インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

働く事例が「横浜市広報動画」にアップされています!

2005年01月25日 | 記事
横浜市役所のWEBに、広報動画というコーナーがあって、
市内の施策や活動をわかりやすく動画でまとめてあるのですが、
その最新号に、知的障害のある方々の働く事例が掲載されました。
第8話「ここが働く場所」です。舞台はファンケルさんの特例子会社ファンケルスマイルさん。
動画作成にあたっては、僕も協力しています。
ちょっと感動モノです。ご覧ください!
http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/kouhou/movie/enter.html


「車いすで解雇」は有効か?

2005年01月25日 | 記事
<05年01月20日付毎日新聞>
元 横浜市保健会歯科衛生士訴訟
車いすでの仕事は無理などとして、横浜市学校保健会から解雇された同市青葉区の歯科衛生士、徳見康子さん(57)が解雇無効などを求めた訴訟の控訴審で、東京高裁は19日、有効とした1審・横浜地裁判決(04年2月)を支持し、控訴を棄却した。徳見さんは「就労環境の整備などを進めれば就労は可能」と主張したが、根本真裁判長は「障害者に対する使用者の配慮義務を超えた人的、経済的負担を求めていると評価するしかない」と判断した。
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僕は市役所で、身障者の職員採用試験を担当していたことがありましたが、
実際、市役所でも、福祉としてやっている雰囲気があり、
もっと、「できる」「能力がある」ことをアピールしなきゃならんなと思っていました。

この判決にも、司法の時代錯誤を感じます。
こんなこと言ってたら、障害者は社会のお荷物なんて考えのままです。
それとも訴えた相手が間違ってたのか?
いずれにしても、社会が障害を取り除く義務があることを無視した、軽薄な判断に思えて仕方がありません。