雑感記

乗馬の練習&日々の雑感記

915鞍目 ボルドニュイ

2006年10月15日 21時18分17秒 | 乗馬
今日の相棒はボルドニュイです。
この子はチョッと苦手です。
何せ口が強いし、外馬なので微妙に色々違う。
今日の騎乗は完敗でした

最初は手綱を長くして、顎を下げさせてあげるように・・・とは前回の指摘。
それを踏まえて最初のうちは(フラットワークでは)、手綱を長くして顎を下げさせるように意識を。
充分に歩かせたあたりで多少手綱を詰めます。
10分くらい輪乗りやらで、体を解してフラットワーク終了。
多少体も収縮させられたかしら?いえ、この子の体の纏まりがないままレッスンになってしまいました。

今日の内容は左右の手前で速歩輪乗り⇒駈歩発進です。
輪乗り上で内方姿勢を要求してから、それぞれの駈歩の練習でした。

まずは右手前から。
右手前での速歩輪乗り・・・内方姿勢を要求。
各馬の姿勢が纏まった頃を見計らって、駈歩発進の号令。
右駈歩は左駈歩に比べて乗り役が苦手意識がそれほどないので、内方姿勢から駈歩発進まで無難に。
でもクチが強くて手が痛い!
しばらくして、指導員さんから拳を前に出すようにとの指示が。
具体的には、私の拳は駈歩のときにガッチリと固定してしまっているので、馬の口の動きに随伴して多少拳を前後に動かすように・・・とのこと。
指示通りにすると、多少拳の痛みもなくなりました。
指摘どおり、私はガッチリと持ちすぎているようです。


左駈歩。
・・・壊滅でした。
クチの強さを抜くこともできず、拳が散々痛くなりました。
拳を前に出して馬の動きに随伴させると、手綱が伸びてしまい・・・
また、内方姿勢の駈歩の最中は左腕を開くことができない私のクセが再発。
バタバタした駈歩のまま何がしかの成果を見出せないまま、左駈歩も終了・・・★



でも騎乗後に指導員さんを捕まえてコメントを頂戴したら、色々示唆されました。
まず、
①左腕。
左駈歩輪乗りのときは輪線上の動きになりますから、左肘を開いて、多少開手綱にしますよね?
その左肘が私は全く動かないのです。
これは前々から指摘はされていたのですが・・・
最近指摘されなくなっていた左肘の硬さがなぜ?それは後述する②と関係ありのようです。

②腕をロックしてしまう
最近馬を纏めようと練習しています。
馬を纏めるために、腕(拳)の力に頼っている・・・
私は拳を強く握ると肘・腕が全く動かなくなってしまうとの指摘。
確かに確認すると拳を握ると肘が全く動かなくなる・・・それも左肘が顕著。
今日は拳を握ってしまったために左肘が開くことができず、姿勢が悪くなってしまったようです。


③腕と手首、拳の力をバラバラに使えるようにする
私は上述のように左拳に力を入れると、手首・肘・腕が全体的にロックされてしまいます(腕全体を動かせなくなってしまう)。
・腕に力を入れていても拳の握りの強弱を自由にできるようにする
・拳を握っても、肘や腕は自由に使えるようにする
・・・ということは、各パーツパーツをバラバラに使えるようにする!(これを直すのは数年がかりか??)

④手首が曲がる
私は左駈歩のとき、左肘がロックされて動かなくなっているので(開き手綱にできないので)、それをごまかそうと手首が不必要に曲がっているらしい。
右手首はそれがないらしいので、左だけの問題。

⑤左拳が下がる
④の延長ですが、左肘が開かないのでそれをごまかそうと、左拳がダンダン下がっていってしまい、自分の状態の姿勢もそれにつられて左に傾いていってしまっているらしい。

⑥左駈歩のとき鞭を馬の腰につけるように
⑤の延長として、左拳が下がってしまうので、それを矯正するためには馬の腰に調鞭をつけるように意識すること。

⑦拳を前に送ってあげる
拳をロックしてしまうと馬は前に進めないので苦しくなる。
前がロックされて苦しいから、必然的に扶助をどんなに出しても対して前に進まない。
つまりは馬の重さ(の一端)は私が作り出しているということ!!
拳を前に出してあげることで、馬の重さを抜いてあげる。
ひいては拳を前に出してあげることで、手綱にぶら下がらなくなる・・・らしい。



・・・左駈歩のときの姿勢の悪さを再認識しました。
余りに指摘されまくったので、ゲップがでますね♪
たくさんの宿題が出たので、数年かけてクリアを目指します