インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

職員との面談

2008年12月08日 | 記事
12月上旬、人事異動や人事考課を控え、
職員と面談を行っている。

どの職員も、職場や仕事を愛している様子がうかがえる。
もちろん、私相手に消極的なことを言いづらいかもしれないが、
普段から雑談をしていてもその印象は変わらない。

また、単に仕事が好きなのではなく、優秀に仕事をするし、
何より助け合いの精神が素晴らしいのである。

この風土は伸ばしていきたいし、
他の職場にも伝えられないものかと思う。

施設見学

2008年12月08日 | 記事
12月某日、青葉区にある施設青葉メゾンを訪問。
いわゆる入所施設だが、
それ以外にも日中活動の場としての分場や、
相談室、自立生活アシスタントの事務所、
障害児支援事業所、グループホームなどが周辺に点在している。

ケアプラザも運営していたり、
また地域の人向けの講座を開いたりと、
地域に還元する努力も行っている。

分場で作っているパンはそこで販売するだけでなく、
幼稚園など地域にも卸しているとのこと。

また、地元自治会や住民とのコミュニケーションにも
非常に気を使っており、
今度、お祭りを合同でやるとのこと。
ここまで来るのに大変な尽力があったようだ。

入居スペースのほうもいくつかの個室が
まとまったユニット方式であり、
部屋の中は入居者の個性が豊かに表現されていた。

松風でもいろいろ学べると思う。

シンポジウム

2008年12月08日 | 記事
12月4日、入所施設待機者調査を受けたシンポジウムの第3回が
新横浜のラポールにて開催された。

ちなみに第1回では調査の報告がなされ、
待機者には、情報が不足していること、
相談相手がいないこと、という話があった。

第2回では入所施設に代わるものとしてグループホーム
(もちろん代替という意味ではない)
の紹介がされた。

今回は成年後見の紹介だった。
千葉でPACガーディアンズという取り組みをしている
弁護士でもある方から説明。
その後のパネルディスカッションでは、
親の会の方が、上記の弁護士を昨年お呼びしたときの講演を
冊子にまとめたと紹介。

その冊子は資料として配布されたのだが、
これが非常にわかりやすい。
自分が勤める松風の職員にもぜひ読ませたいと思った。

また、パネルでは、横浜市の後見的支援条例も紹介された。
聴講者たちはほとんどが知らないという反応だった。
この条例は平成13年度に鳴り物入りで作られたもの。
これが生かされていないのは残念。
もし時代環境に合っていないのなら合わせなくては。

さらにこの条例に関し、緊急窓口として、
松風も挙げられている。
そのことを松風の職員がどれだけ知っているか。
こちらは自分が取り組む課題だ。