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Xenos Audio

オーディオと音楽について

「ブラン・ニューオリンズ」アン・サリー

2005年05月27日 00時09分53秒 | 音楽ソフト


アン・サリーさんのアルバムはデビュー作に続き2枚目の購入です。この方、名前もそうだし、発音もそうだし、なんだか日本人なのか何人なのか年が幾つくらいなのかとっても微妙。かといって謎めいた感じというよりもむしろ素朴そうな方だし…

オフィシャルHPを読んでみるとなんと妊娠されてるみたいだし、Drの勉強もされてるみたいだし、全く不思議な女性だなぁ。

ボサノヴァ寄りのデビューアルバムと比べて今回はグッとジャズ寄り。曲によって響きは変わりますが概ねデッドでいじっていない録音です。本人さんの印象と同じで素朴でシンプルな録音と感じました。
声質が柔らかく暖かい人なので癒されるのは相変わらずです。日本語曲が2曲入っていて好みは分かれると思いますが、私は好きです。むしろ日本語だけのアルバムを作って欲しいくらいです。

お気に入り度:★★★★

「ラフマニノフ・ショパン他」グリモー

2005年05月26日 23時41分23秒 | 音楽ソフト
最近はジャジャ馬トゥイーターを調教するのに必死です。というか実のところ調教というレベルにさえ行ってなくて、走り方から教えるといった感じですけれど。

さて、最近は映画ばかり観ている私ですが、久々に音楽CDを2枚購入しました。前作(未聴です)で大きな話題になったグリモーさんの新譜です。



さて、クラシックのピアノ録音における音の硬さみたいなものを5段階に分けたとします。1が最も硬くてガキガキいう感じ、5が最も柔らかくてトロトロの感じです。
で、私の好みは1または5。両極端なんですね。このグリモーさんのCDは2.5~3.0という印象で私には中途半端なんですよ。
そのせいかもしれませんが、私には非常にクールな演奏に聴こえます。正確に言えば”熱い感情がクールな表情に隠されてる”ような…
純粋に音だけ聞いてももっと良いものは沢山あると思いますよ。

恥ずかしながら、「葬送行進曲」がショパンだなんて初めて知りました。

お気に入り度:★★★

3枚のハルサイ

2005年05月07日 10時11分28秒 | 音楽ソフト
今、「ベスト・クラシックス100」という6枚組でしかも¥3000のオムニバスCDが結構売れているらしいです。少女コミック「のだめカンタービレ」のヒットといい、小クラシックブームが来ているのかもしれませんね。

さて春たけなわ、ということでストラヴィンスキーの「春の祭典」です。私の手持ちから3枚を紹介するとします。



上:2001年ゲルギエフ/キーロフ(PHILIPS)によるものです。近年の話題作ですね。熱気や迫力が特徴です。

中:1985年シャイー/クリーヴランド(LONDON)によるものです。確かこの年のstereo誌の年間最優秀録音です。解像度が秀逸です。ゴールドディスクで¥4500もしました。

下:1980年マゼール/クリーヴランド(TELARC)によるものです。故長岡鉄男氏推薦らしいです。音場の奥行きと立体感が素晴らしいです。

どれも優秀録音ですが、単なる優秀録音ではなく、それらの中でもさらに上位クラスに相当するレベルです。

ただ、私はこの曲は奇抜すぎてどうしても馴染むことができません。
正直、「火の鳥」の方がキャッチーで好きですねぇ。

「BGM Vol.2 沿志奏逢」

2005年04月27日 01時14分49秒 | 音楽ソフト
私は音楽というものを映像付きで聴くことにそんなに価値を感じられません。理由を訊かれると困ってしまうのですが強いて言うなら、音楽特有の「反復性」みたいなものが失われてしまうような気がするからです。
つまり映像付きで聴いてしまうと、「次に聴くのは当分先でいいや。」とちょっと飽きてしまうのですね。視覚が脳に訴える情報量というのがそれだけ多いからでしょう。同じような理由で1度観た映画はかなり時間が経過しないと2度目を観れなかったりします。



