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障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

映画「おくりびと」

2009年04月30日 | 記事
去年の12月のことになるが、ハワイに行く飛行機で
映画「おくりびと」を見た。
その後、この映画が各賞を受賞し国際的にも認められているのは
周知のことと思う。

映画を見てから2カ月たたないうちに、祖父が亡くなったことで、
映画の印象が強く残るようになった。

それは、死への尊厳と、
これに関わる人の誇りである。

人は死んでも、生き残った人が信じる限り、
心の中に生き続ける。
安らかに生き続けてほしいからこそ、
死の儀式を厳かに行うのだと思う。

映画には、納棺師への差別を描くシーンがあるが、
死の儀式に関わる人は厳かなのである。

さて、自分が勤める松風学園の利用者に、
亡くなった親の生前のことを今も鮮やかに覚えている方がいる。
そのことで泣いたり、悲しみを訴えてきたりするのだが、
疎かにはできないな、と思う。

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