インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

2006年を振り返って

2006年12月31日 | 記事
あと数時間で2007年。ここで2006年を振り返ってみたい。

1月に開催したシンポジウムをきっかけに、
市が補助している就労援助センターとの連携が強まった。
これには、同僚のソーシャルワーカーが長年築き上げてきた
信頼関係によるところが大きい。
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5月には、横浜市の建物の一部を企業に有償でお貸しし、
数十人の障害者雇用事業所が設立された。
これはこの1年で最も大きい出来事であり、
(障害)福祉行政にとってもコペルニクス的転回だと思う。
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7月には、厚労省の職業能力開発プロモート事業の委託を受け、
横浜市障害者就労支援検討会議を立ち上げた。
これは、有識者を集めて施策を検討する審議会とは違い、
当事者や企業、NPOの方にも集まっていただき、意見交換する。
これにより、地域連携の考えを実行に移すための基盤ができた。
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8月には、障害のある方の自立を、結婚・育児という面で取上げる
番組の放送があり、その企画に携わった。
従来のように、頑張って働いていてる様子を撮影するのではなく、
愛するパートナーや子ども、周囲の支える人を取上げることで、
行政としては画期的な番組を作ることが出来た。
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同じく8月には、社会起業家ワークショップにて事業プレゼンをした。
自分の事業計画の出来栄えははっきり言って不十分だったが、
ある資源をどう活用して事業を回して利益(お金ではなくとも)を生むか
という考え方が身についた気がする。
志の高い受講者たちと知り合えたのも大きな収穫だ。
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10月には、知的障害のある方向けの生涯学習講座がはじまった。
これは市の社会福祉協議会の主催であるが、
障害のある方が支援の対象ではなく
自ら考え行動する主体として参加する場を応援していきたい。
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11月には、公有建物をNPOなどに無償提供し
障害のある方が働く喫茶店を運営していただくとう事業で、
初めて運営主体として企業が選定された。
これも5月の事業所設立と同様、非常に大きな転換点となるだろう。
全国で同様の取組みをする自治体にも影響があるだろう。
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12月には、知的障害のある方々の社員旅行に同行して
大好きな韓国に行ったことが印象に残っている。
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また、人前で話す機会も多く与えられた。

3月には県社協の福祉施設向け研修、
(ジョブコーチネットワークのセミナーでもパネル展示した)
7月にはFM横浜にて簡単に事業説明、
8月の地方自治体トップマネジメント特別集会、
9月は栄区職員の人権研修、11月は特別区職員研修、
12月は養護学校主催のフォーラム、ハマリバ収穫祭。
『ガバナンス』という雑誌にも取上げていただいた。

拙い話で、毎回顔から火が出ているが、大きな宣伝になるので
今後も恥を顧みずお話をしにうかがいたい。

印象に残っているできごとはまだ多くある。
また、今は印象に残っていなくても、
後々になって大きな意味を持つ事件があったかもしれない。

いずれにしても、いろんな人たちと、単なるつながりから連携相手となって
一緒に仕事をし、社会をよくしようと努力してきた。
来年もこの姿勢を続けていきたい。来年はどんな連携ができるか楽しみだ。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こちらこそ (江原)
2006-12-31 22:46:07
お世話になりました。
今回の記事には書きませんでしたが、
皆さんの頑張りは忘れません。
来年もよろしく!
返信する
今年もお世話になりました、来年もよろしくお願いします。 (おおぐち工房)
2006-12-31 22:31:14
今年もほんとお世話になりましたm(__)m

みんなもたのしくお祭り、バザー参加できました。

みんなもイベントのたびに江原さん来るの~?と言っています(^^♪

来年もよろしくお願いします。
返信する

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