映画くちづけを見た。登場人物はみな魅力的で大いに楽しんだし、泣かされた。知的障害がある人の地域生活、親子の愛がテーマであり、前者については社会性が高く、後者については感動的なストーリー。だが、障害福祉に携わる者にとっては複雑で、怒りと失望を感じざるを得なかった。
映画くちづけ。親が本人の年金を使い込み家賃を払わないためグループホーム退去、医師一家がホームを経営、理解のある警官、そしてラストの展開。総じて福祉が働いていない。映画中で役所の福祉課が言及されるが、どこか他人事の位置づけ。これあり得ない!と思う反面、現実にはあり得るな、とも。
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