DVD「BGM Vol.2 沿志奏逢」は私が初めて購入した音楽ライブものです。これを購入したのは言うまでもなくCD「沿志奏逢」がとっても気に入ってしまったから。

ただ、このDVDはCDと比較すると気合が感じられなくて音や画像のクオリティーは高くありません。音楽ライブDVDのくせに単なるステレオPCMだし、クオリティー面でここで書くのをためらったくらいです。
でも、選曲が良いのですよ、選曲が。CDに収録されていた曲全てに加え、オフコースの「生まれ来る子供たちのために」とか斉藤和義の「歌うたいのバラッド」とか名曲がズラリ。

日本のポップス業界はいつから心にしみる歌を作れなくなったのでしょうね。当たり前のように殺人事件の報道がされる世の中に関係してるのかな…と少し悲しくなりました。

お気に入り度:★★★

2004年 年間チャート発表

2004年12月27日 08時40分50秒 | 音楽ソフト
ORICONがつい5日前に2004年のシングル・アルバムの年間ランキングを発表しました。
もちろんこれは、洋楽・ジャズ・クラシック等全ての音楽ジャンルを含めての売り上げです。J-POPばっかりでツマランなどと言ってはいけません。この数値は音楽業界の勢いを現すもので、ソフトなしにしては成立し得ないオーディオ業界にも当然影響してくるのです。

映画でも本でも音楽でも構いません。呼び起こされる感情が歓喜でも悲哀でも、あるいは恐怖でも構いません。とにかく私は心臓をガッと鷲掴みするような内容のものが好きなのです。

この理由で、音楽ジャンルにおいて私はJ-POPが大好きです。ジャズやクラシックや(瞬時に翻訳できない)洋楽では今ひとつ感情の揺れが少ないんです。

ただ、J-POPの良いソフトは80年代の後半をピークにして随分と減ってしまいました。音質に関しては言うまでもなく、平均的には退化しているとさえ言えると思います。非常に残念です。

毎日のように通う書店やコンビニ、またTVで歌はひっきりなしに流れていました。ただ、この1年において、そんな数多の歌の中で、ハッと興味を惹かれた曲はただ1曲だけでした。

と、いうわけで私のSONG OF THE YEARは”bank band 「糸」”です。シンプルでオーソドックスな歌の良さというところでしょうか。

最後にランキングですが、特に共感を覚える曲はなし。平井賢のTOP曲は「セカチュー」の主題歌としては少し物足りない印象があるので、去年の「世界で一つだけの花」みたいに”好みじゃないけど売れてもいっかー”的受容も個人的には難しいです。

「ヨーヨーマ・プレイズ・エンニオモリコーネ」

2004年11月16日 00時01分37秒 | 音楽ソフト
チェロの名手ヨー・ヨー・マがエンニオ・モリコーネの名曲を演奏するというこのCD。タワーレコードではクラシック部門の売り上げNO.1でした。「ニューシネマパラダイス」や「ミッション」はまぁ王道として、「アンタッチャブル」の隠れた名曲「死のテーマ」が入っていたのは嬉しかったです。
しかし、どうも私にはヨー・ヨー・マさんの演奏にグッとくるものがないんです。なんだかBGM的に聴こえてしまうんですよね。録音的にも普通で、トータルとしてはあまり特徴のないソフトと感じました。

お気に入り度:★★

「沿志奏逢」 BankBand

2004年11月13日 00時01分41秒 | 音楽ソフト
一番分かりやすく表現するならば、「ミスチル桜井が唄うJ-POPの名曲集」なんですけれど、それだけだと説明が弱いかもしれません。

BankBandというのは「ap bank」という非営利銀行の維持のために設けられたバンドらしいです。

”「ap bank」は、普通の銀行ではありません。櫻井和寿、小林武史、坂本龍一の3人が拠出した資金を、自然エネルギー、省エネルギー、環境に関するさまざまなプロジェクトに融資する機関です。金利は1%、運営資金も自分たちで拠出する非営利組織です。”

上記のHPにはこのようにあります。つまり、このアルバムの選曲コンセプトには「ap bank」の考え方が反映されているというわけです。

まぁ、ともかくこのアルバムは凄いです。

桜井和寿の歌唱力をフルに生かしたアコースティックサウンドなのですが、選曲も演奏も素晴らしい。録音さえも日本のポップスの平均を明らかに上回る素晴らしい内容で、明るく爽やか。鮮度や透明感も良好でオーディオチェックとしても十分使えます。

1曲目の「僕たちの将来」でいきなり度肝を抜かれます。中島みゆきのターニングポイントとなるアルバム「はじめまして」からの選曲なのですが、よくもまぁこんな地味な曲を引っ張り出してきたなぁと感心しました。
この曲に限らず、全曲味があり楽しめます。隠しトラックもあり、これもまた昔よく聴いた浜田省吾の歌だったりして…

