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オーディオと音楽について

「サウンド・オブ・ミュージック」サントラ

2004年10月27日 08時04分29秒 | 音楽ソフト
オーディオを趣味としていると、必ずソフトの問題に向き合うことになります。
それは、質の悪い録音に対する再生の考え方です。

A.悪い録音は悪い音で再生する。
B.悪い録音でも聞きやすく再生する。

オーディオという趣味において、各自の考え方は自由です。人それぞれにおいて再生の
考え方があるからこそオーディオは面白いのです。

録音も再生も不十分であるからこそ、オーディオという趣味が成り立っている。完璧であれば
この趣味は消滅してしまうでしょう。

というわけで、「サウンド・オブ・ミュージック」のサウンドトラック。私の記憶が確かならば日本で初のミリオンセラーアルバムです。

タイトルチューンは言わずもがな、収録曲の殆ど全てが名曲であり、ただの一曲も耳にしたことがないなんていう成人はまず存在しないと言っても過言ではないでしょう。

私はこのアルバムが大好きです。ただし…音質が悪い。

内容が良いCDを、音質が理由で聴けないなんて、それはあまりにも悲しすぎる。そんなCDは世の中に沢山ありますから(ただ、CCCDは考え方が嫌いです)。そこで楽しみ方を限定するのは面白くないのです。

音にこだわっていないわけではありません。そこはやはりオーディオマニアの端くれ。私の好きな、全てのソースをいい音で聴きたい。

前述のタイプで分けるなら私は明らかにBタイプ。「いい録音はいい音で、悪い録音はそれなりに」これが私の再生音のテーマであります。

そのために、”すべての山を登る”覚悟で行きたい。というのは冗談…

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