インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

横浜青年会議所の経済人会議に参加

2005年09月14日 | 記事
09月02日、横浜青年会議所(JC)の主催で、第19回横浜経済人会議が開催。

横浜JCさんは、政策を政治家頼みにしない、自ら作るんだ!という気概をもち、このたび、マニフェストを作られた。
そのマニフェストについての分科会に、一パネリストとして参加。

障害者就労のプロモーションをやっている僕がなぜ呼ばれたのか。
それは、僕が横浜市の職員提案制度に応募してその仕事をしている、つまり自ら仕事を考えて自らしていることと、雇用などの面で共生社会に企業が果たしうる役割について話をしてほしい、ということだったと理解している。

このイベントで、JCの方とお話をし、改めて、企業の視点に立ったニーズを考えることが重要であることを認識。
横浜市では、企業から仕事を受注し、作業所との橋渡しをしているが、その宣伝・営業方法についても教えられた。

同じパネリストとして、日本理化学工業の大山社長も来られていた。障害者を雇用している企業としては伝説的とも言える企業だ。
案の定、社長の語りは壮絶だった。重みが違う。改めてお話をうかがいたい。

その他にもパネリストとして、横浜市大の学生さんも参加していた。
ゼミの指導教授である齋藤さんによると、一般にCSR(企業の社会的責任)というと、東京の、大企業を想定している、だから、横浜の中小企業に合った「横浜版CSR」を考えるべきだと思ったというのだ。
そこに、共生の視点をより具体的に入れることができれば、と思う。

横浜JCの方も、「横浜を、ああ住んでよかったという地域にしたい。そこで、たとえば、障害のある方々が働きやすい地域というのがその具体例になるのでは」とおっしゃる。
それだけでなく、地域に貢献できる企業の基準、すなわち横浜スタンダードを作りたいと言う。
僕は身分は公務員であるが、思いと行動を共有させていただきたいなと考えている。

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