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Xenos Audio

オーディオと音楽について

北斗のささやき

2004年10月18日 22時11分50秒 | 音楽ソフト
前号だか前々号だか忘れましたが、stereosound誌の優秀録音に載っていたこのCD、試しに買ってみました。ノルウェー放送管弦楽団で、サブタイトルが”北欧音楽小品集”とあります。いかにもXENONに合いそう。

で、期待を膨らませて聴いてみたのですが、よくホテルの朝のバイキングでBGMに流れていそうな曲ばかり。音的には奥行き感と暖かみがあるのですが、なんとなく細部が見えにくくて、若干退屈でした。

お気に入り度:★★

DESPERADO

2004年10月13日 06時15分59秒 | 音楽ソフト
CDがソースの主流になってからアルバムの最初から最後まで通して聴くことなんて滅多になくなりました。お気に入りの曲を数曲聴いて、すぐ別のCDにという具合に次々と渡り歩くものですから、ちょっと集中して聴こうとしたら、プレイヤーの周辺にすぐにケースの山ができてしまいます。

そんな聴き方ですから、CDを購入するときは「このディスクにただ1曲だけでも、お気に入りがあればいい。」と私は切に願います。

女性ボーカル好き限定ですが、「DESPERADO」サウンドトラックの12曲目「Quedate Aqui」は素晴らしいです。このアルバム、曲ごとに演奏者が異なり、この12曲目はSALMA HAYEKさんという非常に美しい方が唄っています。

ボーカル一本、心地よいエコーを載せて、唇の音が聞こえる位のオンマイクでHAYEKさんが甘く甘く唄います。スピーカー上方に声が定位するので非常に気持ちいいです。

他のトラックもオーディオ的に面白い音が入っていて楽しめると思います。思いっきり”ラテン”してますが。

お気に入り度:★★★★


オーディオベーシックの付録CD

2004年10月10日 05時42分18秒 | 音楽ソフト
最近はオーディオ雑誌にCDが添付されることが増えて、これは非常に喜ばしいことですね。
中でも今回のオーディオベーシックの付録”ハルモニアムンディ 2004秋傑作選”は非常に良いです。

HMというのは私にとって長岡鉄男氏の影響か古楽の優秀録音のイメージが強いです(例のパニアグワとか)。でも、ごく普通のクラシックもあります。

このCDはバリエーション豊かで曲もきちんと収録されており、そのままCDショップに置いてもいいくらい。私のように普通のクラシックじゃ眠くなる方にもオススメです。

私としては、6の斬新さとか10の朗々とした響きとかがお気に入りですが、なんと言っても22のリュートの音色が最高で、即購入を決めました。

お気に入り度:★★★★

王のパヴァーヌ-信長公ご所望の南蛮音楽

2004年10月07日 00時51分01秒 | 音楽ソフト
記念すべきソフト第一弾は、つい半日前に購入した古楽もの。
”織田信長に捧げられた音楽を予測し再現”という面白いコンセプトです。

最近のCDショップでは、結構いろんなディスクを試聴できるのでジャケ買いのできない私などは結構助かります。このCDはそのような試聴で気に入って買いました。

ショップに置いてあるヘッドフォンの試聴機の音質はお世辞にも良いとは言えないのですが、酷いなりに”相対的に”音質がわかるんですよね。

このCDの冒頭の曲の太鼓(何ていうんだろう?)の量感と奥行き感に惹かれました。

自宅に持ち帰りざっと聴いてみると、若干くすんだ感じがあるものの、立体感が優れた録音であることがわかります。18曲目「喜びをあなたにさしあげましょう」が素晴らしいです。スピーカー後方2メートルあたりに心地よい量感と適度な締りのある太鼓がポッと浮かびます。

曲も神聖な雰囲気のものから踊り出したくなるような楽しいものまでバリエーション豊かです。

録音はワンポイントマイク、ハードディスクよりダイレクトカッティングだそうです。

お気に入り度:★★★★