ちなみに私、ミスチルの特にファンというわけではないのですが…
多分、私にとって2004年度J-POPの、というか今年購入した全ての音楽CDのナンバーワンはこの「沿志奏逢」に間違いないでしょう。

しかしこれ、何て読むんでしょうね?とよくよく解説読んでみたら…

相思相愛でした。

お気に入り度:★★★★★

「SEVEN」綾戸智絵

2004年11月11日 22時29分12秒 | 音楽ソフト
綾戸智絵のCDもいつの間にか手持ちが6枚になってしまいました。

さてこの最新アルバム、11月15日発売だそうですが発売前に職場の(自称)お姉さんから、運良く借りることができました。というのも先日ライブに出かけたそうで、その会場で先行発売されたそうなんです。
最近の綾戸氏の例にもれず、SACDとのHybrid版です。

私、Jazz録音の好みとしては少しだけライブの方がいいんです。狭いスタジオのような思い切りデッドでもなく、かといってコンサートホールのようなライブでもなく、言うなればライブハウスという語感で想像できるような、そんな広さの響きです。

このアルバムは思い切りデッド。潤いの少ない乾いた質感が私には少し辛かったです。かといって「Life」や「To You」のようなハイファイでもないし。

買うのは控えようかな?という印象です。
ちなみに私はアルバム「LIVE」の1枚目が音でも内容でも1番好きです。

お気に入り度:★★★

「サウンド・オブ・ミュージック」サントラ

2004年10月27日 08時04分29秒 | 音楽ソフト
オーディオを趣味としていると、必ずソフトの問題に向き合うことになります。
それは、質の悪い録音に対する再生の考え方です。

A.悪い録音は悪い音で再生する。
B.悪い録音でも聞きやすく再生する。

オーディオという趣味において、各自の考え方は自由です。人それぞれにおいて再生の
考え方があるからこそオーディオは面白いのです。

録音も再生も不十分であるからこそ、オーディオという趣味が成り立っている。完璧であれば
この趣味は消滅してしまうでしょう。

というわけで、「サウンド・オブ・ミュージック」のサウンドトラック。私の記憶が確かならば日本で初のミリオンセラーアルバムです。

タイトルチューンは言わずもがな、収録曲の殆ど全てが名曲であり、ただの一曲も耳にしたことがないなんていう成人はまず存在しないと言っても過言ではないでしょう。

私はこのアルバムが大好きです。ただし…音質が悪い。

内容が良いCDを、音質が理由で聴けないなんて、それはあまりにも悲しすぎる。そんなCDは世の中に沢山ありますから(ただ、CCCDは考え方が嫌いです)。そこで楽しみ方を限定するのは面白くないのです。

音にこだわっていないわけではありません。そこはやはりオーディオマニアの端くれ。私の好きな、全てのソースをいい音で聴きたい。

前述のタイプで分けるなら私は明らかにBタイプ。「いい録音はいい音で、悪い録音はそれなりに」これが私の再生音のテーマであります。

そのために、”すべての山を登る”覚悟で行きたい。というのは冗談…

お気に入り度:★★★★★

「IL SOGNO」ELVIS COSTELLO

2004年10月25日 14時20分38秒 | 音楽ソフト
久々にタワーレコードに行き、色々試聴した末数枚購入してきました。私はジャケ買いができない人間なので特にクラシック部門も試聴できるCD店は非常に重宝します。

さて、エルビス・コステロ作曲の「IL SOGNO」というバレエ音楽です。もちろんコステロはロック出身ですから、このアルバムは異色中の異色。ただ、以前オッターと競演した「For The Stars」(これは内容も録音も優秀)というアルバムを同じグラモフォンから出していますし、クラシック音楽への傾倒はそれほど不思議ではありません。

バレエ音楽だけあって非常に色彩豊かで楽しい曲が並んでいる印象です。コテコテのクラシックぽい曲もあればジャズの香りのする曲もあり、難解な現代音楽風の曲もあります。
さらにこのアルバム、録音が良いです。12曲目「Puck2」のホールの空気感や23曲目「The Play」のグランカッサの迫力等は、オーディオチェックとして十分に使えると思います。

お気に入り度:★★★