に止まった瞬間、「エッ、こんな記事にアクセス?」と驚くと同時に、「そう言えば・・・・」、記憶が蘇り、つい、自分もクリックし、改めて読み返してみたりしているのだ。
「gooブログ」=「記憶力がまるで無くなっている爺さんの自分のための記憶補助ツール」と決め込んでいる爺さんには、「アクセス解析」もまた、便利で有難いツール、大いに活用しているという次第。
昨日のこと、6年前に、ブログ・カテゴリー「懐かしいあの曲」に書き留めていた記事、「黄昏」にアクセスが有ったことに気が付いた。
「おお!、懐かしい!」・・、早速、コピペ、リメイクすることにした。
そんな古い記事を、クリックひとつで引っ張り出して読んだり、加筆、訂正、修正、コピペ、リメイク等が出来るのも、ブログのメリット。従来の紙ベースの日記、日誌、備忘録、懐古録、雑記録の類では、絶対考えられないことであり、ブログを始める前までは、想像も出来なかったことである。今、出来ることは、やってみる・・、長生きした分、その時代を少しでも享受したいものだ等と、つぶやきながら・・・。


懐かしい映画と映画音楽・その62
映画「黄昏」と主題曲(再)

昭和30年代、40年代には、地方の小都市にも、邦画、洋画の映画館が1館や2館、必ず有ったものだ。テレビで映画を観られる時代ではなく、ビデオも無し、映画は 映画館に足を運んで観るものだった。薄給だった若い頃、おいそれと映画館通いすることは無理だったが、後年「不朽の名作」と評されているような映画は、結構観ていたように思う。
映画が斜陽産業の代名詞にもなり、映画館が身近な街からどんどん姿を消してしまった頃から、ほとんど、映画館に足を運ぶことも無くなってしまったが、中高年になってからのこと、思い立って、夫婦で映画館に足を運び観た映画が有る。「黄昏」である。滅多にないことで有り、記念にすべく、パンフレットまで入手、そのパンフレットが未だに残っている。
さらに、自ら「黄昏」を感じ始めた、後期高齢者となってからのこと、偶然、テレビの映画番組で、「黄昏」が放映され、改めて観て、ジーンとしたものだ。
映画「黄昏」もまた、記憶に残る名作のひとつだと思っている。
今更になってネット、パンフレット等で確認してみると、
映画 「黄昏(On Golden Pond)」は、1981年(昭和56年)に、マーク・ライデル 監督、実生活でも不和がささやかれていた、ヘンリー・フォンダジェーン・フォンダ父娘競演で製作、公開された、反響が大きかったアメリカ映画だった。
ジェーン・フォンダは、自分の相手役として、大女優のキャサリン・ヘプバーンを推薦し この「黄昏」で初めて大物俳優二人の競演が実現したのだそうだ。
1981年のアカデミー賞で、映画「黄昏」は、主演男優賞、主演女優賞、脚色賞、3部門で受賞。
主演男優賞受賞のヘンリー・フォンダは、当時76歳で、史上最高齢受賞だったそうだが、その数ヶ月後の1982年8月12日、心臓病で死去、彼の最後の出演映画となった。
原作は、アーネスト・トンプソンの戯曲「黄昏」。
湖畔の別荘が舞台で、人生の黄昏を迎えた老夫婦と、その娘や彼女の結婚相手の連れ子との心の交流、父と娘の確執等を描いた作品だった。
秋が深まっていく頃になると、なんとなく、人生の「黄昏」を感じてしまうのは、自分だけだろうか。

映画「黄昏(On Golden Pond)」・(YouTubeから共有)


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