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障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

区役所で実習!

2006年02月03日 | 記事
お前は仕事をしないから、現場で頭を冷やせ!と言われたわけではなく、
横浜市役所の福祉局という部署で、
市民サービス最前線である区役所に職員を送り、
実習として学ぼうという試みを始めたので、
区役所での業務経験がなかった僕は手を挙げて、
都筑区役所の障害者支援担当というところで3日間の実習を行った。

とはいえ、当然3日で一人前の仕事ができるはずもなく、
みんなの仕事のお手伝いをしたりしただけなのだが、
学ぶことは少なくなかった。

局というところにいると、縦割り感覚で考えがちだが、
区では、市民のとのやりとりが最優先なので、
職員の役割分担が柔軟である。
(というか臨機応変にやらないとたいへんな事態になる)

また、局からの情報伝達は忙殺される可能性があるので、
一方的にただ投げておいて、聞き入られないのを怒るのではなく、
伝え方を工夫して理解してもらわないといけない。
早速区の職員の立場に立ったマニュアルなどを作る必要を感じた。

そして何といっても市民の深い情報をたくさんもっているので
これを利用しない手はない。
重要なステークホルダーとして事業に組み入れることを考えたい。

これから予算の配分や決定権が区にどんどん移れば、
地域性を反映させてオリジナルな事業がどんどん出てくるだろう。
非常に魅力ある職場になるはずだ。